海外販売・海外製造委託に伴う為替変動リスク
FY2019に初出。11回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023-Q2。直近の記載は2026-10-15。
北の達人コーポレーションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より8年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。11社中5社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに2社。
- 2026-10-15顕在化決算説明資料
「商品の多くを海外から調達しており、円安による仕入原価上昇の影響を受けている」
SALONMOONで海外調達に伴う円安による仕入原価上昇が継続して発生している。 - FY2027-H1顕在化有価証券報告書
「一方で、当事業においては、商品の多くを海外から調達しているため、円安進行による仕入原価上昇の影響を受けております。」
SALONMOONでは海外調達を背景に円安進行による仕入原価上昇の影響が継続して発生している。売上規模の拡大より収益性の維持・改善を重視し、広告投資効率化と価格戦略の最適化を進めている。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「なお、前連結会計年度においては、記録的な円安の進行や原材料及び輸送費等の相次ぐ値上げによる仕入れ価格の高騰等により営業損失を計上する期間も発生しましたが、販売価格の改定、輸入効率や在庫保管効率の改善を通じたコスト削減等を実施したことで、当第3四半期連結累計期間は従来の営業利益率の水準を維持しております。」
SALONMOONについて、円安・原材料費・輸送費上昇への対応として販売価格改定と輸入・在庫効率改善を行い、従来水準の営業利益率を維持したとの説明を再確認している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「販売価格の改定、輸入効率や在庫保管効率の改善を通じたコスト削減等を実施したことで、当第1四半期連結累計期間は従来の営業利益率の水準を維持しながら売上高を拡大できております。」
SALONMOONで円安・仕入価格上昇により低下していた利益率への対応として、販売価格改定と輸入・在庫効率改善を行い、従来水準の営業利益率を維持しながら売上を拡大した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「こうした取り組みの結果、当連結会計年度における「SALONMOON」の売上高は641,750千円と順調に拡大している一方で、諸資材、原材料及び輸送費等の相次ぐ値上げによる仕入れ価格の高騰、さらには記録的な円安進行の影響により、利益率が低下しております。これらに対応すべく、販売価格の改定、輸入効率や在庫保管効率の改善を通じたコスト削減を実施いたしました。」
SALONMOONの売上は拡大した一方、資材・原材料・輸送費の上昇と円安により利益率低下が実際に発生し、販売価格改定と輸入・在庫効率改善で対応した。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「こうした取り組みの結果、当第2四半期連結累計期間における「SALONMOON」の売上高は325,922千円と順調に拡大している一方で、諸資材、原材料及び輸送費等の相次ぐ値上げによる仕入れ価格の高騰、さらには記録的な円安進行の影響により、利益率が低下しております。これらに対応すべく、販売価格の改定を実施いたしました。」
海外調達等に関係する為替・コスト上昇リスクが、SALONMOONの利益率低下として実際に発生し、販売価格改定で対応している。 - FY2022対処有価証券報告書
「こうしたリスクの対応策として、為替動向に応じた取引数の調整や適切な情報収集、取引先の分散化の検討等により、リスクの低減に努めております。」
海外販売・海外製造委託に伴う為替変動リスクについて、取引数の調整、情報収集、取引先分散を対応策として具体化している。 - FY2019初出有価証券報告書
「当社は、海外市場における商品販売や海外への製造委託等の外貨建取引を行っており、急激な為替レートの変動は、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。」
海外販売や海外製造委託に伴う外貨建取引を背景として、為替レート急変による業績・財務状況への影響を新たなリスクとして明示した。