高温・残暑による季節商品販売およびきのこ市場相場への影響
FY2017-Q1に初出。32回の記載のうち27回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026。
一正蒲鉾がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。13社中9社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに10社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「販売数量は、残暑の影響により鍋需要の立ち上がりが遅れたものの、需要期における大容量パックの販売拡大により前年同期を上回りました。」
残暑により鍋需要の立ち上がりが遅れる影響が発生した一方、大容量パックの販売拡大によりきのこの販売数量は前年同期を上回った。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「売上は、平年に比べ野菜相場が高値で推移した影響を受け、まいたけを含むきのこ市場全体の価格も堅調に推移し、販売価格が前年同期を上回りました。一方、販売数量については、秋口以降の暖かい気候が続いた影響でやや鈍化したものの、前年同期以上の水準を維持しました。」
秋口以降の暖かい気候により、きのこの販売数量がやや鈍化する影響が発生した。ただし、販売数量は前年同期以上の水準を維持している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「売上は、ビタミンDを強化した商品のリニューアルや大容量商品の提案による販売強化を行ってきましたが、昨夏の酷暑や暖冬も影響し、数量が伸び悩んだことにより前年を下回りました。」
酷暑・暖冬による販売数量の伸び悩みが通期のきのこ事業に影響し、同事業は営業利益から営業損失へ転じた。気象条件による影響が通期で顕在化している。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「しかしながら、きのこの需要が高まる秋口以降も平年より暖かい日が続いたため、販売数量は伸び悩み、前年同期を下回りました。」
秋口以降の平年を上回る気温により、きのこの販売数量が伸び悩み、前年同期を下回る影響が実際に発生した。 - FY2024気候条件による通期の数量減少・赤字化有価証券報告書
「売上は、ビタミンDを強化した商品のリニューアルや大容量商品の提案による販売強化を行ってきましたが、昨夏の酷暑や暖冬も影響し、数量が伸び悩んだことにより前年を下回りました。利益は、生産の効率化やコスト削減などを実施してきましたが、気候条件が悪いなか、需要喚起不足による売上高減少並びに原材料や労務費増加により前年を下回る結果となりました。」
酷暑・暖冬による数量伸び悩みが通期の減収要因となり、きのこ事業は前年度の営業利益から営業損失へ転じた。気象条件による事業影響が通期でも深刻化している。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「売上は、野菜市況およびきのこ全体の市況は前年同四半期を上回り、まいたけの価格も上昇し、販売においてはビタミンDを強化した商品のリニューアルや大容量商品の提案による販売強化を行ってきましたが、昨夏の酷暑や暖冬も影響し数量は伸び悩んだことにより前年同四半期を下回りました。」
昨夏の酷暑と暖冬がきのこ販売数量の伸び悩みに影響したと説明しており、高温・気象条件による販売影響が実際に発生している。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「売上は、野菜市況およびきのこ全体の市況は前年を上回り、まいたけの価格も上昇したなか、販売促進として大容量商品の提案と販売強化を行いましたが、今夏の酷暑や10月以降も平年より気温が高かったことも影響し、数量は伸び悩み、前年同四半期を下回る結果となりました。」
今夏の酷暑と10月以降の高温により、きのこの販売数量が伸び悩む影響が実際に発生した。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「売上は、キャンプやバーベキュー等での利用を想定した大容量商品の提案など販売強化を行ってきたものの、今夏の酷暑による消費の伸び悩みの影響もありました。」
今夏の酷暑による消費の伸び悩みが、きのこ事業の販売に実際に影響したと説明している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「また、おでん商材である揚物や鍋物商材であるまいたけの販売状況は秋から春先にかけての需要期における天候、気温の変動に影響を受ける傾向があり、地球温暖化の進展などにより販売機会が減少する場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
気温・天候によるおでん及びきのこ販売への影響と、将来の地球温暖化による販売機会減少リスクを継続して開示している。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「8月中旬において日照不足や気温の低下等の影響により一部生育停滞も見られ、野菜全般およびきのこ市場価格は前年相場を上回る展開となりました。3月に入ってからは、きのこの入荷量の減少とともに市場価格が下げ止まり、前年を超える状況でしたが、それ以外の多くの期間は、天候も比較的安定し野菜の生育が順調だったことから、総じて市場価格は低調に推移し、きのこの販売にとっては厳しい環境となりました。」
