介護施設スタッフの処遇改善・適正配置と光熱費高騰によるコスト増
FY2023-Q2に初出。12回の記載のうち7回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q3。直近の記載はFY2027-H1。
メディカル一光グループがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2026年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。6社中5社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに2社。
- FY2027-H1再掲有価証券報告書
「労務費・人件費は増加しておりますが、賃上げ補助金を営業外収益に計上しております。」
ヘルスケア事業では労務費・人件費の増加が続いている一方、賃上げ補助金を営業外収益に計上している。営業利益は前年同期比212.6%増となった。 - 2026-07-10悪化決算
「一方、利益面におきましては、労務費・人件費の増加により営業利益は減益となりましたが、賃上げ補助金を営業外収益に計上しております。」
労務費・人件費の増加がヘルスケア事業の営業利益減少として実績に現れている。 - FY2026悪化有価証券報告書
「引き続き人件費の上昇に加え、M&A費用の計上、新設施設の先行費用により、営業利益では減益となっております。」
人件費上昇に加え、M&A費用と新設施設の先行費用が発生し、ヘルスケア事業の営業利益は前年同期比31.7%減となった。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「しかしながら利益面では、M&Aに係る諸費用を42百万円計上したことに加え、新規施設開設に伴う先行コストが発生し、さらには労務費の増加も加わり、営業利益は前年同期を大幅に下回ることとなりました。この結果、売上高4,381百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益14百万円(前年同期比88.9%減)となりました。」
M&A関連費用42百万円、新規施設開設の先行コスト、労務費増加が重なり、ヘルスケア事業の営業利益は前年同期比88.9%減となった。介護施設運営コストの圧力が実績に現れている。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「施設運営に不可欠な光熱費の高止まりや物価高への対応等、引続き課題は残るものの」
介護施設運営における光熱費の高止まりと物価高への対応を、引き続き残る課題として記載している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「施設運営に不可欠な光熱費の高止まりや物価高への対応等、引続き課題は残るものの」
介護施設運営における光熱費の高止まりと物価高への対応を、引き続き残る課題として記載している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「施設運営に不可欠な光熱費の高止まり等、引続き課題は残るものの」
介護施設運営における光熱費高止まりを引き続き課題として認識しているが、ヘルスケア事業は営業利益が前年同期比165.2%増となった。 - FY2023悪化有価証券報告書
「また、施設スタッフの処遇改善等に伴う労務費増加に加え、施設運営に不可欠な光熱費の高止まりも続き、こうした費用が前期比大幅に増加しました。このような環境下、当社グループとしましては、施設をご利用頂く皆さまが安心で快適に過ごせる介護サービスの実現に努めております。この結果、売上高7,671百万円(前年同期比1.8%減)、営業損失28百万円(前年同期は営業利益218百万円)となりました。」
介護施設スタッフの処遇改善に伴う労務費増加と光熱費高止まりが続き、ヘルスケア事業は営業損失28百万円となった。コスト増が業績悪化として拡大している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「また、施設スタッフの処遇改善等に伴う労務費増加に加え、施設運営に不可欠な光熱費の高止まりも続いており、コストが膨らんでおります。このような環境下、当社グループとしましては、施設をご利用頂く皆さまが安心で快適に過ごせる介護サービスの実現に努めております。この結果、売上高5,813百万円(前年同期比1.5%減)、営業利益35百万円(前年同期比84.3%減)となりました。」
施設スタッフの処遇改善に伴う労務費増加と光熱費の高止まりが続き、コスト増がヘルスケア事業の営業利益前年同期比84.3%減として現れている。 - FY2023-Q2初出有価証券報告書
「一方、施設スタッフの処遇改善および適正配置による感染症対策を徹底し、労務費の増加、施設運営に不可欠な電気代やガス代など光熱費の高騰も重なり、コストが膨らんでおります。」
介護施設において、スタッフの処遇改善・適正配置に伴う労務費増加と、電気代・ガス代など光熱費の高騰が重なり、コスト増として実際に発生したことを初めて記載している。