フジッコ(2908)・リスク悪化直近のガバナンス(2026-06-26)では「前進」
気候変動による昆布・豆等の不作と原材料調達リスク
FY2023に初出。7回の記載のうち2回が「前進」で、最初の「前進」はFY2024。直近の記載は2026-06-26。
7記載
4年にわたる
3うち適時開示
動きの推移
同じテーマの他社
気候変動による原材料・水資源の調達困難16社が書いているテーマ・逆風16社・追い風0社
フジッコがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。10社中3社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに4社。
尾根=前進を書いた年、谷=悪化を書いた年。奥ほど前向きな会社。 ドラッグで回転、スクロールで拡大、右ドラッグで移動。スマホは2本指で回転・拡大(1本指はページのスクロール)。
比べている16社のうち14社を表示しています。上の文は16社すべてから計算しています。全記録提出書類・適時開示・報道、新しい順
- 2026-06-26前進ガバナンス
「産地の関係団体と連携し、環境変化が作物に及ぼす影響を継続的に把握しながら、対応策の検討を進めております。」
原材料リスクへの対応として、産地協働、種苗開発・品種改良、代替原料研究、調達地域の多様化を具体的な対応策として示した。 - FY2026悪化有価証券報告書
「また、近年夏から秋にかけての高温や干ばつなどにより、大豆や黒大豆は品質低下が著しい状況です。特に、煮豆や蒸し大豆等の原料となる高品質な大粒大豆は、調達が困難となってきており、当社にとって厳しい状況が続いています。」
気候変動による原材料リスクが、昆布だけでなく大豆・黒大豆の品質低下と高品質原料の調達困難として具体化した。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「特に2024年産の生産量は、過去最低を大幅に更新している状況です。」
気候変動による昆布等の不作・原材料調達リスクについて、2024年産昆布の生産量が過去最低を大幅に更新したと記載し、リスクが実際の原料供給環境に現れた。 - FY2024前進有価証券報告書
「CO2排出抑制に向けて、2030年までに30%削減、2050年にはScope1、2でのCO2排出実質ゼロを目標としております。太陽光発電の設置やCO2フリー電力の購入、ブルーカーボンと呼ばれる昆布の養殖に積極的に取り組むなど、地球環境に配慮した政策を段階的に進めてまいります。」
気候変動による原材料調達リスクへの対応を、産地分散・耐候性品種の育成に加え、昆布養殖、再生可能電力等の環境施策へ拡張した。 - FY2023初出有価証券報告書
「当社商品の主原料は昆布や豆を始めとする農水産物であり、生産地で気候変動の影響による不作が生じた場合、販売機会損失等のリスクがあります。」
気候変動による農水産物の不作が、昆布・豆等の主原料の安定調達と販売機会に影響するリスクとして初めて独立して記載された。計画購買、複数企業からの購買、TCFD検討チームを対応策としている。