日照不足・気温低下による市場価格上昇や、天候安定・生育順調による市場価格低調が発生し、きのこ販売に影響した。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「8月中旬は、日照不足や気温の低下による野菜の生育不良から野菜全般およびきのこ市場価格は堅調でしたが、その他の7月や10月以降は、天候も比較的安定し野菜の生育が順調だったことから、総じて市場価格は低調に推移しました。」
日照不足・気温低下による市場価格の堅調推移と、天候安定・生育順調による野菜・きのこ市場価格の低調推移が発生し、きのこ販売に影響した。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期の前半は気温が高めに推移し野菜の生育も順調であったことから、野菜市場価格及びきのこ市場価格は低調となり、前年の巣ごもり需要の反動も重なり、きのこの販売については厳しい環境となりました。一方、8月中旬の日照不足・気温の低下による野菜の生育不調により相場は前年を超え、きのこの需要増につながりました。」
高温による野菜・きのこ市場価格の低調推移と、日照不足・気温低下による相場回復が発生し、きのこ販売に影響した。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「11月後半から12月にかけて、気温が記録的に高い状態が続き、野菜の生育が順調に進んだことから相場は急落し、野菜市場価格及びきのこ市場価格は軟調となりましたが、年末から1月にかけては低温と大雪の影響で、野菜市場価格が持ち直したことで、きのこ市場価格も回復しました。しかし、2月後半から3月にかけて気温が高めに推移して野菜の生育状況が改善されたことから、野菜市場価格及びきのこ市場価格は再び軟調となりました。」
記録的な高温、低温・大雪、再度の高温により、野菜・きのこ市場価格が急落・回復・再軟調化する影響が実際に発生した。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「8月下旬以降からの厳しい残暑や野菜市場価格の急落によりきのこ市場価格は軟調に推移しておりましたが、秋が進むにつれて気温も低下し、10月に入ると鍋物需要が例年並みに増加したことから、野菜・きのことも市場価格は回復しました。しかし、11月後半から12月にかけて、気温が記録的に高い状態が続き、野菜の生育が順調に進んだことから相場は一転して急落し、野菜市場価格及びきのこ市場価格は軟調となりました。」
厳しい残暑、記録的な高温、野菜の順調な生育により、野菜・きのこ市場価格の急落・軟調推移が実際に発生した。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「一方、おでん商材の「揚物」については、長梅雨があったものの、今夏は猛暑が続き、例年であれば販売が本格化する9月に入っても気温が高めに推移したことにより軟調に推移いたしました。」
猛暑と9月の高温により、おでん商材の「揚物」の販売が軟調となる影響が当四半期にも発生した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「また、おでん商材である揚物や鍋物商材であるまいたけの販売状況は秋から春先にかけての需要期における天候、気温の変動に影響を受ける傾向があり、将来的には温暖化により販売機会が減少する場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
従来の高温・暖冬による季節商品の販売影響に加え、将来的な温暖化による販売機会減少をリスクとして明示している。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「一方、例年と比べて寒気が弱く全国的に気温が高めに推移していることにより、おでん商材の購買意欲は鈍く「揚物」が軟調に推移しております。」
例年より気温が高く推移したため、おでん商材の購買意欲が鈍化し、「揚物」が軟調となった。高温による季節商品の販売影響が実際に発生している。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「一方、例年と比べて寒気が弱く全国的に気温が高めに推移していることにより、おでん商材の購買意欲は鈍く「揚物」が軟調に推移しております。」
例年より気温が高く推移したため、おでん商材の購買意欲が鈍化し、「揚物」が軟調となった。高温による季節商品の販売影響が実際に発生している。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「主力商品群の「カニかま」は健康長寿の食材として、原料の魚肉たんぱく質が筋肉を作り、血糖値を抑えるなど、その効能が昨年メディアに取り上げられましたが、現在も健康志向の高まりのなかで販売が伸長しております。一方、8月、9月と例年よりも気温が高めに推移したことにより、おでん商材の出足は鈍く軟調に推移しました。」
例年より高い気温により、おでん商材の販売出足が鈍化した。高温による季節商品の販売影響が当四半期にも実際に発生している。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「当セグメントにおきましては、夏場の豪雨や大幅な気温上昇などの天候不順により野菜市場価格は高騰いたしましたが、秋以降は一転して暖かな好天が続き野菜の生育は順調であったものの、暖冬により鍋物用野菜の需要は鈍く、野菜市場価格は軟調に推移し、きのこ関連の価格も軟調なまま推移いたしました。」
