公共投資・財政政策による受注量と単価の変動
FY2016に初出。37回の記載のうち12回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017-Q2。直近の記載は2026-08-06。
宮地エンジニアリンググループがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。31社中7社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに2社。
- 2026-08-06悪化決算
「主力である橋梁事業につきましても、ここ数年は10万t以上で推移していた鋼材重量ベースにおいて、今年度は過去最低の発注量となった前年度実績の9万6千tをさらに下回る見通しとなっております。」
鋼材重量ベースの発注量が、過去最低だった前年度実績をさらに下回る見通しとされた。 - FY2026悪化有価証券報告書
「新設関連の金額ベースで前連結会計年度実績(2,525億円)を大幅に下回る1,990億円(いずれも当社集計値)の発注となったうえ、ここ数年は10万t以上で推移していた鋼材重量ベースの発注量でも当連結会計年度は10万tを切り9万6千tとなりました。」
新設関連の発注量は金額ベースで1,990億円、鋼材重量ベースで9万6千トンとなり、前年度実績および近年の水準を下回った。次年度も新設1,800億円、保全1,950億円と低下見通しである。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当社グループの主力である橋梁事業におきましては、大規模更新・保全関連では1,900億円(当社推定値)と昨年度と同規模程度の発注量を見込んでいるものの、新設関連においては前年度比13%減となる2,200億円(当社推定値)と見込んでおります。また、同規模程度の発注規模を見込んでいる大規模更新・保全関連におきましても、既契約工事における大幅な追加予算が必要となったことなどの影響による新規契約工事の規模を縮小・先送りする動きは継続しており」
新設関連の予想発注規模が前年度比13%減の2,200億円となり、保全関連でも新規契約工事の縮小・先送りが続いていると説明された。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「一方、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業の今年度予想発注規模は、新設関連で2,500億円(当社推定値)と前年度と同規模程度の発注量(金額ベース)を予想しているものの、物価上昇の影響により、重量ベース(一般社団法人日本橋梁建設協会集計値)では低調であった前年同期をさらに下回るペースでの発注実績となっており、特に国土交通省の発注実績の減少が著しい状況となっています。また、大規模更新・保全関連の予想発注規模についても、予定されていた大規模案件の発注が来年度以降に繰り越しになった影響などを受け、期首に想定していた2,800億円から2,100億円(いずれも当社推定値)へと大幅に減少しております。」
新設関連は金額ベースで2,500億円を見込む一方、重量ベースの発注実績は前年同期をさらに下回り、国土交通省の発注減少も著しいと説明された。保全関連の予想発注規模も2,800億円から2,100億円へ減少し、発注量・発注時期のリスクが悪化した。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「そのような状況下において、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業の当年度内予想発注規模の見通しにつきましては、新設関連は第2四半期末時予想の2,700億円から2,750億円(いずれも当社推定値)と変わりはないものの、保全関連では第2四半期末時予想の2,900億円から2,500億円(いずれも当社推定値)となっており、全体としては減少が見込まれるものの、堅調に発注が続いている状況です。」
新設関連の見通しは2,750億円に引き上げられた一方、保全関連は2,900億円から2,500億円へ引き下げられ、全体として発注規模の減少が見込まれた。 - FY2024-Q2発注規模減少も発注進捗は回復有価証券報告書
「一方、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業の今年度予想発注規模は、新設関連で2,700億円、保全関連で2,900億円(いずれも当社推定値)とやや減少傾向にあるものの、十分な予算が確保されております。また、当第2四半期連結累計期間における総発注量は、契約ベースで33%程度、公告ベースでも55%程度と、遅れ気味ではあるものの昨年度を上回るペースで発注が進められている状況です。」
新設・保全の今年度予想発注規模はやや減少傾向とされた一方、予算は確保され、第2四半期累計の発注進捗は契約ベース33%、公告ベース55%で、遅れながらも昨年度を上回るペースとなった。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「ただし、当第1四半期連結累計期間における発注量(金額ベース)につきましては、前々年同期比半減以下、前年同期比でも15%減(いずれも当社集計値)となっており、全体的に発注時期が遅れ、年度後半の発注量が増えていく見込みとなっております。」
年間の発注規模は前年度・前々年度と同程度を見込む一方、第1四半期の発注量は前々年同期比で半減以下、前年同期比で15%減となり、発注時期の遅れが実際に発生した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「そのような状況下においても、当社グループの主力である橋梁事業につきましては、2023年度の発注見通しとして新設関連で2,800億円(当社推定値)、大規模更新・保全関連で3,200億円(当社推定値)と前年度と同規模程度の発注量が見込まれております。」
大規模更新・保全関連は3,200億円を見込む一方、新設関連の発注見通しは2,800億円となり、前年度の3,000億円程度から低下した。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業におきましても、新設関連で3,000億円、保全関連で3,200億円の今年度予想発注規模のうち、当第3四半期連結累計期間の総発注量は、契約ベースで60%以上、公告ベースでも80%以上となり、9月末時点の遅れを順調に取り戻しつつあります。」
