製品欠陥・品質問題
FY2016に初出。6回の記載のうち1回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
東洋紡がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。57社中11社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに1社。
- FY2026前進有価証券報告書
「2020年10月以降、一部の品番についてUL認証登録を取り消されましたが、2026年3月末時点で2製品を残してUL認証を再取得しています。未取得の2製品についてもお客さまと引き続き相談させて頂きながら再取得を進めています。」
第三者認証不適合への対応として、2026年3月末時点で残る2製品を除きUL認証を再取得した。 - FY2023対処有価証券報告書
「既に実施した第三者による調査等も踏まえて、実効性のある再発防止策を策定し、確実に実施してきました。再発防止策の一つとして、2021年2月から同年3月にかけて無記名式で、2021年7月から2022年1月にかけては記名式で品質に関する不適切な事案の有無を調査する目的のアンケートを国内外の当社グループ役員、社員(契約社員や派遣社員を含む)を対象に実施し、品質に関する重大な不適切事案は確認されませんでした。」
第三者調査、再発防止策、全社アンケートを実施し、重大な不適切事案は確認されなかったと記載している。UL・ISO9001の再認証は引き続き進行中である。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「当社は、米国の第三者安全科学機関であるUnderwriters Laboratories(以下「UL」といいます。)によって認証を受けているエンジニアリングプラスチック製品の一部の品番について、認証に関する確認試験時に、顧客に販売している製品と異なる組成のサンプルを提出していたことや、UL認証を取得している製品を製造する許可を受けていない工場で製造を行なっていること等(以下「本件不適切行為」といいます。)を確認しました。本件不適切行為についてULに報告等を行った結果、2020年10月28日付でUL認証を取り消された1製品に加えて、本年2月3日付で3製品(以下「本件不適合製品」といいます。)についてUL認証を取り消されました。これまで本件不適合製品を使用した最終製品に関して事故等の報告は受けていません。」
UL認証に関する不適切行為について、認証取消が1製品から追加3製品へ広がり、ISO9001認証の取消・一時停止も発生している。最終製品の事故報告はないと記載している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「当社では、米国の第三者安全科学機関であるUnderwriters Laboratories(以下「UL」といいます。)によって認証を受けている一部の製品が、認証に関する確認試験時に、実際に販売する製品と異なる組成のサンプルを提出していたことにより、ULに認証登録されている性能値に対して、実際に販売している製品の性能値が一部適合していないことが判明しました。」
製品の第三者認証登録値と実販売品の性能値の一部不適合が判明し、製品品質・認証に関するリスクが実際に発生した。 - FY2018再掲有価証券報告書
「重大な製品の欠陥などが発生した場合には、多額の損害賠償支払いや当社グループの信用失墜が生じるなど、経営成績および財政状態等に重要な影響を及ぼす可能性があります。」
製品欠陥・品質問題による損害賠償と信用失墜のリスクを再掲した。 - FY2016初出有価証券報告書
「重大な製品の欠陥などが発生した場合には、多額の損害賠償支払いや当社グループの信用失墜が生じるなど、経営成績および財政状態等に重要な影響を及ぼす可能性があります。」
地球環境・安全、PL/QA委員会などによる予防策と保険加入を記載している。