魚価の価格変動リスク
FY2016-Q3に初出。27回の記載のうち20回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q2。直近の記載はFY2024-Q2。
横浜冷凍がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より4年早い。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに1社。
- FY2024-Q2対処有価証券報告書
「また前期相場下落で利益率を落としたエビも相場が回復し、水産品全体では利益重視の販売の取組みにより減収ながら増益となりました。」
前期に利益率低下を招いたエビについて相場が回復し、利益重視の販売により水産品全体が増益となったと説明されている。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「また、北海道商材が値崩れし利益を圧縮しました。」
水産品の価格変動リスクが、北海道商材の値崩れによる利益圧縮として通期業績に現れた。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「一方、エビが昨年末から続いている需給のバランスの崩れから国内相場下落のため増収ながら減益、カニはアメリカのロシア産輸入禁止措置による相場下落の状況が続いており、また北部太平洋の国産サバが過去にない不漁となり、販売計画を大きく下回って減収減益になりました。」
水産品の価格・需給・漁獲量の変動が、エビの利益率低下、カニ相場下落、国産サバの不漁と販売計画未達として実績化した。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「一方、カニはアメリカのロシア産輸入禁止措置により相場が急落、エビは海外コンテナの物流が改善され、夏場以降滞留していた荷物がまとまって搬入になったため相場が下落し利益率が低下しました。」
水産品の価格変動リスクが、ロシア産輸入禁止措置によるカニ相場急落、滞留貨物の搬入によるエビ相場下落および利益率低下として実績化した。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「一方、ウクライナ情勢によるカニの相場の下落、中国のロックダウンによるデマレージ費用の増加は利益を押し下げましたが、水産品全体では増収増益となりました。」
水産品の価格・外部環境リスクが、ウクライナ情勢によるカニ相場下落と中国ロックダウンによる費用増加として通期業績に現れた。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「一方、ウクライナ情勢によりカニの相場が下落し、収益を押し下げましたが、水産品全体では増収増益となりました。」
水産品の価格変動リスクが、ウクライナ情勢を背景とするカニ相場の下落と収益押し下げとして実際に発生した。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「農産品はイモ類や玉ねぎが不作に伴う単価上昇で利益率が上がり増収増益となりました。」
作況変動と単価変動が、イモ類・玉ねぎの不作に伴う単価上昇として実際の販売環境に現れた。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「水産品は鮭鱒、エビ、カニ等、主要品目の相場が世界的に上昇するなか、利益重視の販売を進め、増収増益となりました。」
主要水産品の相場上昇が続くなか、利益重視の販売により増収増益となったと説明されている。 - FY2021対処有価証券報告書
「そのため、商品の調達先・生産拠点の新規開拓や養殖事業の強化を行って調達先を分散化するだけでなく、在庫の適正化を行いリスクの分散を図っています。」
商品価格変動リスクに対し、調達先・生産拠点の分散、養殖事業の強化、在庫適正化を対応策として明示している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「ノルウェー養殖事業は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う欧米での需要減少から商品単価が下がったことに加え、シーライス(寄生虫)除去に伴う生産コストの増加により減益となりました。」
水産品の価格変動リスクが、欧米需要減少による商品単価下落としてノルウェー養殖事業の減益に現れた。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「ノルウェー養殖事業はシーライス(寄生虫)対策のための生産調整による水揚げ量の減少に加え、コロナ禍により商品単価が下がったため、減収減益となりました。」
商品単価の変動リスクが、コロナ禍による単価下落とノルウェー養殖事業の減収減益として実績化した。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「水産品は減収増益となりました。不漁によって取扱量が減少したサバ、相場が下落したウナギ、カニが減収減益となりました。」
不漁、相場下落、取扱量減少による水産品の価格・需給変動リスクが、サバ、ウナギ、カニの減収減益として通期業績に現れた。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「利益率の回復したホッケ、イカは増益となりましたが、取扱量を抑えた鮭鱒、シラスウナギ豊漁の影響を受け相場が下落したウナギ、不漁によって取扱量が減少したサバは減益となりました。」
