事業展開に備えた採用による人件費負担増
FY2018-Q1に初出。5回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018。直近の記載はFY2020-Q2。
メタプラネットがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。17社中9社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに5社。
- FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「できる限りの販売費及び一般管理費を削減するように努めてまいりましたが、固定費であるリース料や人件費を売上に見合うほど下げることは難しく、結果的に多額の営業損失を計上する結果になりました。」
人件費は固定費として売上減少に見合う水準まで削減することが難しく、コスト削減努力後も多額の営業損失が発生したと記載している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「販売費及び一般管理費については、セールアンドリースバック取引によるリース料の増加や、2019年2月のタイのホテル事業の取得に係る費用の発生、事業基盤拡大のための人件費等の増加などにより2,461百万円(前期比59.3%増)となり、461百万円の営業損失が発生しました。」
事業基盤拡大のための人件費等の増加を含む販管費が前期比59.3%増となり、営業損失461百万円の要因となった。 - FY2018悪化有価証券報告書
「まさに新たな成長機会のための出費とは言え、この販売費及び一般管理費の増大によって今年度は156百万円の営業損失が発生しました。」
成長機会に向けた支出により販管費が増大し、2018年度に営業損失156百万円が発生した。採用費だけでなく、契約・組織強化等を含むコスト負担として拡大している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「また、費用面において、セールアンドリースバック取引に伴う家賃の計上や、今後の事業展開に備えて管理・営業部門の積極的な採用を行ったことで人件費負担が増加したこと等により、当第2四半期連結累計期間において営業損失及び経常損失を計上する結果となりました。しかしながら、これらはいずれも当社が更なる成長を目指していく上で必要不可欠なものであり、一時的なコスト高による影響と捉えております。」
管理・営業部門の採用による人件費負担増が、当第2四半期累計期間でも営業損失・経常損失の要因の一つとして再掲されている。会社は引き続き一時的なコスト高と位置付けている。 - FY2018-Q1初出有価証券報告書
「また、費用面において、今後の事業展開に備えて管理・営業部門の積極的な採用を行ったことで人件費負担が増加したこと等により、当第1四半期連結累計期間において営業損失及び経常損失を計上する結果となりました。しかしながら、これらはいずれも当社が更なる成長を目指していく上で必要不可欠なものであり、一時的なコスト高による影響と捉えております。」
成長に備えた採用により人件費負担が実際に増加し、当第1四半期の営業損失及び経常損失の要因となったことを、費用面のリスクとして初めて明示している。