景気・需要・市況変動リスク
FY2016に初出。30回の記載のうち12回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017-Q3。直近の記載はFY2026-H1。
シキボウがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。176社中131社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに26社。
- FY2026-H1米国通商政策・中国減速等の下振れ懸念有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復が見られました。しかしながら、米国の通商政策の動向や中国経済の減速、不安定な国際情勢の長期化など、景気の下振れリスクが懸念され、先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
雇用・所得環境の改善による回復を認識する一方、米国の通商政策、中国経済の減速、不安定な国際情勢の長期化を新たな下振れ懸念として挙げた。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善や個人消費の回復により、経済活動は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、欧米における高い金利水準の継続、為替の変動、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や中東情勢を背景とした原材料やエネルギー価格の高止まりに加えて中国経済の先行き懸念等、依然として不透明な状況が続いております。」
雇用環境や個人消費の回復が続く一方、高金利、為替変動、ウクライナ侵攻、中東情勢、原材料・エネルギー価格、中国経済への懸念が残る状況を再確認した。 - FY2024-Q3景気回復と下振れリスクの併存有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による行動制限の解除により社会経済活動の正常化が進む中、個人消費の持ち直し、円安の影響によるインバウンド需要の継続により、緩やかな回復を見せました。一方、為替の変動や物価上昇による景気の下振れリスク等、景気の先行きは不透明な状況が続いております。」
社会経済活動の正常化、個人消費・インバウンド需要の持ち直しがみられた一方、為替変動や物価上昇による景気下振れリスクは残った。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「原糸販売事業は、中国・欧米市場の市況落ち込みの影響により、アセアン地域における綿糸の市況低調が継続したため、非常に苦戦いたしました。」
中国・欧米市場の市況落ち込みがアセアン地域の綿糸市況低調として現れ、原糸販売事業が非常に苦戦した。 - FY2024-Q1ASEAN綿糸市況低調・中東販売好調の併存有価証券報告書
「原糸販売事業は、ベトナム等アセアン地域における綿糸の市況低調が継続し、市場価格も下落傾向が継続したため、非常に苦戦いたしました。輸出衣料事業は、円安を背景に、中東民族衣装用生地販売は好調に推移いたしました。」
ベトナム等アセアン地域では綿糸市況の低調と市場価格下落が続いた一方、円安を背景に中東民族衣装用生地販売は好調となり、地域・事業ごとの状況の違いが続いた。 - FY2023-Q3中国・ASEANの需要低下と一部回復の併存有価証券報告書
「原糸販売事業は、堅調に推移しておりましたが、ベトナム等アセアン地域における市場価格が下落傾向となり、苦戦いたしました。輸出衣料事業は、中東民族衣装用生地販売は好調に推移いたしました。」
海外生産糸ではASEAN地域の市場価格下落で苦戦した一方、中東民族衣装用生地販売は好調であり、需要・市況の影響が地域・事業ごとに分かれて現れた。 - FY2023-Q2需要回復と低迷・コスト上昇の併存有価証券報告書
「原糸販売事業は、国内産地向けやベトナム糸の販売は堅調に推移いたしました。輸出衣料事業は、中東市場の回復を受けた追加受注や円安基調も重なり、好調を維持しております。生活資材事業は、中国の都市封鎖による生産停滞の影響を受け、苦戦いたしました。」
国内産地向け・ベトナム糸や中東輸出は堅調・好調となった一方、中国都市封鎖による生活資材の生産停滞など、需要・市況変動の影響は分野ごとに併存した。 - FY2023-Q1感染症影響一段落・コスト上昇と円安影響の顕在化有価証券報告書
「繊維セグメントでは新型コロナウイルス感染症拡大の影響は一段落したものの、製造コストアップの継続に加え、急激な円安が業績に大きく影響いたしました。」
感染症拡大の影響は一段落したとされた一方、製造コスト上昇の継続と急激な円安が業績に大きく影響した。 - FY2022-Q2感染症影響緩和と市況低迷・コスト上昇の併存有価証券報告書
「繊維セグメントでは、各事業分野において新型コロナウイルス感染症の影響は以前より弱まりましたが、依然としてコロナ前の市況には戻っておらず、原綿価格の高騰や燃料費をはじめとした製造コストの上昇が追い打ちをかける状況が続き、セグメント全体では苦戦が継続する結果となりました。」
感染症の影響は以前より弱まったものの、コロナ前の市況には戻らず、原綿価格・燃料費等のコスト上昇も加わり、繊維セグメントの苦戦が続いた。 - FY2022-Q1一部需要回復と低迷継続の併存有価証券報告書
「原糸販売事業は、国内市場においてコロナ禍における需要低迷の継続はあるものの、次を見据えた動きが少しずつ出てきており、法律等によって生産者を守り、環境に配慮したサステナブル商材「COTTON USA」を中心に、受注が増加しております。」
