新株予約権の行使による株式価値の希薄化
FY2016に初出。11回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q3。直近の記載はFY2026。
エスエルディーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。54社中28社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに51社。
- FY2026対処有価証券報告書
「2015年6月29日開催の取締役会決議に基づいて当社が発行した第4回新株予約権は、2025年6月29日をもって、権利行使期間が終了しております。」
第4回新株予約権の権利行使期間が終了し、同権利に起因する将来の株式価値希薄化可能性が低減した。 - FY2024再掲有価証券報告書
「新株予約権の数 11[11]」
新株予約権11個、目的となる普通株式1,100株が残存し、行使期間は2017年7月1日から2025年6月29日までと開示されている。旧第5回新株予約権の失効後も、別のストックオプションによる希薄化可能性は残っている。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「新株予約権の買入消却による支出」
財務活動において新株予約権の買入消却による支出1,771千円を計上し、将来の希薄化可能性を低減する措置が実施された。 - FY2022対処有価証券報告書
「当該新株予約権は2022年5月9日をもって権利行使期間が満了したため、失効しております。」
第5回新株予約権の権利行使期間が満了し、同新株予約権が失効したため、同権利に起因する将来の希薄化可能性は低減した。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「普通株式の発行済株式総数の増加163,584株は、第三者割当による新株発行(現物出資(デット・エクイティ・スワップ))による増加93,984株及び新株予約権の行使による増加69,600株によるものであります。」
DESによる93,984株の発行に加え、新株予約権の行使で69,600株が発行され、希薄化が実際に進行した。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「(注)2019年12月1日から2019年12月31日までの間に、新株予約権の行使により、発行済株式総数が27,000株、資本金及び資本準備金がそれぞれ14,708千円増加しております。」
四半期末後に新株予約権の行使により27,000株が発行され、発行済株式総数および資本金・資本準備金が増加した。希薄化が継続して実際に発生している。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「当社は、2019年5月7日を払込期日とする第三者割当による新株式発行により普通株式93,984株を発行いたしました。」
第三者割当による新株式93,984株の発行が実施され、発行済株式総数が1,397,280株から1,491,264株へ増加した。新株予約権の発行も含め、希薄化可能性が具体化した。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「当事業年度における発行済株式総数の増加15,000株は、新株予約権の行使によるものであります。」
当事業年度に新株予約権の行使により15,000株が発行され、発行済株式総数は1,382,280株から1,397,280株へ増加した。希薄化が引き続き実際に発生している。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「新株予約権の行使による株式の発行による収入2,844千円」
新株予約権の行使による株式発行が実施され、発行済株式総数は前事業年度末の1,382,280株から1,389,780株へ増加した。潜在株式による希薄化が実際に発生している。 - FY2017対処有価証券報告書
「平成29年5月31日現在における新株予約権による潜在株式数は91,700株であり、発行済株式総数1,307,280株の7.0%に相当します。」
潜在株式数は97,300株・7.5%から91,700株・7.0%へ減少している。 - FY2016初出有価証券報告書
「平成28年5月31日現在における新株予約権による潜在株式数は97,300株であり、発行済株式総数1,302,280株の7.5%に相当します。これらの新株予約権が行使された場合、発行済株式総数が増加し、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。」
潜在株式数と発行済株式総数に対する割合を示し、将来の希薄化可能性を開示している。