M&A・業容拡大に伴う想定外の影響
FY2016に初出。11回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
クリエイト・レストランツ・ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。29社中9社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに8社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「なお、苦戦が続いている北米の「Il Fornaio」においては、経営体制の刷新等、抜本的な事業再構築に着手いたしました。」
M&Aで取得したIl Fornaioについて苦戦が続いていると記載し、経営体制刷新等の事業再構築に着手している。 - 2026-04-14顕在化決算説明資料
「北米のインフレ疲れで高単価のIl Fornaioが通期苦戦し4Qに悪化、好調なWildflowerで補い切れず売上・CF共に予想未達」
北米事業で高単価ブランドの業績悪化が実績として発生し、不採算3店舗の撤退とCEO交代による再構築も示している。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において実施した減損テストの結果、認識した耐用年数を確定できない無形資産の減損損失の金額は258百万円です。Il Fornaioの資金生成単位グループにおいて当初想定していた売上収益が見込めなくなったため減損損失を認識しております。」
M&Aで取得したIl Fornaioについて、想定売上収益が見込めなくなったことを理由に、耐用年数を確定できない無形資産の減損損失258百万円を計上した。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「なお、当中間連結会計期間においては、減損の兆候を識別した資金生成単位グループはありません。」
前中間期にスポーツ&レジャーのれんで減損損失を計上した一方、当中間期には減損の兆候を識別した資金生成単位グループはないと開示している。 - FY2024再掲有価証券報告書
「当社グループは、成長戦略の一つとして、シナジー効果が期待できるM&Aを多数行ってまいりました。そのため、当社グループが予め想定しなかった結果が生じ、のれんや無形資産の評価額が帳簿価額より著しく低下する場合には、減損損失を計上し、当社グループの財政状況及び業績に影響を与える可能性があります。」
M&Aに伴うのれん・無形資産の評価低下と減損損失のリスクを引き続き記載している。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、当社グループの資金生成単位グループである「スポーツ&レジャー」に関するのれんについて、実際の営業損益が予算よりも悪化したことから減損の兆候を識別し、減損テストを実施した結果、当初想定していた収益性が見込めなくなったことと併せて、割引率が前期末時点から上昇していることもあり、減損損失347百万円を要約四半期連結損益計算書の「その他の営業費用」に計上しております。」
M&A・事業拡大に伴う想定外の影響について、スポーツ&レジャーの営業損益悪化と想定収益性の低下が実際に発生し、のれん減損損失347百万円を計上した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当社グループは、成長戦略の一つとして、シナジー効果が期待できるM&Aを多数行ってまいりました。そのため、当社グループが予め想定しなかった結果が生じ、のれんや無形資産の評価額が帳簿価額より著しく低下する場合には、減損損失を計上し、当社グループの財政状況及び業績に影響を与える可能性があります。」
M&Aの想定外の影響について、従来の一般的な業績・財政状態への影響に加え、のれん・無形資産の評価低下と減損損失という具体的な経路を明示した。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当社グル―プは、当社グループが展開するコアビジネスとのシナジー効果が期待できる事業のM&Aを含めた業容拡大を進めてまいりますが、これらの業容拡大がもたらす影響について、当社グループが予め想定しなかった結果が生じた場合には、当社グループの財政状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
M&Aを含む業容拡大を成長手段とする方針と、想定外の結果による影響リスクを継続している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グル―プは、当社グループが展開するコアビジネスとのシナジー効果が期待できる事業のM&Aを含めた業容拡大を進めてまいりますが、これらの業容拡大がもたらす影響について、当社グループが予め想定しなかった結果が生じた場合には」
M&Aを含む業容拡大を成長手段とする方針と、想定外の結果による影響リスクを継続している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グル―プは、当社グループが展開するコアビジネスとのシナジー効果が期待できる事業のM&A(企業の合併及び買収)を含めた業容拡大を進めてまいりますが、これらの業容拡大がもたらす影響について、当社グループが予め想定しなかった結果が生じた場合には、当社グループの財政状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
M&Aを含む業容拡大を進める方針と、想定外の結果による財政状態・業績への影響リスクを再確認している。 - FY2016初出有価証券報告書
「これらの業容拡大がもたらす影響について、当社グループが予め想定しなかった結果が生じた場合には、当社グループの財政状況及び業績に影響を及ぼす可能性があります。」
M&Aを成長手段とする一方、業容拡大後に想定外の結果が生じるリスクを明示している。