為替変動による海外事業の採算・業績影響
FY2016-Q3に初出。31回の記載のうち8回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
三洋貿易がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。118社中67社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに30社。
- FY2025通期の為替差益増加と為替換算調整勘定増加有価証券報告書
「為替差益 471,467 706,253」
為替差益は前連結会計年度の471,467千円から706,253千円へ増加した。また、為替換算調整勘定も1,509,900千円から1,860,436千円へ増加し、通期では為替差益・換算差額のプラス影響が確認された。 - FY2025-H1為替差益の減少と為替換算調整勘定の増加有価証券報告書
「為替差益 480,629 237,318」
為替差益は前年同期の480,629千円から237,318千円へ減少した。一方、為替換算調整勘定は前連結会計年度末の1,509,900千円から1,633,995千円へ増加している。 - FY2024-Q2為替差益と為替換算調整勘定の増加有価証券報告書
「為替差益 - 480,629」
前年同期の為替差損80,804千円に対し、当第2四半期累計期間は為替差益480,629千円を計上した。また、為替換算調整勘定は前期末の1,560,372千円から1,721,904千円へ増加している。 - FY2024-Q1為替換算調整勘定の減少有価証券報告書
「親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加があったものの為替の変動による為替換算調整勘定の減少がありました。」
為替変動による為替換算調整勘定の減少が純資産の変動要因として記載され、前期末の1,560,372千円から1,337,403千円へ減少した。 - FY2023再掲有価証券報告書
「外貨建ての取引については先物為替予約等を行うことによりヘッジを行っていますが、取引先との価格交渉等において為替変動の影響は避けられず、急激な為替変動が生じた場合には、当社グループの業績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。」
先物為替予約等によるヘッジを行う一方、急激な為替変動が業績・財務状況や純資産に影響する可能性が引き続き記載されている。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「Sun Phoenix Mexico, S.A. de C.V.は、メキシコ国内の自動車産業の復調による受注増もありましたが、為替差損の影響等で業績は前年同四半期比減となりました。」
メキシコ法人では自動車産業の復調による受注増があった一方、為替差損により業績が前年同期を下回り、為替変動による海外事業の採算・業績影響が実際に現れている。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当社のビジネスにおいても、原材料の高騰や供給不足による仕入価格の上昇、および円安による輸入在庫価格の上昇などの影響が出ています。」
円安による輸入在庫価格の上昇が引き続き事業への影響として記載されている。海外現地法人でもメキシコの為替差損、インドの為替差損の影響が記載されている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ)は、一部バーツ安の影響を大きく受けましたが、タイ国内の自動車の生産台数増産等により増収増益となりました。Sun Phoenix Mexico, S.A. de C.V.は、北米の自動車の生産台数増産等により売上は好調でしたが、仕入価格の高騰や販管費の増大により業績は前年同期を下回りました。Sanyo Trading India Private Limitedは、為替差損の影響等で業績は低迷しました。PT.Sanyo Trading Indonesiaは、営業利益は好調に推移したものの、ルピア安の影響を受け業績は落ち込みました。」
バーツ安、為替差損、ルピア安がタイ・インド・インドネシアの業績制約要因として現れ、メキシコでも仕入価格高騰と販管費増大により業績が前年同期を下回った。 - FY2022-Q3急激な円安による為替換算影響の拡大有価証券報告書
「親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による株主資本の増加に加え、円安の進行に伴う為替換算調整勘定の増加によってその他の包括利益累計額が増加しました。」
円安の進行により為替換算調整勘定が前連結会計年度末の49,860千円から1,069,444千円へ増加し、海外事業の円換算による純資産への影響が大きくなった。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「Sanyo Trading Asia Co., Ltd.(タイ)は、バーツ安・海上輸送費の上昇による仕入価格上昇の影響が大きく、売上は堅調に推移したものの、営業利益は減少しました。」
バーツ安と海上輸送費上昇による仕入価格上昇がタイ法人の営業利益減少として現れ、為替変動による海外事業の採算影響が悪化方向に示されている。 - FY2021円安を背景とする海外売上の増加と為替換算調整勘定の改善有価証券報告書
「売上高は89,788百万円となり、前連結会計年度に比べ13,701百万円の増収となりました。Sanyo Corporation of Americaの売上伸長や円安を背景に、海外現地法人の売上高が大きく増加しました。」
円安を背景に海外現地法人の売上高が増加し、為替換算調整勘定も前年度末の△197,283千円から49,860千円へ改善した。 - FY2021-Q3為替換算調整勘定の増加継続有価証券報告書
「親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による株主資本の増加に加え、その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定の増加によってその他の包括利益累計額が増加しました。」
為替換算調整勘定は前連結会計年度末の△197,283千円から77,037千円へ増加し、当第3四半期累計期間のその他の包括利益でも306,022千円増加した。 - FY2021-Q2為替換算調整勘定の増加有価証券報告書
「為替換算調整勘定 △ 197,283 86,133」
為替換算調整勘定は前連結会計年度末の△197,283千円から86,133千円へ増加し、当第2四半期累計期間のその他の包括利益でも315,120千円の増加となった。 - FY2021-Q1為替換算調整勘定の増加有価証券報告書
「親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加に加え、その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定の増加によってその他の包括利益累計額が増加しました。」
前連結会計年度末から為替換算調整勘定が△197,283千円から△158,657千円へ改善し、当四半期のその他の包括利益でも70,327千円の増加となった。 - FY2020為替換算調整勘定の減少継続有価証券報告書
「その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定の減少によってその他の包括利益累計額が減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益の計上によって利益剰余金が増加しました。」
