輸入商品の価格変動リスク
FY2016に初出。34回の記載のうち13回が「再掲」。直近の記載は2026-08-14。
石光商事がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。32社中23社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに11社。
- 2026-08-14悪化決算
「当社グループの業績に影響を与える為替相場におきましては、期初1ドルあたり158円台で始まり、4月末から5月にかけて日銀の為替介入の影響により、一時155円台半ばまでドル安円高が進みました。その後再びドル高円安が進行し、6月末には、1986年以来の高水準となる162円台となりました。」
為替相場が期中に大きく変動し、期末には円安水準となった。 - FY2026価格変動リスクの発生可能性・影響度を中と評価有価証券報告書
「このような相場リスクを回避する目的で為替予約取引及びコーヒー先物取引を行い、また、調達先国を複数持つとともに、販売価格への転嫁を行っております。しかしながら、相場の変動が著しく急激あるいは変則的で、リスク回避を含めたコスト上昇分を販売価格に転嫁しきれない場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
為替予約、コーヒー先物、調達先の分散、価格転嫁を対応策として継続しつつ、相場変動が急激な場合の転嫁不足リスクを明示し、発生可能性・影響度をともに中と評価している。 - 2026-05-14再掲決算
「しかし、需給のタイト感が目立つ中で値を戻し、420セント台まで上昇するなど、非常にボラティリティの高い展開が続きました。」
コーヒー相場の大幅な変動と不安定な展開が続いていることを再確認した。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「コーヒー相場は期初に1ポンドあたり389.05セントでスタートし、米国トランプ大統領による関税発動の報道を受けて、投機筋主導の売りが加速し、相場は一時300セントを切るところまで下落しました。しかし、リスクセンチメントが回復する中で値を戻し、420セント台まで上昇するなど、非常にボラティリティの高い展開となりました。その後は、ブラジルの生産回復期待による下落圧力と、米国の関税政策、在庫逼迫、天候リスクといった上昇要因が綱引きする形で、高値圏で不安定な値動きを続け、9月末では374.85セントとなりました。」
コーヒー相場は300セント割れから420セント台まで大きく変動し、米国の関税政策、在庫逼迫、天候リスクなど複数要因が相場変動を拡大させた。輸入商品の価格変動リスクが一段と不安定化している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「コーヒー業界におきましては、アラビカコーヒー相場は1ポンド当たり191.80セントからスタートし、4月半ばに一時240セント台まで上昇しましたが、その後投機筋のポジション整理もあり190セント台まで下落しました。しかしながら、ロブスタコーヒーが引き続き世界的に供給不足であることに加えて、ブラジルの天候懸念を背景に8月には250セントを突破し、9月末では270.25セントとなりました。」
コーヒー相場は供給不足と天候懸念を背景に上昇し、9月末には270.25セントとなった。価格高騰による市場停滞や販売減少も生じ、輸入商品の価格変動リスクが強まった。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「当社に関し、外食業界の需要回復に加えて円安の影響による仕入価格の上昇を販売価格引き上げに繋げたことに伴い、売上高、利益ともに順調に推移いたしました。」
円安による仕入価格上昇が実際に発生し、販売価格の引き上げで対応した。価格変動リスクは、価格転嫁による売上・利益への影響として当期も事業に表れている。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「一部の子会社において足元のコーヒー相場の影響を受けた収益環境の悪化により、前年同期比で減益を余儀なくされました。」
コーヒー相場の変動が一部子会社の収益環境悪化と前年同期比減益として実際に業績へ表れた。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「コーヒー業界におきましては、コーヒー相場は期初1ポンドあたり170.50セントからスタートし、投機筋の動きにより一時的に200セントを超えましたが、その後最大生産国であるブラジルの収穫が終始順調に進み、前年比増産見込みであること、また天候懸念も少なかったことにより下落し、9月末では146.15セントとなりました。」