国内衣料需要の低迷は続く一方、次を見据えた動きやCOTTON USAの受注増加も記載され、需要環境は一様ではない。 - FY2021悪化有価証券報告書
「わが国経済の見通しについては、現下、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せず、個人消費の落ち込み、企業収益や雇用環境の悪化など厳しい状況が継続しております。世界においても同様に経済活動が低下し、経済の先行きは依然として不透明な状況であります。」
需要・市況変動リスクについて、感染症の収束が見通せず、個人消費・企業収益・雇用環境の悪化が継続していると説明された。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「繊維セグメントでは、各事業分野において新型コロナウイルス感染症の影響を受けております。特に緊急事態宣言時には、百貨店等の休業や営業活動の制限により、モノの動きやヒトの動きが止まり、大きな影響を受けました。産業材セグメントでも、新型コロナウイルス感染症の影響を受けており、受注の減少が継続しております。」
感染症の影響が繊維・産業材の両セグメントに及び、休業・営業活動制限による需要停滞と受注減少が継続した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「繊維セグメントでは、各事業分野において新型コロナウイルス感染症の影響を受けております。特に緊急事態宣言時には、百貨店等の休業や営業活動の制限により、モノの動きやヒトの動きが止まり、大きな影響を受けました。」
需要・市況変動の影響に加え、緊急事態宣言による百貨店等の休業と営業活動制限が、繊維セグメント全体に大きな影響として現れた。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「繊維セグメントでは、各事業分野において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、受注が減少し苦戦いたしました。」
従来の衣料需要・市況低迷に加え、新型コロナウイルス感染症拡大により繊維セグメントの各事業分野で受注減少が現れ、需要変動リスクの影響が拡大した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「また、2月以降は新型コロナウイルスの影響により、海外生産品の納期遅延、消費マインドの低下等により、各事業分野において、売上高、利益とも減少いたしました。」
従来の需要低迷に加え、新型コロナウイルスによる納期遅延・消費マインド低下が各事業の売上・利益減少として現れた。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「原糸販売事業は、国内市場においては中高級衣料品の需要低迷の継続により各種産地向けが苦戦いたしましたが、一方で、海外市場においてはベトナム、インドネシア生産糸の販売は堅調に推移いたしました。輸出衣料事業は、中東民族衣装用生地輸出が現地の市況回復により、順調に推移いたしました。」
国内中高級衣料品の需要低迷は続いた一方、海外生産糸販売は堅調、中東民族衣装用生地輸出は市況回復により順調に推移した。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「原糸販売事業は、国内市場においては中高級衣料品の需要低迷の継続により苦戦いたしましたが、一方で、海外市場においてはベトナム、インドネシア生産糸の販売拡大が進んでおります。輸出衣料事業は、中東民族衣装用生地輸出が現地の流通在庫の減少に伴う市況回復により、堅調に推移いたしました。」
国内中高級衣料品需要の低迷は続く一方、海外生産糸の販売拡大と中東市況の回復が記載された。需要・市況変動の影響は継続しているが、一部では改善もみられた。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「原糸販売事業では、国内市場は中高級衣料品の需要低迷の影響により苦戦いたしました。一方で、海外市場においてはベトナム、インドネシア生産糸の販売拡大が進んでおります。輸出衣料事業では、中東民族衣装用生地輸出は現地の市況低迷が継続しておりますが、流通在庫の減少に伴い、引き合いは増加しております。」
国内中高級衣料品需要と中東市況の低迷は続く一方、海外生産糸の販売拡大と中東での引き合い増加が記載された。需要・市況変動の影響は引き続き事業実績に現れている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「原糸販売事業は、国内市場においてはコスト削減効果により利益面では改善の兆しが見えたものの、中高級衣料品の需要低迷の影響により減収となりました。輸出衣料事業は、中東民族衣装用生地輸出が現地の市況低迷の継続により減収となり、原燃料価格の上昇も利益を圧迫いたしました。」
国内中高級衣料品需要と中東市況の低迷が続き、需要・市況変動の影響が通期でも事業実績に現れた。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「原糸販売事業は、国内市場においてはコスト削減効果により利益面では改善の兆しが見えたものの、中高級衣料品の需要低迷の影響により減収となりました。輸出衣料事業は、中東民族衣装用生地輸出が現地の市況低迷の継続により減収となり、原燃料価格の上昇も利益を圧迫いたしました。」