水産品の相場、漁獲量、取扱量の変動が、ウナギの相場下落やサバの取扱量減少による減益として引き続き実績化している。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「在庫消化の進んだホッケ、イカは増益となりましたが、鮭鱒の国内在庫増加による相場の下落、サバの国内主要産地での不漁と缶詰ブームの落ち着きによる取扱量の減少により、減益となりました。また、シラスウナギの豊漁によるウナギの相場下落、在庫消化が進まなかったカニの売却損が発生し、利益を押し下げました。」
水産品の在庫・相場・漁獲量の変動が、鮭鱒の相場下落、サバの取扱量減少、ウナギの相場下落、カニの売却損として実績化した。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「鮭鱒の国内在庫増加による相場の下落、カニの相場急落が大きな要因となり、大幅な減収減益となりました。」
水産品の在庫・価格変動リスクが、鮭鱒の相場下落とカニの相場急落による大幅な減収減益として実績化した。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「利益率の回復したエビ、輸出が好調なサバは増益となりましたが、売却損の発生したイカ・ホッケ・アカウオは、収益が回復傾向にあるものの、通期では大幅な減益となりました。」
水産品の価格・需給変動リスクが、イカ・ホッケ・アカウオの売却損発生と通期の大幅減益として実績化した。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「水産品は減収減益となりました。輸出向けのサバや、利益率の回復したエビは増益となり、収益に寄与しました。イカは収益が回復しましたが、累損を埋めるには至らず減益となりました。また、売却損の発生したホッケは減益となりました。」
エビ・イカの収益回復が示される一方、イカは累損を解消できず、ホッケでは売却損が発生して減益となる状況が続いている。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「水産品は減収減益となりました。輸出向け、国内向けのサバや、時宜を捉えた買付を行ったカニが収益に寄与しましたが、イカ、ホッケで売却損が発生し、利益率が悪化しました。」
水産品の価格・需給変動リスクが、イカとホッケの売却損発生および利益率悪化として実績化した。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「不漁による高騰で需要が低下しているイカ、利益率を大きく下げたホッケ等が収益を押し下げました。」
不漁によるイカの価格高騰と需要低下、ホッケの利益率低下が、食品販売事業の収益下押しとして実績化した。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「高値推移が続くエビ、イカ、カニは、仕入価格を販売価格に転嫁できず利益を圧迫し、収益を下押ししました。」
水産品価格の高騰と販売価格への転嫁不能が、通期でも利益圧迫として実際の業績に現れた。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「高値推移が続くエビ、イカ、カニは、コストの上昇を販売価格に転嫁できず利益を圧迫し収益を下押ししました。」
水産品の市場価格・コスト上昇リスクが、販売価格への転嫁不能と利益圧迫として実際の業績に現れた。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「主力商材の市場価格の高騰により荷動きが停滞する厳しい環境の中での事業展開となりました。」
主力水産品の市場価格高騰が荷動き停滞につながる状況として記載され、エビ・イカ・カニでは利益率が大きく低下した。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「ホタテ、カニは価格高騰の影響を受けて収益性が低下しました。」
水産品の価格高騰が、ホタテ・カニの収益性低下として通期業績に現れている。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「一方、価格高騰が続くカニ、天候不良の影響を受けて生産量が激減したホタテは利益率が低下しました。」
カニの価格高騰とホタテの生産量減少が、引き続き利益率低下として実際の業績に現れている。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「一方、価格高騰が続くカニ、天候不良の影響を受けたホタテは利益率が低下しました。」
魚価・水産品価格の変動リスクについて、カニの価格高騰が継続し利益率低下として実際の業績に現れている。 - FY2016再掲有価証券報告書
「魚価の価格変動リスクを抑制するためには、生産段階へのアプローチが必要であると判断し、今回、有力養殖会社であるFjordlaks Aqua AS(以下Fjordlaks Aqua社)の全株式を取得いたしました。」
生産段階への進出を魚価変動リスクへの対応と位置付ける説明が、年次報告書でも維持されている。 - FY2016-Q3対処有価証券報告書
「魚価の価格変動リスクを抑制するためには、生産段階へのアプローチが必要であると判断し、今回、有力養殖会社であるFA社の全株式を取得いたしました。」
生産段階への進出を、魚価変動リスクを抑制するための対応として説明している。