不漁による水産品の価格高騰・休売リスク
FY2018-Q2に初出。15回の記載のうち8回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018-Q2。直近の記載は2026-08-14。
石光商事がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。63社中45社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに26社。
- 2026-08-14顕在化決算
「一方、主力のエビ関連においては、揚げ物などに使用されるエビ商品が大手外食チェーンにおける新規採用等により売上高は増加したものの、回転寿司チェーンにおけるメニューカットの影響等が上回ったことから、売上高及び売上総利益は減少いたしました。」
エビ関連では新規採用があったものの、回転寿司チェーンのメニューカットの影響が上回り、売上高・売上総利益が減少した。 - FY2026顕在化有価証券報告書
「主力のエビ関連では、量販店向けの販売が好調に推移した一方で、回転寿司チェーンにおけるメニューカット等の影響により、外食向けの販売は大きく減少いたしました。タコ関連では、たこ焼き用原料の販売が引き続き好調に推移し、売上高は増加いたしました。その結果、水産の売上高は前年同期比1.5%減少いたしました。」
回転寿司チェーンのメニューカットによりエビの外食向け販売が大きく減少し、水産全体は前年同期比1.5%減少した。一方、タコ関連は好調だった。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「イカ関連は原料不足ながらも、昨年並みの数量は確保でき、売上高が増加いたしました。タコ関連は引き続きたこ焼き用の原料販売が好調に推移し、売上高が増加いたしました。」
イカは原料不足が続くものの昨年並みの数量を確保し、タコもたこ焼き用原料の販売が好調となった。供給制約の影響を調達・販売面で一定程度抑えている。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「主力のエビ関連は価格改定により販売量が減少し外食業態を中心に売上高が減少いたしました。イカ関連は世界的に原料が枯渇しているなか、サプライヤーの協力もあり安定供給ができたことで工場用原料を中心に売上高が増加いたしました。水産調理冷食は中食業態を中心に売上高が微増、タコ関連は原料相場高騰が続いており新規顧客の獲得が難しく売上高は微減となりました。」
エビの価格改定による販売量・売上高減少、世界的なイカ原料枯渇、タコの原料相場高騰と新規顧客獲得難が実際の業績に表れた。一方、イカはサプライヤー協力により安定供給を確保した。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「一方でタコ関連では、価格高騰の影響により既存得意先の需要が減退し、売上高が減少いたしました。」
タコの価格高騰が既存得意先の需要減退と売上高減少として実際に表れ、水産品の原料価格リスクの影響が続いている。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「一方でタコ関連は価格高騰の影響により既存得意先の需要が減退し、売上高が減少いたしました。」
タコの価格高騰が既存得意先の需要減退と売上高減少として実際に表れ、水産品の原料価格・供給リスクの影響が継続している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「タコ製品は原料価格高騰により、一粒当たりのサイズがダウンしたことで使用量が減り販売が減少いたしました。」
タコの原料価格高騰が、製品サイズの縮小、使用量減少、販売減少として実際の事業に影響した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「一方でタコは原料価格が高値で推移している影響により販売が減少いたしました。」
タコの原料価格高騰が継続し、販売減少として実際の業績に影響している。エビの新規採用やボランタリー・チェーンへの導入アイテム増加による販売拡大も併記されている。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「水産は、主力商品のエビが外食産業向けに新規採用される等により販売が順調に推移いたしました。一方でイカ・タコは原料価格が高値で推移している影響や他社との販売競争の激化により、販売が減少いたしました。」
エビの新規採用による販売増がある一方、イカ・タコは高い原料価格と販売競争激化により販売が減少し、水産原料リスクの影響が継続している。 - FY2019対処有価証券報告書
「また、タコは引き続き水揚げ状況が不安定のなか、当社の調達力により安定供給が可能となり、冷凍タコ焼きメーカー向けの販売が増加いたしました。」
タコの不安定な水揚げは継続しているが、調達力により安定供給を確保し、販売増加につなげた。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「水産は、商品によって資源の枯渇による価格高騰や需要減少による相場の下落がありましたが、主力のエビ、タコの外食チェーン、量販店への販売が順調に推移いたしました。」
資源の枯渇による価格高騰と、需要減少による相場下落が実際の水産事業の状況として記載されている。一方、エビ・タコの販売は順調に推移した。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「水産は、商品によって資源の枯渇の影響や相場の下落がありましたが、エビ、タコの、外食チェーン、ボランタリー・チェーンへの販売が順調に推移いたしました。」
水産品について資源の枯渇の影響が実際に生じたと記載している。一方、相場の下落もあり、エビ・タコの販売は順調に推移した。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「水産は、イカ、タコなどの天然資源物の水揚げが引き続き少なく、原料価格が高値で推移しております。」
イカ・タコなどの水揚げ不足と原料価格の高値が継続している。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「水産は、イカおよびタコの原料不足による価格の高騰が引き続き継続し、量的な確保が厳しくなっているものの、今期新発売の魚加工品の販売に積極的に取り組んだ結果、量販店を中心に販売が順調に推移いたしました。」
イカ・タコの原料不足と価格高騰が継続し、量的な確保がさらに厳しくなっていると記載している。新発売の魚加工品による販売で影響を補っている。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「イカおよびタコにおきましては不漁による価格の高騰で休売を余儀なくされる商品もありましたが、今期新発売のひとくち白身フライなどの採用が拡大いたしました。」
不漁による価格高騰が実際に発生し、一部商品の休売を余儀なくされたと記載している。