ROE3%の目標設定
FY2018に初出。6回の記載のうち2回が「後退」で、最初の「後退」はFY2023。直近の記載はFY2025。
大森屋がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。113社中27社が悪化側に。
直近の記載が「後退」なのは、ほかに19社。
- FY2025後退有価証券報告書
「当連結会計年度におけるROEは、△0.6%と前年同期比2.2ポイント減少し,当初の目標としておりました1.5%を下回る結果となりました。」
ROE目標は前年度の2.2%から1.5%へ低下し、実績は△0.6%となり目標未達となった。価格改定と経費削減を行ったものの、原料海苔価格・資材価格の上昇により利益額が予想を下回ったと説明している。 - FY2024引き上げ有価証券報告書
「当連結会計年度におけるROEは、1.6%と前年同期比0.5ポイント減少し,当初の目標としておりました2.2%を下回る結果となりました。」
ROE目標は前年度の1.9%から2.2%へ引き上げられた一方、実績は1.6%となり目標未達であった。価格改定・経費削減を行ったものの、原料海苔価格・資材価格の上昇により利益額が予想を下回ったと説明している。 - FY2023後退有価証券報告書
「当連結会計年度におけるROEは、2.1%と前年同期比4.1ポイント減少いたしましたが,当初の目標としておりました1.9%を上回る結果となりました。」
ROE実績は2.1%で、当年度目標1.9%を上回った。ただし、目標値はFY2022の4.0%から1.9%へ低下している。 - FY2022達成有価証券報告書
「当連結会計年度におけるROEは、6.2%と前年同期比3.1ポイント増加し、当初の目標としておりました4.0%も上回る結果となりました。」
FY2022のROEは6.2%となり、当初目標4.0%を上回った。旧本社土地建物の売却による固定資産売却益も利益額を押し上げた要因として記載されている。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるROEは、2.3%と前年同期比4.0ポイント減少し、目標としておりました3%も下回る結果となりました。これは、主要原材料である海苔が記録的な不作であったことによる仕入価格の高騰に加え、物流費、人件費等の上昇によるコスト高が予想を上回ったことによるものであります。」
ROE目標3%に対し当年度実績は2.3%となり、前年同期比4.0ポイント低下して目標未達となった。原料高、物流費・人件費等のコスト高を要因として示し、引き続き改善に取り組むとしている。 - FY2018初出有価証券報告書
「当社グループは、株主資本の効率的運用及び収益性の追求の観点から、自己資本当期純利益率(ROE)を重要な経営指標ととらえ、その向上を目指して経営に取り組んでおります。当連結会計年度におけるROEは、6.3%と前年同期比5.4ポイント増加しましたが、これは特別利益の計上など一時的な要因によるものであり、次期の目標としては、3%を目指してまいりたいと考えております。」
ROEを重要な経営指標として位置づけ、次期目標を3%と初めて明示している。現年度ROEは6.3%で、特別利益など一時的要因によるものと説明している。