感染症拡大による商品調達・店舗閉鎖・個人消費縮小リスク
FY2020に初出。14回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
- FY2025後退有価証券報告書
「新たな感染症の流行が発生した場合は、生産拠点・物流体制・経済活動停滞や個人消費の減少等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
感染症リスクの記載が、既存の新型コロナウイルスによる具体的な影響から、新たな感染症の将来リスクを中心とする一般的な記載へ変わっている。 - FY2024後退有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症は概ね収束傾向にありますが、今後再拡大した場合や別の感染症の流行が発生した場合は、生産拠点・物流体制・経済活動停滞や個人消費の減少等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
感染症について、現在の影響を中心とした記載から、概ね収束傾向を前提とした将来の再拡大・別感染症リスクの記載へ弱まった。 - FY2024-Q2後退有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2023年2月1日~2023年7月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行されるなど、行動制限の緩和が進み、社会経済活動が正常化に向かうことにより緩やかな回復基調となりました。」
新型コロナウイルス感染症について、5類感染症への移行と行動制限緩和により、社会経済活動が正常化に向かう状況を記載している。従来の店舗休業・消費縮小を中心とする影響は弱まっている。 - FY2024-Q1後退有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2023年2月1日~2023年4月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による行動制限の緩和により、社会経済活動は正常化に向かい、緩やかな復調傾向となりました。」
新型コロナウイルス感染症について、行動制限の緩和と社会経済活動の正常化により、従来の店舗・個人消費への影響が弱まった状況を記載している。 - FY2023後退有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症については、現状では落ち着きはあるものの、その収束の見通しは不透明な状況であり、衣料品市場の縮小や個人消費の冷え込みにて、当社グループの商品の売上高の減少等、業績に影響を与える可能性があります。」
感染症の現状について「落ち着きはある」としつつ、収束見通しと業績影響の不透明さは継続している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「なお、新型コロナウイルス感染症の拡大は、今後の経過によっては、当社の事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性があります。」
感染症拡大が事業活動・収益確保に影響する可能性を、既存リスクとして継続して記載している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「なお、新型コロナウイルス感染症の拡大は、今後の経過によっては、当社の事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症の拡大が事業活動・収益確保に影響する可能性を、既存リスクとして継続して記載している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「なお、新型コロナウイルス感染症の拡大は、今後の経過によっては、当社の事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症の拡大が事業活動や収益確保に影響する可能性を、既存リスクとして継続して記載している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「なお、新型コロナウイルス感染症の拡大は、今後の経過によっては、当社の事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性があります。」
既存の事業等のリスクに重要な変更はないとしたうえで、感染症拡大が今後の事業活動・収益確保に影響する可能性を引き続き記載している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症については、現状ではその収束の見通しは不透明な状況であり、海外からの商品調達が適切に行われず、国内の小売店舗が閉鎖される等、経済的影響が生じております。」
感染症の収束見通しの不透明さ、海外調達への影響、国内小売店舗閉鎖を引き続きリスクとして記載している。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「当アパレル業界におきましても、外出自粛による商業施設への来店客数の減少や、消費マインドの低下により個人消費が冷え込むなど、依然として厳しい状況となりました。」
感染症拡大に伴う外出自粛、商業施設の来店客数減少、消費マインド低下が、当四半期累計の事業環境・個人消費への影響として継続して発生している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「売上高は、アパレル卸売では、生産の遅れや店舗の休業等により既存の衣料品販売が減少したものの、ファッションマスクや生活雑貨などのウィズコロナ関連商品の開発及び販売が伸長し、若干の減収にとどまりました。アパレル小売では、EC売上は順調に伸長したものの、店舗の休業や来店客数の減少に伴う店頭販売の低迷、春夏物在庫の値下げ等の影響を受け大きく減収となりました。」
感染症拡大に伴う生産遅延、店舗休業、来店客数減少、店頭販売低迷が実際の売上影響として発生した。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、中国生産の遅れ、商業施設や直営店舗の臨時休業や営業時間の短縮、外出規制等による個人消費の冷え込み等で極めて厳しい状況となりました。」
感染症拡大に伴う中国生産の遅れ、店舗の臨時休業・営業時間短縮、個人消費の冷え込みが実際の事業環境として発生した。 - FY2020初出有価証券報告書
「感染症の拡大(パンデミック)が、国内及び海外において蔓延した場合、海外からの商品調達が適切に行われず、国内の小売店舗が閉鎖される等、深刻な経済的影響が生じます。このことは、衣料品市場の縮小や個人消費の冷え込みに繋がり、当社グループの商品の売上高の減少等、業績に影響を与える可能性があります。」
感染症のパンデミックについて、海外調達不能、国内小売店舗の閉鎖、衣料品市場縮小・個人消費冷え込みを通じた業績影響を独立したリスクとして初めて明示している。