新設・保全の今年度予想発注規模は底堅く、総発注量は契約ベース60%以上、公告ベース80%以上まで進み、前四半期時点の遅れを取り戻しつつあると説明された。発注時期のリスクは前四半期から弱まったが、遅れ自体は発生している。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業の今年度予想発注規模も、新設関連で3,200億円、保全関連で3,500億円と底堅く推移しておりますが、当第2四半期連結累計期間の総発注量は、契約ベースで30%程度、公告ベースでも50%程度と少し遅れ気味の状況です。」
新設・保全の年間予想発注規模は底堅い一方、当第2四半期累計の総発注量は契約ベース、公告ベースともに遅れ気味となり、発注時期・発注量の変動リスクが実際に現れた。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「当社グループの事業環境においては、国内の公共投資は底堅く推移しており、主力である橋梁事業では、新設橋梁の発注量は前年度比で増加の見通しであり、高速道路会社の大規模更新工事も高水準な発注が続くと考えています。」
国内公共投資が底堅く、新設橋梁の発注量が前年度比で増加する見通しとされ、大規模更新工事も高水準の発注が続くと説明された。発注量面のリスクは弱まる方向で記載された。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「公共投資は底堅く推移しておりますが、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業の当第3四半期連結累計期間の総発注量は、第2四半期実績よりも回復傾向にあり、前年同期実績を上回りました。」
公共投資は底堅く、橋梁事業の総発注量は第2四半期実績から回復傾向となり、前年同期実績も上回った。発注量面のリスクが弱い状態が継続している。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「公共投資は底堅く推移しておりますが、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業の当第2四半期連結累計期間の総発注量は、第1四半期実績よりも回復傾向にあり、前年同期実績を上回りました。」
橋梁事業の総発注量は第1四半期実績から回復傾向となり、前年同期実績も上回ったため、発注量面のリスクは前四半期より弱まった。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「公共投資は底堅く推移しておりますが、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業の当第1四半期連結累計期間の総発注量は、回復傾向にはあるものの、前年同期同様低調に推移しました。」
公共投資は底堅い一方、橋梁事業の総発注量は回復傾向にあるものの前年同期同様に低調とされ、発注量リスクの認識が継続した。 - FY2021再掲有価証券報告書
「公共投資は底堅く推移しておりますが、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業の今年度の総発注量は、回復傾向にはあるものの、前年度同様低調に推移しました。」
公共投資は底堅い一方、橋梁の総発注量は回復傾向にあるものの前年度同様低調とされ、発注量リスクが継続している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「公共投資は底堅く推移しておりますが、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業の当第3四半期連結累計期間の発注量は、回復傾向にはあるものの、前年同様低調に推移しました。」
発注量は回復傾向とされる一方、前年同様に低調と説明されており、前四半期に示された発注量増加から受注環境の弱さが再び明示された。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「公共投資は底堅く推移しており、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、当第2四半期連結累計期間の発注量は、前年同期比で増加しました。」
公共投資が底堅く、橋梁事業の第2四半期累計発注量も前年同期比で増加したため、発注量面のリスクは前四半期の低調な状況から弱まった。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「公共投資は底堅く推移しておりますが、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、大型案件の発注が第2四半期以降に予定されているものの、当第1四半期連結累計期間の発注量につきましては、低調に推移しました。」
公共投資は底堅い一方、大型案件の発注が第2四半期以降に予定されるなか、第1四半期の発注量が低調に推移し、発注時期・発注量の変動リスクが実際に現れた。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「公共投資は底堅く推移しているものの、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、今年度の総発注量は前年同期比で大幅に減少しました。」
公共投資は底堅い一方、年度の橋梁総発注量が前年同期比で大幅に減少したとされ、発注量変動リスクが年度実績として現れた。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「公共投資は底堅く推移しているものの、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、今年度の総発注量は端境期となることから減少する見込みであり、当第3四半期連結累計期間の発注量は前年同期比で減少しました。」
