東京オリンピック・パラリンピック関連の建築資材需要取り込み
FY2018に初出。9回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2025-H1。
ユニチカがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。7社中3社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに0社。
- FY2025-H1建築資材用途の堅調と建設資材用高強力糸の低調が併存有価証券報告書
「ガラス繊維事業では、産業資材分野は、テント・シート等の建築資材用途を中心に販売は堅調であった。……産業繊維事業では、主要製品の販売増により増収となり、価格改定の効果等で赤字を縮小した。ポリエステル高強力糸は低調であったが、ポリエステル短繊維はフィルター用途を中心に順調な販売となった。」
建築資材用途やポリエステル短繊維のフィルター用途は堅調・順調だった一方、ポリエステル高強力糸は低調であり、建築・土木関連需要は用途別に分かれている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「産業繊維事業では、フィルター用途の販売と、差別化品の輸出販売が好調であったが、土木建築用途の高強力糸の販売は苦戦した。」
建築・土木資材用途の高強力糸販売が苦戦し、従来の建築資材需要の取り込みに逆風が示された。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「産業繊維事業では、ポリエステル短繊維の販売はフィルター用途を中心に回復したが、建設資材用途などのポリエステル高強力糸の販売は減少した。」
フィルター用途の短繊維販売は回復した一方、建設資材用途などのポリエステル高強力糸は販売が減少し、建築・土木資材需要の取り込みに逆風が示されている。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「機能資材事業セグメントでは、建築土木用途は堅調であったが、電子材料用途の販売回復が遅れた影響が大きく、減収減益となった。」
東京オリンピック・パラリンピックを前面に出した表現はないが、建築土木用途の販売が堅調であるとの事業動向を継続している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「産業繊維事業では、国内向けは建築土木用途での販売は堅調であった」
東京オリンピック・パラリンピックを前面に出した表現はないが、建築土木用途の販売動向を継続して記載している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「機能資材事業セグメントでは、建築資材用途の販売は堅調であったが、電子材料用途の需要が急減した。」
東京オリンピック・パラリンピックを前面に出した表現はなく、建築資材用途の販売が堅調であるという形で建築資材需要の取り込みに関する事業動向を継続して記載している。 - FY2023-Q2前進有価証券報告書
「機能資材事業セグメントでは、原燃料価格や輸送コストの高騰の影響を受けたが、建築資材用途を中心に販売が回復した。」
東京オリンピック・パラリンピックを契機とした建築資材需要の取り込みから、建築資材用途の販売回復という実績の記載へ進んでいる。 - FY2020再定義有価証券報告書
「ガラス繊維事業の産業資材分野は、透明不燃シートなどの建築用途の拡販及び海外展開を進め、環境関連用途と電気電子分野関連資材用途の販売に注力する。」
建築用途の需要取り込み自体は継続しているが、従来の東京オリンピック・パラリンピックを前面に出した表現から、建築・環境・電気電子用途および海外展開へ軸足を移している。 - FY2018初出有価証券報告書
「不織布事業では、東京オリンピック・パラリンピックに向け、建築資材関連の需要の取り込みを図る。機能材事業では、ガラス繊維事業の産業資材分野は、東京オリンピック・パラリンピックに向けて建築資材用途の拡販に注力する。」
2020年の大会を見据え、不織布およびガラス繊維で建築資材関連需要の取り込み・拡販を図る施策を新たに明示している。