為替換算調整勘定は前連結会計年度末の△110,093千円から△197,283千円へ減少し、海外事業の円換算による純資産へのマイナス影響が通期で確認された。 - FY2020-Q3為替換算調整勘定の減少継続有価証券報告書
「その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定の減少によってその他の包括利益累計額が減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によって利益剰余金が増加しました。」
為替換算調整勘定の減少が続き、残高は前連結会計年度末の△110,093千円から△146,631千円となった。 - FY2020-Q2円高による為替影響への再反転有価証券報告書
「株式相場の下落によるその他有価証券評価差額金の減少や円高による為替換算調整勘定の減少の一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によって利益剰余金が増加しました。」
前四半期は円安による為替換算調整勘定の増加が記載されていたが、当四半期は円高による減少へ再び転じた。 - FY2020-Q1為替影響の再反転有価証券報告書
「親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加に加え、その他有価証券評価差額金や円安による為替換算調整勘定の増加によってその他の包括利益累計額が増加しました。」
前期まで為替換算調整勘定の減少が続いていたが、当四半期は円安により増加へ転じた。一方、上海法人では人民元安による換算差損も記載され、通貨ごとに影響が分かれている。 - FY2019-Q3為替換算調整勘定の減少拡大有価証券報告書
「その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定の減少によってその他の包括利益累計額が減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によって利益剰余金が増加しました。」
為替換算調整勘定は前連結会計年度末の104,439千円から△74,358千円となり、その他の包括利益でも149,256千円減少した。 - FY2019-Q2為替換算調整勘定の減少継続有価証券報告書
「その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定の減少によってその他の包括利益累計額が減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によって利益剰余金が増加しました。」
為替換算調整勘定の減少が続き、当第2四半期末残高は26,913千円となった。 - FY2019-Q1為替換算調整勘定の減少有価証券報告書
「為替換算調整勘定 104,439 △ 25,833」
為替換算調整勘定は前連結会計年度末の104,439千円から25,833千円のマイナスへ変化し、海外事業の円換算による純資産への影響が現れている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「外貨建ての取引については先物為替予約等を行うことによりヘッジを行っていますが、取引先との価格交渉等において為替変動の影響は避けられず、急激な為替変動が生じた場合には、当社グループの業績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。」
先物為替予約等によるヘッジを行う一方、急激な為替変動が業績・財務状況や海外子会社の純資産に影響する可能性が引き続き記載されている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「為替換算調整勘定 241,738 △ 71,267」
為替換算調整勘定の減少が続き、当第3四半期連結累計期間のその他の包括利益では71,267千円の減少となっている。 - FY2018-Q2為替換算調整勘定の減少有価証券報告書
「その他の包括利益 その他有価証券評価差額金 396,233 △ 84,949 為替換算調整勘定 224,223 △ 70,642」
為替換算調整勘定は前年同四半期累計期間の224,223千円の増加から、当四半期累計期間は70,642千円の減少へ変化している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加によって株主資本が増加したことに加え、その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定の増加により、その他の包括利益累計額が増加しました。」
為替換算調整勘定の増加が引き続き記載されており、海外事業・純資産への為替影響が継続している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「外貨建ての取引については先物為替予約等を行うことによりヘッジを行っておりますが、取引先との価格交渉等において為替変動の影響は避けられず、急激な為替変動が生じた場合には、当社グループの業績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。」
為替変動が輸出入取引および海外子会社の円換算を通じて業績・純資産に影響する可能性と、先物為替予約等によるヘッジが引き続き記載されている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加によって株主資本が増加したことに加え、保有有価証券の時価上昇によるその他有価証券評価差額金の増加や円安による為替換算調整勘定の増加により、その他の包括利益累計額が増加しました。」
円安による為替換算調整勘定の増加が継続して記載されている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加によって株主資本が増加したことに加え、保有有価証券の時価上昇によるその他有価証券評価差額金の増加や円安による為替換算調整勘定の増加により、その他の包括利益累計額が増加しました。」
円安による為替換算調整勘定の増加が引き続き記載され、前四半期に確認された為替影響の方向反転が継続している。海外現地法人も増収増益となっている。 - FY2017-Q1為替影響の方向反転有価証券報告書
「この結果、売上高は3,627百万円(前年同四半期比10.8%増)、セグメント利益(営業利益)は218百万円(前年同四半期比144.4%増)となりました。」
前年度は円高による海外事業の減収減益が数値化されていたが、当四半期は海外現地法人が増収増益となった。財政状態では「円安による為替換算調整勘定の増加」も記載され、為替影響の方向が異なっている。 - FY2016悪化有価証券報告書
「この結果、大幅な円高による為替換算の影響もあり、海外現地法人の売上高は10,751百万円(前連結会計年度比13.0%減)、セグメント利益(営業利益)は366百万円(前連結会計年度比27.0%減)となりました。」
円高による海外事業への影響が、海外現地法人の売上高13.0%減、セグメント利益27.0%減として年度実績でより大きく数値化されている。 - FY2016-Q3初出有価証券報告書
「San-Thap International Co., Ltd.(タイ)は、タイバーツ安による輸入品の採算悪化などにより低調でした。」
タイバーツ安による輸入品の採算悪化が実際の海外現地法人の業績低下として現れている。