新型コロナウイルス感染症を契機とした固定資産の減損と資産グルーピング見直し
FY2021に初出。11回の記載のうち6回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021。直近の記載はFY2026。
石井食品がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。14社中4社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに2社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「惣菜部門の製造用資産 営業活動から生じる損益が継続してマイナスであるため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(65,184千円)として特別損失に計上いたしました。」
惣菜部門の製造用資産について営業損益のマイナスが継続し、減損損失65,184千円を計上した。通信用資産の減損18,230千円も加わり、当年度の減損損失は83,416千円と前年度の23,428千円から増加した。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「減損損失 13,098 1,465」
当中間期の減損損失は1,465千円となり、前年同期の13,098千円から減少した。ただし、減損損失の計上自体は継続している。 - FY2025対処有価証券報告書
「惣菜・正月料理等部門の製造用資産について、営業活動から生じる損益が継続してマイナスであるため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(23,428千円)として特別損失に計上いたしました。」
惣菜・正月料理等部門の減損損失は23,428千円となり、前年度の39,100千円から減少したが、継続して減損を計上している。 - FY2025-H1中間期減損損失を更新有価証券報告書
「減損損失 16,124 13,098」
当中間期の減損損失は1,309万8千円となり、前年同期の1,612万4千円から減少したが、固定資産の減損計上は継続している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「惣菜・正月料理等部門の製造用資産について、営業活動から生じる損益が継続してマイナスであるため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(39,100千円)として特別損失に計上いたしました。」
惣菜・正月料理等部門の製造用資産で39,100千円の減損損失を計上し、前年度の15,055千円から増加した。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「減損損失 3,076 25,684」
第3四半期累計の減損損失は25,684千円となり、前年同期の3,076千円から増加した。固定資産の減損が引き続き損益に反映されている。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「減損損失 3,076 16,124」
第2四半期累計の減損損失は16,124千円となり、前年同期の3,076千円から増加した。固定資産の減損が引き続き損益に反映された。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、一部資産グループにおいて減損損失を計上しておりますが、翌連結会計年度において見積りの前提や仮定に変更が生じ、新たに減損損失を認識する必要が生じた場合には、同期間における連結財務諸表に影響を与える可能性があります。」
通期で減損損失15,055千円を計上した。惣菜・正月料理等の製造用資産、遊休資産、ECサイト資産が対象となり、将来の前提変更による追加計上可能性も記載している。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「減損損失 11,999 3,076」
第3四半期累計期間に減損損失3,076千円を計上し、固定資産の減損が引き続き損益に反映された。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「惣菜・正月料理等部門の製造用資産について、減損損失14,441千円を特別損失に計上いたしました。」
前年度の大規模な減損損失計上後も、惣菜・正月料理等部門の製造用資産で1,444万1千円、遊休資産で13万8千円の減損損失を計上した。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において、新型コロナウイルス感染症予防対策として正月料理の生産体制の見直しを行ったこと等に伴い、キャッシュ・フローの相互補完性に変更が生じたことからグルーピングの見直しを行いました。」
資産グルーピングを見直し、惣菜・正月料理等部門の製造用資産などについて減損損失650,828千円を計上した。翌年度以降に前提や仮定が変われば、追加の減損損失が発生する可能性も記載している。