設備投資先行による短期的な資金負担と流動性リスク
FY2022に初出。14回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q1。直近の記載は2026-10-14。
エスプールがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。29社中16社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに15社。
- FY2026-H1現金減少と投資・返済・配当負担の併存有価証券報告書
「当中間連結会計期間の現金及び現金同等物は前連結会計年度末から1,120百万円減少し、2,463百万円となりました。…当中間連結会計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比1,509百万円増加の2,770百万円の支出(前年同期は1,261百万円の支出)となりました。これは、長期借入金の返済による支出707百万円、リース負債の返済による支出1,283百万円、配当金の支払額779百万円によるものであります。」
営業キャッシュ・フローを確保する一方、投資活動、長期借入金・リース負債の返済、配当支払いにより財務活動の支出が拡大し、現金及び現金同等物は1,120百万円減少した。 - 2026-04-14悪化決算
「当第1四半期連結累計期間の現金及び現金同等物は前連結会計年度末から2,065百万円減少し、1,517百万円となりました。」
配当・税金支払い等により現金及び現金同等物が減少し、財務活動によるキャッシュ・フローも1,727百万円の支出となっている。 - FY2025営業キャッシュ創出と有利子負債増加の併存有価証券報告書
「当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度比548百万円増加の5,620百万円の収入…当連結会計年度末における借入金及びリース負債を含む有利子負債の残高は24,468百万円となっております。」
営業キャッシュ・フローは5,620百万円へ増加した一方、有利子負債残高は24,468百万円となり、営業キャッシュ創出と負債負担が併存している。 - FY2025-H1営業キャッシュ創出・現金増加と借入負担増加の併存有価証券報告書
「当中間連結会計期間の現金及び現金同等物は前連結会計年度末から1,362百万円増加し、5,176百万円となりました。」
営業活動によるキャッシュ・フローは3,678百万円、現金及び現金同等物は1,362百万円増加した一方、借入金・リース負債は増加しており、資金余力の改善と負債負担が併存している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当連結会計年度末における借入金及びリース負債を含む有利子負債の残高は24,004百万円となっております。」
有利子負債残高は前年度19,826百万円から24,004百万円へ増加し、有利子負債自己資本比率も233.1%から244.0%へ上昇した。一方、必要な流動性は確保されていると説明している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、233百万円の支出(前年同四半期は1,498百万円の収入)となりました。これは、長期借入による収入1,500百万円、長期借入金の返済による支出432百万円、リース負債の返済による支出1,013百万円、配当金の支払額787百万円によるものです。」
財務活動によるキャッシュ・フローが前年同期の収入から233百万円の支出へ転じ、長期借入1,500百万円を行う一方で、借入返済・リース負債返済・配当支払いも発生している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「投資活動による支出等に備えて借入金が1,021百万円増加しております。」
農園等への投資支出に備え、借入金が1,021百万円増加しており、設備投資に伴う資金負担と有利子負債の増加が続いている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「その結果、有利子負債残高は前連結会計年度末比で6,901百万円増加し、19,826百万円となりました。」
農園等への投資拡大に伴い有利子負債が6,901百万円増加し、有利子負債自己資本比率も173.8%から233.1%へ上昇した。 - FY2023-Q3長期借入れによる投資資金の確保有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末から2,499百万円増加し、4,923百万円となりました。長期借入金の追加借入及び返済により2,221百万円増加しております。」
農園等への投資に伴う固定資産増加が続く中、長期借入金の追加借入等により固定負債が2,499百万円、長期借入金が2,221百万円増加した。 - FY2023-Q2長期借入れによる投資資金の確保有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、2,188百万円の収入(前年同四半期は163百万円の支出)となりました。収入及び支出の主な内訳は、短期借入金の減少50百万円、長期借入金の追加借り入れによる収入3,000百万円、長期借入金の返済による支出114百万円、配当金の支払額631百万円であります。」
農園投資等による投資活動支出が2,321百万円に拡大する中、長期借入れ3,000百万円により財務活動は2,188百万円の収入となった。現金及び預金も前年度末から1,280百万円増加している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「納税や投資活動による支出等に備えて短期借入金を1,450百万円借り増ししております。」
農園等への投資と納税に対応して短期借入金を1,450百万円借り増しし、コミットメントラインの未実行残高も500百万円へ減少したため、短期的な資金負担・流動性余力の状況が悪化方向に動いている。 - FY2022初出有価証券報告書
「中期的には現状の利益率が維持できれば、営業キャッシュ・フローの収入によって投資活動によるキャッシュ・フローによる支出を賄えるものと考えておりますが、短期的には営業活動によるキャッシュ・フローの収入が投資活動によるキャッシュ・フローの支出を下回ることもあるものと思われます。しかし、コミットメントライン契約の借入未実行残高も含め、本報告書提出日現在ではこの投資活動を含めた事業遂行に必要な流動性が確保されていると考えております。」
農園等への積極投資により短期的に投資キャッシュ・フロー支出が営業キャッシュ・フロー収入を上回る可能性を新たに明示する一方、コミットメントライン等を含め必要な流動性は確保されていると説明している。