夏場の豪雨・大幅な気温上昇による野菜市場価格の高騰、暖冬による鍋物用野菜需要の鈍化、野菜・きのこ関連価格の軟調推移が実際に発生したと説明している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「当セグメントにおきましては、夏場の豪雨や大幅な気温上昇などの天候不順により野菜市場価格は高騰いたしましたが、秋以降は一転して暖かな好天が続き野菜の生育は順調な一方、暖冬により鍋物用野菜の需要は鈍く、11月以降の野菜市場価格は軟調に推移いたしました。」
夏場の豪雨・大幅な気温上昇により野菜市場価格が高騰し、秋以降は暖冬により鍋物用野菜の需要が鈍化するなど、天候による市場価格・需要への影響が当四半期にも発生した。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「当セグメントにおきましては、夏場の豪雨や大幅な気温上昇などの天候不順により野菜市場価格は高騰いたしました。こうしたなか、まいたけ価格は消費者の健康指向の高まりのなか、TVメディアにおいてまいたけの機能性が取り上げられたことにより堅調に推移いたしました。」
夏場の豪雨や大幅な気温上昇により野菜市場価格が高騰するなど、天候による市場価格への影響が当四半期にも発生した。まいたけ価格は堅調に推移した。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「しかしながら、おでん商材は11月中旬からの気温の低下により好調に推移した一方、2月以降は気温の上昇により減速傾向となったため、売上高は前連結会計年度をやや下回る結果となりました。」
気温低下でおでん商材が好調となった一方、2月以降の気温上昇で販売が減速し、季節商品の販売への気象影響が通期でも発生した。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「「うなる美味しさうな次郎」や「サラダフィッシュ」はテレビや新聞など様々なメディアに取り上げられ、商品の認知が進んだことにより堅調に推移いたしました。おでん商材は11月中旬からの気温の低下により好調に推移したものの、2月以降の気温の上昇により減速傾向となったため、売上高は前年同四半期をやや上回る結果となりました。」
気温の低下によりおでん商材が好調となった一方、2月以降の気温上昇により販売が減速した。気象条件による季節商品の販売影響が当四半期にも発生している。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「当セグメントにおきましては、7月は野菜が豊富に出回り、野菜市場価格は低迷いたしましたが、秋以降は天候不順等による影響で野菜市場価格は高騰し、きのこ価格は堅調に推移いたしました。」
天候不順等により野菜市場価格が低迷後に高騰するなど、市場価格への天候影響が当四半期にも発生した。一方、きのこ価格は堅調に推移した。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「夏から初秋にかけて天候不順が続き、野菜市場価格は大きく変動しましたが、きのこの市場価格は堅調に推移しました。」
天候不順により野菜市場価格が大きく変動したと説明しており、天候による市場価格への影響が当四半期にも発生した。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「しかし、夏場の気温が平年より高く、残暑が長引いたことによりおでん商材である揚物・竹輪商品群が軟調に推移し、売上面においては前連結会計年度を下回る結果となりました。」
高温・残暑により季節商品の販売が低迷し、水産練製品・惣菜事業の売上高が前年度を下回る影響が通期でも発生した。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「当セグメントにおきましては、7月にうなぎの蒲焼きをイメージした「うなる美味しさうな次郎」や2月末に新しい食素材の「サラダフィッシュ」を発売しご好評をいただいておりますが、9月の気温が平年より高く、残暑が長引いたことにより「揚物」・「竹輪」商品群が軟調に推移し、売上面においては前年同四半期を下回る結果となりました。 このような状況のなか、安定生産・品質向上に努め継続的に販売促進を行った結果、売上高、利益ともに前年同四半期を上回る結果となりました。」
高温・残暑による季節商品の販売低迷は発生したと説明している一方、秋以降はきのこ市場相場が堅調に推移し、きのこ事業の売上高・利益は前年同期を上回った。影響の一部回復が示されている。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「夏から初秋にかけて全国的に高温が続き、野菜及びきのこ市場相場は低迷いたしましたが、秋以降は天候不順の影響もあり、野菜市場相場は高騰し、きのこ市場相場も堅調に推移いたしました。」
夏から初秋の高温により野菜・きのこ市場相場が低迷したと説明している。秋以降は野菜相場が高騰し、きのこ相場は堅調に転じたが、きのこ事業の売上高・利益は前年同期を下回った。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「9月の気温が平年より高く、残暑が長引いたことにより「おでん」・「揚物」商品群は軟調に推移し、売上面においては前年同四半期を下回る結果となりました。」
高温・残暑により水産練製品・惣菜事業の季節商品が軟調となった。また、きのこ事業でも高温により野菜・きのこ市場相場が低迷し、売上高・利益が前年同期を下回ったと説明している。