端境期による総発注量減少の見込みが実際の第3四半期累計発注量の前年同期比減少として現れた。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「公共投資は底堅く推移しているものの、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、今年度の総発注量は端境期となることから減少する見込みであり、当第2四半期連結累計期間の発注量は前年同期比で減少しました。」
端境期により今年度の総発注量が減少する見込みとされ、当第2四半期累計期間の発注量も前年同期比で減少した。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「公共投資は底堅く推移しているものの、当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、今年度は端境期となり発注量は減少する見込みであり、取り分け大型案件は年度後半に発注予定であることから、当第1四半期連結累計期間の総発注量は前年同期比で大幅に減少しました。」
今年度を端境期と捉え、大型案件が年度後半に発注予定であるなか、当第1四半期の総発注量が前年同期比で大幅に減少した。発注量減少のリスクが実績として現れている。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、公共投資が底堅く推移するなか、当第3四半期連結累計期間の総発注量は前年同期比で増加しました。」
公共投資が底堅く推移し、総発注量も前年同期比で増加したとの認識が継続している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、公共投資が底堅く推移するなか、当第2四半期連結累計期間の総発注量は前年同期比で増加しました。」
公共投資が底堅く推移し、総発注量も前年同期比で増加したとの認識が継続している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、公共投資が底堅く推移するなか、当第1四半期連結累計期間の総発注量は前年同期比で増加しました。」
公共投資が底堅く、総発注量も前年同期比で増加したとの認識が再掲された。 - FY2018対処有価証券報告書
「公共投資が底堅く推移するなか、当連結会計年度の総発注量は前年同期比で増加したものの、激しい受注競争が続いております。」
公共投資が底堅く、総発注量も前年同期比で増加したため、公共投資・発注量面のリスクは前年度より弱まった。一方、受注競争は継続している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、公共投資が底堅く推移するなか、当第3四半期連結累計期間の総発注量は前年同期比で増加したものの、激しい受注競争が続いております。」
公共投資は底堅く、総発注量も前年同期比で増加した一方、受注競争は引き続き激しいとされている。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、公共投資が堅調に推移するなか、当第2四半期連結累計期間の総発注量は前年同期比で増加したものの、激しい受注競争が続いております。」
公共投資が堅調に推移し、上期総発注量も前年同期比で増加したため、公共投資・発注量面のリスクは前四半期より弱まった。一方、受注競争は継続している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、公共投資が横這いで推移するなか、当第1四半期連結累計期間の総発注量は前年同期比で僅かに増加したものの依然として低水準であり、厳しい事業環境が続いております。」
公共投資は横ばいで、総発注量は前年同期比で僅かに増加したものの依然低水準とされ、厳しい受注環境が継続している。 - FY2017悪化有価証券報告書
「当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、公共投資が横這いで推移するなか、当連結会計年度の総発注量は昨年度を下回る低水準な結果となり、厳しい事業環境となりました。」
公共投資は横ばいとされた一方、年度総発注量が前年度を下回る低水準となったことが示され、受注環境の厳しさが年度実績として確認された。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、公共投資が横這いで推移するなか、当第3四半期連結累計期間の総発注量は前倒し発注が期待されましたが前年同期比で減少し、受注競争は未だ激しく、厳しい事業環境となりました。」
公共投資の表現は前四半期の「緩やかな減少傾向」から「横這い」に変わったが、総発注量は前年同期比で減少し、受注競争も厳しいとされている。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、公共投資が緩やかな減少傾向のなか、上期の総発注量は前倒し発注が期待されましたが前年同期比で減少し、受注競争は未だ激しく、厳しい事業環境となりました。」
公共投資の緩やかな減少傾向に加え、上期の総発注量が前年同期比で減少したとされ、前四半期の総発注量増加から事業環境の記述が悪化した。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループの主力である道路橋・鉄道橋などの橋梁事業につきましては、公共投資が緩やかな減少傾向のなか、当第1四半期連結累計期間の総発注量は前年同期比で増加したものの工事の大型化などに伴い発注件数は減少し、受注競争は未だ激しく、厳しい事業環境となりました。」
公共投資は緩やかな減少傾向とされ、工事大型化に伴う発注件数減少も記載された。一方、総発注量は前年同期比で増加している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループの主力事業は橋梁等鋼構造物であり、公共事業が中心となっております。国・地方自治体の財政政策の動向等によっては、発注量・金額が抑制されて受注量・単価が減少し、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
公共事業中心の事業構造を背景に、国・地方自治体の財政政策による発注量・単価減少をリスクとして記載している。