コーヒー相場は期初の170.50セントから一時200セント超まで上昇した後、9月末には146.15セントへ下落した。相場反落は販売価格下落と利益率低下として実際の業績に影響している。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「当社グループの業績に影響を与える為替相場におきましては、期初1ドルあたり133円台で始まり、5月に入って以降、米国の連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの実施とさらなる利上げの可能性への思惑等により、円安傾向が強まり、6月末では144円台となりました。コーヒー業界におきましては、コーヒー相場は期初1ポンドあたり170.50セントからスタートし、投機筋の動きにより一時的に200セントを超えましたが、その後最大生産国であるブラジルの収穫開始に伴って徐々に下落し、6月末では159.00セントとなりました。」
円安とコーヒー相場の変動が続き、販売単価と原価の動きのずれによる利益率縮小が実際に発生した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「期初からの著しいドル高円安が進み、当社グループは取扱商品の多くを輸入しているため、2021年から顕著となっていたコーヒー相場の上昇分と合わせ、お客様に販売価格への転嫁の協力をお願いしていくことになりました。それにより売上高は増加いたしましたが、転嫁は仕入価格上昇を十分にカバーしきれず利益率は低下を余儀なくされました。」
円安とコーヒー相場高騰による調達コスト上昇が実際に発生し、販売価格への転嫁が十分でなく利益率低下として表れた。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの業績に影響を与える為替相場におきましては、期初1ドルあたり122円台で始まり、日米の金融政策の違いに関する思惑からドル高円安傾向が強まり、一時151円台まで円安が進んだものの、期末にかけて米国の利上げペース減速の思惑や日本の長期金利の変動許容幅が拡大されたことも相まって、12月末は132円台となりました。コーヒー業界におきましては、コーヒー相場は期初1ポンドあたり228.40セントからスタートし、最大生産国であるブラジルの降霜懸念や降雨過不足懸念、収穫量予測、また世界の需給状況を背景に乱高下を繰り返しています。8月には最大240セント付近まで上昇しましたが、10月に200セントをきってからは150セントから170セントの間で動いており、12月末では167.30セントとなりました。」
為替とコーヒー相場が大きく変動しており、輸入商品の価格変動リスクを引き続き記載している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループの業績に影響を与える為替相場におきましては、期初1ドルあたり122円台で始まり、利上げを急速に進める米国と金融緩和を維持する日本の金融政策の違いに関する思惑から、ドル高円安傾向が強まり、9月末は144円台となりました。」
ドル円相場が期初の122円台から9月末の144円台まで円安方向に進み、輸入商品の調達価格に関わる為替変動リスクが強まった。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「コーヒー相場の高騰や円安により原料調達コストが上昇していることを踏まえ、販売価格の改定を進めていることから、売上高が増加いたしました。」
コーヒー相場高騰と円安による原料調達コスト上昇が実際に発生し、販売価格改定の必要性として事業に表れている。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「特に後半において販売価格が原価上昇をカバーしきれず、」
コーヒー相場、円安、海上運賃等のコスト上昇に対し、特に年度後半は販売価格への転嫁が原価上昇を十分にカバーできず、利益率低下として実際に表れた。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「コーヒー業界におきましては、期初は1ポンドあたり121.60セントからスタートし、6月末にかけて160セント台に上昇後、7月後半にブラジルの主要生産地で発生した降霜により来年度の大幅な減産が懸念されたことにより207セント台まで急上昇いたしました。8月初めには一時172セント台まで戻したものの、降霜と干天による減産懸念、国際物流の停滞による消費国在庫の減少等が材料視され、10月初めには再び200セント台を超え、11月半ば以降は220~240セントのレンジで推移し、12月初めには一時249セント台を記録、12月末では226.10セントとなりました。」
ブラジルの降霜・干天、国際物流停滞、消費国在庫減少を背景に、コーヒー相場は一時249セント台まで上昇し、期末も226.10セントという高水準となった。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「コーヒー業界におきましては、期初は1ポンドあたり121.60セントからスタートし、上昇基調のなか、6月末まで概ね150~160セントのレンジで推移いたしましたが、7月後半に世界最大の生産国であるブラジルで霜害が広範囲に発生したことに伴う供給逼迫懸念により207セント台まで急上昇し、8月初めには一時172セント台まで戻したものの、ブラジルの主要生産地で歴史的に降水量が少ないことや来年に向け世界的な供給不足への不安感がぬぐえないことにより180~200セントの高いレンジで推移し、9月末では194.00セントとなりました。」