国内中高級衣料品需要の低迷と中東市況低迷が続き、需要・市況変動の影響が継続した。一方、コスト削減による利益面の改善の兆しも記載された。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「原糸販売事業は、国内市場が中高級衣料品の需要低迷の影響により苦戦し、海外市場においてもベトナム、インドネシア生産糸の販売拡大計画について進捗が遅れていることなどから減収となりました。輸出衣料事業は、中東民族衣装用生地輸出が現地の市況低迷の継続により減収となり、原燃料価格の上昇も利益を圧迫いたしました。」
国内中高級衣料品需要の低迷に加え、海外生産糸の販売拡大計画の遅延と中東市況低迷が続き、繊維事業の販売環境がさらに悪化した。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「原糸販売事業では、国内紡績糸は中高級衣料品の需要低迷の影響により苦戦いたしました。一方で、海外紡績糸はインドネシア、タイ、ベトナムで生産した糸の現地販売および第三国販売が堅調に推移いたしました。輸出衣料事業では、中東民族衣装用生地輸出が、販売先の在庫過多や現地の市況低迷が継続しており、大幅な減収となりました。」
国内中高級衣料品需要の低迷と中東市況低迷・在庫過多が続く一方、海外紡績糸販売は堅調に推移した。需要・市況変動の影響は引き続き事業実績に現れている。 - FY2018悪化有価証券報告書
「原糸販売分野では、国内中高級衣料品の需要低迷の影響により、アパレルメーカーや国内産地向け販売の苦戦が続いており、国内紡績工場の操業の安定に苦戦いたしました。また、海外生産糸の現地販売及び第三国販売も低調に推移した結果、大幅減収減益となりました。テキスタイル分野では、ユニフォーム市場向けは、備蓄アパレル向け販売、企業別注ユニフォームに加え、ニット素材製品の販売も好調に推移し増収となりました。一方、売上の牽引を続けていた中東民族衣装用生地輸出は、販売先の在庫過多や現地の政治・経済状況の変化での市況低迷の影響を受け、大幅減収減益となりました。」
国内衣料需要低迷、海外生産糸販売の低調、中東市況低迷と在庫過多が同時に現れ、繊維事業の大幅減収減益につながった。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「原糸販売分野では、国内高級衣料品の需要低迷の影響を受けて、アパレルメーカーや国内産地向けの販売苦戦が続いており、加えて海外生産糸の現地販売及び第三国販売も低調に推移した結果、大幅減収減益となりました。テキスタイル分野では、中東民族衣装用生地輸出については、不透明な政治状況による市況低迷に加え、販売先の過剰在庫により、第3四半期に入り急激に失速し、大幅減収減益となりました。」
国内高級衣料品の需要低迷、海外生産糸販売の低調、中東市況低迷と過剰在庫が同時に顕在化し、繊維事業で大幅減収減益となった。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「原糸販売分野では、関係会社を含めた国内外糸の日本の産地向け販売の低迷が続いており、国内紡績工場では操業の安定に苦戦いたしました。また、海外生産糸の現地販売及び第三国販売も苦戦した結果、前年度対比大幅減収減益となりました。」
国内産地向け需要の低迷が続く中、海外生産糸の販売苦戦も加わり、繊維事業の減収減益として需要・市況変動の影響が現れた。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「原糸販売分野では、昨年から和歌山、西脇地区を中心とする産地需要の長期低迷が続いており、国内市場向けは回復の兆しが見えず、第2四半期に向けても苦戦が予想されます。また、ベトナムを起点とした海外市場向けについては堅調に推移していたものの、ここにきて伸びを欠き、全体として前年同期比減収減益となりました。」
国内産地需要の長期低迷と回復兆しの欠如が続き、ベトナム起点の海外市場向けも伸び悩みに転じた。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「原糸販売分野では、国内市場向けは春夏物に向けた需要の最盛期にもかかわらず、西脇・和歌山など産地の荷動きが非常に悪く、これら産地に向けてのシルケット糸などの差別化糸販売も減速しており、停滞感が増しております。テキスタイル分野では、好調を維持してきた中東市場向け輸出で市況の低迷が顕在化してきております。」
国内産地の荷動きが非常に悪く停滞感が増したほか、中東市場でも市況低迷が顕在化し、需要・市況変動の影響がさらに明示された。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「原糸販売分野では、前期からやや持ち直したものの国内産地での荷動きが悪く、国内外事業所の定番糸の受注に苦戦いたしました。」
国内産地の荷動きの悪さと定番糸受注の苦戦が続き、需要・市況変動リスクが当期の事業状況に現れている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「原糸販売分野では、国内産地での荷動きが悪いため先物商売が低調であり、国内外工場への定番糸受注に苦戦いたしました。」
需要・荷動きの低迷と受注苦戦が当四半期の事業状況として実際に現れている。 - FY2016初出有価証券報告書
「繊維事業、産業材事業の需要は、景気の動向に影響を受けやすく、経済情勢の変化により需要及び市況が変動した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
繊維・産業材の需要が景気や経済情勢に左右されるリスクを記載。