中国・新興国の成長鈍化と英国EU離脱による経済不確実性
FY2017-Q2に初出。15回の記載のうち7回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017-Q3。直近の記載はFY2025。
旭化成がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。172社中140社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに68社。
- FY2025悪化有価証券報告書
「前中計期間においては、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格の高騰や中国経済の成長鈍化等の厳しい経営環境の中でも」
ロシア・ウクライナ情勢及び中国経済の成長鈍化が、前中計期間を通じた厳しい経営環境として引き続き位置付けられた。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「「マテリアル」全体が中国を中心に想定以上の需要減速による影響を受け、販売量が減少しました。」
中国を中心とする需要減速が、マテリアルの販売量減少として引き続き業績に現れた。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「売上高は、「住宅」及び「ヘルスケア」が堅調に推移しましたが、「マテリアル」は中国を中心とした想定以上の需要減速や市況下落の影響を受け、減収となりました。」
中国を中心とした需要減速と市況下落が、マテリアルの減収要因として第1四半期の業績に実際に現れた。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「一方、営業利益は半導体不足の長期化、中国ロックダウン、景気後退等による需要の減速に加え、原燃料価格高騰等の影響を受けたことや、「ヘルスケア」において前年同期に一時的なプラス要因等があったことにより、減益となりました。」
半導体不足、中国ロックダウン、景気後退による需要減速及び原燃料価格高騰が、第3四半期累計の減益要因として実際に現れた。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「営業利益は半導体不足の長期化、中国ロックダウン、ロシア・ウクライナ情勢に加えて、景気後退等による需要の減速や原燃料価格高騰等の影響を受けたことや、「ヘルスケア」において前年同期に一時的なプラス要因等があったことにより、減益となりました。」
半導体不足、中国ロックダウン、ロシア・ウクライナ情勢、景気後退、需要減速及び原燃料価格高騰が、第2四半期累計の減益要因として実際に現れた。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「中国ロックダウン、半導体不足の長期化、ロシア・ウクライナ情勢等の経営環境の悪化により、自動車関連事業等における需要減速、原燃料価格の高騰等の影響を受けた」
中国のロックダウン、半導体不足の長期化、ロシア・ウクライナ情勢が、需要減速や原燃料価格高騰を通じて事業実績に影響した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「特に、米中対立やロシア・ウクライナ情勢等、近年国際関係の緊張が高まっており」
従来の中国市場減速や米中対立に加え、ロシア・ウクライナ情勢、中国のロックダウン、原燃料価格高騰が外部環境上の不確実性として加わった。 - FY2020悪化有価証券報告書
「「マテリアル」セグメントにおいて中国市場成長鈍化、自動車市場減速や石化市況の下落に加え、第4四半期からの新型コロナウイルスによる世界経済悪化の影響を受けたため」
中国市場・自動車市場の減速や石化市況下落に加え、新型コロナウイルスによる世界経済悪化が通期業績への影響要因として加わった。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「電子部品がスマートフォン関連及び中国市場減速の影響を受けたことなどにより、減益となりました。」
中国市場の減速が電子部品事業の減益要因として実際の業績に現れた。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「中国の景況悪化の影響を不織布などの繊維製品で受け、減益となりました。」
中国の景況悪化が繊維製品の業績に実際の影響を及ぼし、外部環境上の懸念が事業実績に現れた。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当連結会計年度(2018年4月1日~2019年3月31日、以下、「当期」)における世界経済は、米国経済が好調だったことなどから、前半は堅調に推移しましたが、後半は米中貿易摩擦などにより中国経済の減速が顕著になり、先行き不透明感が高まりました。」
従来の通商政策・政治的不確実性に加え、米中貿易摩擦と中国経済の減速が具体的な外部環境リスクとして示された。 - FY2018再定義有価証券報告書
「当期における世界経済は、米国トランプ政権の通商政策や北朝鮮情勢などのリスクが懸念されたものの、概ね堅調に推移しました。」
従来の中国・新興国の減速や英国EU離脱問題を中心とする記述から、米国の通商政策や北朝鮮情勢を新たな懸念要因として挙げる記述へ焦点が移った。 - FY2017悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、新興国経済の景気減速懸念に加え、英国のEU離脱問題や米国新政権の経済施策に対する警戒感が高まり、先行きは不透明な状況が続きました。」
新興国減速や英国EU離脱問題に加え、米国新政権の経済施策への警戒感が示され、外部環境の不透明さが継続・拡大した。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新興国経済の景気減速懸念に加え、英国のEU離脱問題や米国大統領選挙結果等を受けた政治的不確実性の拡大により、先行き不透明な状況が続きました。」
従来の新興国減速懸念や英国のEU離脱問題に加え、米国大統領選挙結果を受けた政治的不確実性の拡大が記載され、外部環境の不透明さが強調された。 - FY2017-Q2初出有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、全体として緩やかな景気回復が続いたものの、中国や新興国での経済成長鈍化に加え、英国のEU離脱問題等の影響が懸念される状況にありました。また、日本経済は個人消費に底堅い動きが見られましたが、円高や世界経済の不確実性の高まりにより不透明感が拭えない状況が続きました。」
中国・新興国の成長鈍化、英国のEU離脱問題、円高および世界経済の不確実性を、当四半期の事業環境上の懸念として初めて独立したテーマとして記録する。