ブラジルの霜害・少雨と世界的な供給不足懸念を背景に、コーヒー相場は207セント台まで急騰し、期末も194.00セントという高い水準で推移した。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「コーヒー相場は期初の1ポンドあたり121.60セントからスタート、ブラジルの少雨による減産懸念に加えて国際的な港湾物流機能低下により供給不安が先行して相場は5月初めには154~155セントのレベルまで上昇、その後も上記懸念が投機筋の買い材料となり概ね150~160セントのレンジで推移し、6月末では159.75セントとなりました。」
ブラジルの少雨と港湾物流機能低下による供給不安を背景に、コーヒー相場が期初121.60セントから6月末159.75セントへ上昇した。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「コーヒー相場は期初の1ポンドあたり119.55セントからスタートし、緩やかに相場が下落した後、生産国における新型コロナウイルス感染拡大による供給不安や認証在庫の減少等を材料視した投機筋が市場で買い上げ一時は134セント台まで上昇しました。その後、ブラジルの降雨情報を受け相場は緩み、一時102セント台をつけるまで下落しましたが、その後11月半ば頃から再び買いが優勢となり、12月末では128.25セントとなりました。」
供給不安や認証在庫の減少、天候情報を背景にコーヒー相場が大きく変動しており、輸入商品の価格変動リスクを引き続き記載している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「コーヒー相場は期初の1ポンドあたり119.55セントからスタートし、緩やかに相場が下落した後、生産国における新型コロナウイルス感染拡大による供給不安や認証在庫の減少等を材料視した投機筋が市場で買い上げ一時は134セント台まで上昇したものの、9月末にかけて干ばつ懸念があったブラジルで開花をもたらす降雨があったため来年の生産に安堵感が生じ徐々に相場は下落し9月末では110.95セントとなりました。」
新型コロナウイルスによる供給不安や在庫減少を背景に相場が一時134セント台まで上昇した後、9月末には110.95セントへ下落するなど、価格変動リスクを引き続き記載している。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「コーヒー相場は期初の1ポンドあたり119.55セントからスタートし、新型コロナウイルスによる消費国の需要低下、ブラジル通貨安によって徐々に下落し、また米農務省から2020~2021年度のコーヒー豆の世界生産量が消費量を上回るとの予想が発表されたことで、供給過剰になるとの懸念から相場が続落する場面もあり、6月末は101セントとなりました。」
新型コロナウイルスによる需要低下や供給過剰懸念を背景にコーヒー相場が変動しており、輸入商品の価格変動リスクを引き続き記載している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「コーヒー相場は期初の1ポンドあたり94.50セントからスタートし、主要生産国での天候不順予想による生産量への影響が懸念され、徐々に上昇し12月末では129.70セントとなりました。」
天候不順予想による生産量への懸念を背景に、コーヒー相場が期初94.50セントから12月末129.70セントへ上昇した。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「コーヒー相場は期初の1ポンドあたり94.50セントからスタートし、主要生産国での天候不順による生産量への影響が懸念され、一時は111セント台まで上昇したものの、徐々に落ち着きを取り戻し9月末では101.15セントとなりました。」
主要生産国の天候不順によるコーヒー相場の変動リスクを引き続き記載している。相場は一時111セント台まで上昇した後、9月末には101.15セントとなった。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「コーヒー相場は期初の1ポンドあたり94.50セントからスタートし、主要生産国での天候不順による生産量への影響が懸念され、徐々に上昇し6月末では109.45セントとなりました。」
主要生産国の天候不順による生産量への懸念を背景に、コーヒー相場が期初94.50セントから6月末109.45セントへ上昇した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループでは、輸入商品を取扱っており、その仕入価格が為替相場や、調達産地国の政情不安、気候や作柄状況等によって変動する商品相場の影響を受けます。」
