研究開発成果の不確実性と医薬品承認リスク
FY2016に初出。17回の記載のうち14回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
帝人がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。40社中20社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに23社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「2型糖尿病治療剤の販売権ならびに医薬品ビジネスに係る固定資産について当連結会計年度に減損テストを実施しました。これらの減損テストの結果、減損損失(25,400百万円)を認識しました。」
医薬品パイプライン・承認・収益の不確実性が、2型糖尿病治療剤販売権および医薬品ビジネス固定資産の減損損失254億円として実際に発現した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「医薬品は、将来の収益に資する製品パイプラインが不足」
研究開発成果・承認の不確実性に加え、将来収益に資する医薬品パイプライン不足をヘルスケア事業の課題として明示した。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
研究開発成果の不確実性・医薬品承認リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
研究開発成果の不確実性・医薬品承認リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
研究開発成果の不確実性・医薬品承認リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
研究開発成果の不確実性・医薬品承認リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2020再掲有価証券報告書
「また、帝人グループでは、技術を核とした持続的成長を実現するための研究開発に、積極的に経営資源を投入していく方針であり、2022年度までの3年間で1,100億円の研究開発費の投入を計画しています。しかしながら、研究開発の成果が目標から大きく乖離した場合には、業績等に影響を及ぼす可能性があります。」
研究開発投資を拡大する計画と、成果の目標乖離・医薬品承認等の不確実性を引き続きリスクとして開示している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
研究開発成果の不確実性・医薬品承認リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
研究開発成果の不確実性・医薬品承認リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「特に医療用医薬品の開発には、多額の費用と長い期間がかかるうえ、創薬研究において、有用な化合物を発見できる可能性は決して高くありません。」
研究開発成果の乖離、臨床試験での有効性不証明・副作用、承認不取得や承認取消しのリスクを継続して開示している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
研究開発成果の不確実性・医薬品承認リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
研究開発成果の不確実性・医薬品承認リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
研究開発成果の不確実性・医薬品承認リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「特に医療用医薬品の開発には、多額の費用と長い期間がかかるうえ、創薬研究において、有用な化合物を発見できる可能性は決して高くありません。」
研究開発成果の目標乖離、臨床試験での有効性不証明・副作用、承認不取得や承認取消しのリスクを継続している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
研究開発成果・医薬品承認リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
研究開発成果・医薬品承認リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2016初出有価証券報告書
「特に医療用医薬品の開発には、多額の費用と長い期間がかかるうえ、創薬研究において、有用な化合物を発見できる可能性は決して高くありません。」
臨床試験での有効性未証明、副作用、承認不取得、市販後の承認取消し等を含むリスクとして整理している。