重油価格上昇による原材料・業績リスク
FY2016に初出。22回の記載のうち16回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018-Q3。直近の記載は2026-10-23。
東海染工がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。167社中122社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに36社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「国内では、雇用・所得環境の改善により個人消費は緩やかに回復している一方で、各国の通商政策や為替相場の動向、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格や物流費の高騰が懸念され、先行きは不透明な状況となっております。」
中東情勢の緊迫化を背景にエネルギー価格・物流費の高騰懸念が加わり、コスト環境の不透明感が続いている。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「度重なる原材料及びエネルギーコスト上昇分の価格転嫁による加工料金値上げを要請するも、未だ、コスト上昇分に見合った加工料金値上げが実施されていない状況にあり」
原材料・エネルギーコストの上昇が続くなか、加工料金の値上げを要請してもコスト上昇分に見合う価格転嫁が実施されていない状況が続いている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「国内染色加工事業では、原材料・エネルギー価格が高止まりするなか、加工料金の継続的な値上げや、設備の改善・改良、工程合理化、薬剤使用量削減などのコストダウン活動に注力しました。」
原材料・エネルギー価格の高止まりが続き、継続的な加工料金値上げや設備改善、工程合理化、薬剤使用量削減を要するコスト環境となっている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当社グループの主力である染色加工事業は、木屑チップをエネルギー源とするバイオマスボイラーを主力の動力源としており重油依存比率は低いものの、木屑チップ価格は値上がり傾向にあります。」
重油依存比率は低いとしつつ、木屑チップ価格の値上がり傾向を新たなコスト上昇要因として記載している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「品目によっては購入価格が前年比2倍となるなど、価格の急騰にコスト削減が追い付かない状況が続いております。」
一部品目の購入価格が前年比2倍となるなど、原材料価格高騰による収益圧迫リスクが数値を伴って深刻化している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、地政学的リスクによる原材料・エネルギー価格などの物価高騰やサプライチェーンの混乱に加え、急速な円安の進行に伴うインフレ圧力の強まりにより、引き続き厳しい状況で推移しました。」
原材料・エネルギー価格の高騰に加え、地政学的リスク、サプライチェーンの混乱、急速な円安がコスト環境の悪化要因として示された。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、長期化するロシア・ウクライナ情勢に伴う原材料・エネルギー価格の世界的な高騰に加え、急激な円安の進行による物価上昇などの影響により、依然として厳しい状況で推移しました。」
ロシア・ウクライナ情勢を背景とする原材料・エネルギー価格の世界的高騰に、急激な円安による物価上昇が加わり、コスト環境の厳しさが続いている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染防止対策につきましては、行動制限の緩和や感染対策見直しの動きが進んでおりますが、世界的な原油・原材料価格の高騰に加え、ロシアによるウクライナ侵攻の影響もありエネルギー価格は更に上昇しており、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
世界的な原油・原材料価格の高騰に加え、ロシアによるウクライナ侵攻の影響でエネルギー価格がさらに上昇し、コスト上昇リスクが深刻化した。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスワクチン接種の進展に伴い、活動制限の緩和や企業の投資・生産活動など、経済活動の再開・回復への期待が高まったものの、世界的な原油価格・原材料価格の急騰、オミクロン株の感染拡大、および、国内感染拡大第6波への懸念から、先行き不透明な状況が続いております。」
従来の原材料・エネルギーコスト上昇リスクについて、世界的な原油価格・原材料価格の急騰として外部環境の悪化が強く示された。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社グループの主力である染色加工事業は、木屑チップをエネルギー源とするバイオマスボイラーを主力の動力源としており重油依存比率は低いものの、木屑チップ価格は値上がり傾向にあります。また、重油価格が高騰した場合、関連する原材料の調達価格に大きな影響を与えます。加えて、染料・薬品など海外からの輸入品依存度も高くなっており、環境規制・輸出入規制、災害・事故などにより需給バランスが崩れた場合、原材料の調達価格に影響を与える可能性があります。」
重油依存は低いとしつつも木屑チップ価格が上昇傾向となり、染料・薬品の輸入依存、環境規制・輸出入規制・災害・事故による調達リスクも明示された。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「中国の染料工場の爆発事故や環境規制による原材料価格の高騰に加え、人材不足に伴う物流費などの製造コスト増加により、厳しい事業運営が続いております。」
中国の染料工場事故・環境規制、物流費上昇などによる製造コスト増加と収益圧迫が継続している。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「染料は中国における染料工場の爆発事故や環境規制の影響により価格の高騰が続き、収益を圧迫する厳しい状況が続いております。」
中国の染料工場爆発事故や環境規制を背景とする染料価格高騰と収益圧迫が継続している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「染色加工業界におきましては、苛性ソーダなどの基礎薬品価格の高止まりに加えて、染料価格や物流コストの上昇が収益を圧迫する厳しい状況が続いております。とりわけ染料は中国における環境規制強化に加え、3月に発生した同国原料工場の爆発事故の影響もあり、大幅に価格が上昇しコストアップに拍車が掛かっております。」
基礎薬品・染料・物流コストの上昇が続き、中国の環境規制強化と原料工場の爆発事故により染料価格の上昇が一段と進んだ。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「加工料金への転嫁を含めた取引条件の適正化に努めましたが、上昇し続ける費用に対し当期においては、全てのコストアップを吸収するまでには至りませんでした。」
原材料・燃料等のコスト上昇を価格転嫁や原価低減で全て吸収できず、収益圧迫として当期実績に現れた。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「染色加工業界におきましては、製造コストの急激な上昇が収益を圧迫する厳しい環境が続いております。苛性ソーダなどの基礎薬品価格の高止まりや中国での環境規制の影響により染料価格の大幅な値上げが世界規模で繰り返されるなど、原材料費は全面的に高騰し続けております。」
製造コスト上昇が急激かつ継続的となり、基礎薬品・染料価格の高騰に中国の環境規制の影響も加わって、原材料コストリスクが深刻化している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「一方、染色加工業界におきましては、苛性ソーダを中心とした基礎薬品の大幅値上げ、染料価格の急騰など、製造コストは著しく上昇しており、国内では、運賃および保管料の値上げや重油・ガス・電気代の高騰も重なり、深刻な状況が続いております。」
基礎薬品・染料の値上げに加え、運賃、保管料、重油・ガス・電気代の上昇が重なり、製造コスト上昇が深刻な状況として記載されている。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「染色加工業界におきましては、国内では、苛性ソーダを中心とした薬品の大幅値上げ、染料価格の高騰および人手不足に起因する運賃の値上げが深刻な状況となっております。海外においても、染料・薬品価格の高騰、人件費の上昇により、生産コストが増加しております。」
国内外で薬品・染料価格や人件費が上昇し、生産コストが増加していると記載しており、原材料・コスト上昇リスクが深刻化している。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「原油高など原材料コスト増を最終価格に転嫁できておらず、景気は緩やかに回復しつつも、デフレ脱却には未だ道半ばの状態にあります。」
原油高などによる原材料コスト増が発生し、最終価格への転嫁ができていない状況としてリスクが顕在化している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループの主力である染色加工事業は、エネルギー多消費型産業である為、重油価格の高騰は染料・加工薬剤をはじめとする原材料の調達価格に影響を与えます。」
重油価格の高騰が原材料調達価格と業績に影響するリスクを引き続き記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループの主力である染色加工事業は、エネルギー多消費型産業である為、重油価格の高騰は染料・加工薬剤をはじめとする原材料の調達価格に影響を与えます。」
エネルギー多消費型の染色加工事業において、重油高が原材料価格と業績に影響する可能性を示している。