輸入商品の価格変動リスクを引き続き認識している。コーヒー生豆相場は期初118.15セントから期末94.50セントへ低下した。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「一方、コーヒー生豆相場は、期初の1ポンドあたり118.15セントからスタートし、主要生産国での安定した生産が見込まれ、小幅なレンジのなかで推移し、生産量増加とドル高の影響をうけて、一時100セント割れを見、12月末では101.85セントとなりました。」
コーヒー生豆相場の変動リスクを引き続き記載している。相場は一時1ポンド100セントを下回り、12月末は101.85セントとなった。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「コーヒー生豆相場は期初の1ポンドあたり118.15セントからスタートし、主要生産国での安定した生産が見込まれ、小幅なレンジのなかで推移し、その後は急速に下降し一時100セント割れを見、9月末では102.45セントとなりました。」
コーヒー生豆相場の変動リスクを引き続き記載している。相場は一時100セントを下回り、期末には102.45セントとなった。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「コーヒー生豆相場は期初1ポンドあたり118.15セントからスタートし、主要生産国における安定した生産が見込まれ徐々に下がり、6月末では111.50セントとなりました。」
コーヒー生豆相場の変動リスクを引き続き記載している。今回は主要生産国の安定生産見込みを背景に、相場が118.15セントから111.50セントへ低下した。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「調理冷食は、鶏肉原料の相場高騰の影響を受け、一時的に販売が減少したものの、既存顧客へ重点商品である鶏肉加工品の提案に注力し、年末向けに商品が採用されたことにより、売上高は前年同期比20.7%増加いたしました。」
原料価格変動リスクについて、鶏肉原料の相場高騰が一時的な販売減少として実際に発生した。一方、既存顧客への提案と年末向け採用により、調理冷食売上高は前年同期比20.7%増加した。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「コーヒー生豆相場は期初の1ポンドあたり127.45セントから、一時142.75セントまで高騰したものの、生産国での降雨がコーヒー樹の開花を促し、来年の収穫見通しが明るくなったことにより9月末には128.05セントとなりました。オリーブオイルの相場高騰のため一時的に取り扱い開始を延期したことやチーズ類の新開発商品への切り替えも重なり、売上高は前年同期比9.8%減少いたしました。」
コーヒー生豆相場の変動が続くなか、オリーブオイル相場の高騰により新商品の取り扱い開始延期が実際に発生した。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「コーヒー生豆のニューヨーク市場価格は、期初の1ポンドあたり139.30セントから、生産国での安定供給が見込まれたことにより、6月末には125.70セントまで下降いたしました。」
コーヒー生豆相場の変動が続いているが、生産国の安定供給見込みにより当四半期は価格が下降した。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「コーヒー生豆のニューヨーク市場価格は、期初の1ポンドあたり127.45セントから、生産国での天候不順による影響が懸念され一時174.35セントまで上昇いたしましたが、12月末には137.05セントとなりました。」
コーヒー生豆相場は天候不順への懸念を背景に一時大幅に上昇した後、12月末には低下しており、価格変動の状況が継続している。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「コーヒー生豆のニューヨーク市場価格は、期初の1ポンドあたり127.45セントから、生産国での天候不順による影響が懸念され9月末には151.55セントとなりました。」
コーヒー生豆相場は前四半期末の145.65セントからさらに上昇し、天候不順への懸念とともに価格変動リスクが強まった状況を記載している。なお、事業等のリスク自体には重要な変更がないとしている。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「コーヒー生豆のニューヨーク市場価格は、期初の1ポンドあたり127.45セントから、前半は緩やかに推移いたしましたが、生産国での天候不順による影響が懸念され6月末には145.65セントとなりました。」
コーヒー生豆相場の上昇と産地の天候不順への懸念を記載している。ただし、事業等のリスクについては重要な変更がないと説明している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループでは輸入商品を取り扱っており、その仕入価格が為替相場や、調達産地国の政情不安、気候や作柄状況等によって変動する商品相場の影響を受けます。」
為替、産地国の政情、気候・作柄、商品相場の変動が仕入価格と業績に影響する可能性を示している。