上流工程比率の向上によるシステム開発収益性の改善
FY2019-Q1に初出。15回の記載のうち7回が「前進」で、最初の「前進」はFY2022-Q2。直近の記載はFY2025-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。9社中1社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに6社。
- FY2025-H1再掲有価証券報告書
「売上高はITサービス事業である株式会社CAICAテクノロジーズにおいて、利益率向上を目的とした高単価案件の選別受注を継続的に行っている影響や、技術者の人員不足による受注の遅れにより、やや弱含んで推移しております。」
高単価案件の選別受注による利益率向上策が継続している一方、技術者不足による受注遅延で売上高が弱含んでいる。 - FY2024前進有価証券報告書
「なお、継続案件の価格交渉と新規案件の受注条件の見直しを実施し、営業利益は大きく改善いたしました。」
一次請け化・高付加価値化による収益性改善について、継続案件の価格交渉と新規案件の受注条件見直しを実施し、ITサービス事業の営業利益が636百万円、前年度比54.5%増となった。 - FY2024-Q2前進有価証券報告書
「また、顧客への価格交渉や高単価案件の獲得に努めたことで利益率も大きく改善いたしました。」
上流工程・高付加価値化による収益性改善について、顧客との価格交渉と高単価案件の獲得を通じて利益率が改善したと記載された。 - FY2024-Q1前進有価証券報告書
「また、当社顧客の多くが新事業年度を迎える4月に向け、DXコンサルティングによるSI事業サービスとスクラム体制によるシステム開発への引き合いが増加しております。」
上流工程・一次請け比率の向上に向け、DXコンサルティングによるSIサービスとスクラム体制によるシステム開発への引き合い増加が記載された。 - FY2023-Q3前進有価証券報告書
「金融機関向けのシステム開発分野は引き続き順調であり、一次請けである保険会社向け案件の売上高が拡大するとともに、銀行向け案件において、一次ベンダーからのメガバンク案件を中心に引き合い、受注がともに拡大しております。」
一次請け化・上流工程化の施策について、保険会社向け一次請け案件の売上拡大と、一次ベンダー経由のメガバンク案件の引き合い・受注拡大が継続している。 - FY2023-Q1前進有価証券報告書
「金融機関向けのシステム開発分野は、一次請けである保険会社向け案件の売上高が拡大するとともに、銀行向け案件において、一次ベンダからのメガバンク案件を中心に引き合い、受注がともに拡大しております。」
二次請けから一次請けへのシフトについて、保険会社向け一次請け案件の売上拡大と、一次ベンダ経由のメガバンク案件の受注拡大が記載された。 - FY2022-Q3前進有価証券報告書
「CAICAテクノロジーズは、金融機関向けのシステム開発分野が好調であり、前年同四半期を上回るペースで進捗いたしました。とりわけ、一次請けである保険会社向け案件の売上が拡大しております。また銀行向けの案件も一次請けベンダからのメガバンク案件を中心に受注が拡大しております。」
一次請け比率向上と上流工程化の方針について、一次請けの保険会社向け案件の売上拡大と、メガバンク案件を中心とする銀行向け受注拡大が示された。 - FY2022-Q2前進有価証券報告書
「とりわけ、一次請けである保険会社向け案件の売上が拡大しております。また銀行向けの案件も大規模な受注ではないものの、複数の案件を受注いたしました。」
上流工程・一次請け比率向上の方針について、保険会社向け一次請け案件の売上拡大と銀行向け複数案件の受注という進展が示された。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「このような状況の下、当社グループは、IT金融企業として更なる深化を遂げるべく、「ITサービス事業」においては、一次請け比率の向上、自社ソリューション型商品比率の向上に努めました。」
上流工程比率の向上という従来方針が、IT金融企業への変革施策として一次請け比率の向上に引き続き置き換えて表現されている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「このような状況の下、当社グループは、IT金融企業として更なる深化を遂げるべく、「ITサービス事業」においては、一次請け比率の向上、自社ソリューション型商品比率の向上に努めました。」
上流工程・一次請け比率を高める方針が、IT金融企業への変革施策の一つとして継続している。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「このような状況の下、当社グループは、IT金融企業として更なる深化を遂げるべく、ITサービス事業においては、一次請け比率の向上、自社ソリューション型商品比率の向上に努めました。」
従来の上流工程比率向上方針が、一次請け比率の向上として継続している。併せて自社ソリューション型商品の比率向上が明示された。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当社グループはシステム開発企業からIT金融企業へ変革すべく、①フィンテック/ブロックチェーン領域への注力、②DXにおけるセキュリティソリューションの提供強化、③二次請けから一次請けへのシフトという3つの施策に取り組みました。」
フィンテック・ブロックチェーン、DXセキュリティ、二次請けから一次請けへのシフトという3施策が通期の事業変革方針として継続している。 - FY2020-Q1再定義有価証券報告書
「このような状況の下、当社グループはシステム開発企業からIT金融企業へ変革すべく、①フィンテック/ブロックチェーン領域への注力、②DXにおけるセキュリティソリューションの提供強化、③二次請けから一次請けへのシフトという3つの施策に取り組んでおります。」
上流工程比率の向上として記載されていた方針が、二次請けから一次請けへのシフトという、より明確な事業モデル転換の表現に組み替えられた。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「このような状況の下、当社グループは売上総利益率の向上に取り組むとともに、従来からの主力分野である大手企業や金融機関向けのシステム開発分野の収益性の改善を目的とした上流比率を高めるための施策に取り組みました。具体的には、当社の営業スタッフと元請け企業との信頼関係をより深め、着実に実績を積み上げるとともに、上流工程を担える技術者や大規模案件を担えるプロジェクトマネージャーの育成及び確保を図りました。」
上流工程比率の引上げ、元請け企業との関係強化、上流工程人材・プロジェクトマネージャーの育成・確保による収益性改善策が継続している。 - FY2019-Q1初出有価証券報告書
「従来からの主力分野である大手企業や金融機関向けのシステム開発分野の収益性の改善を目的とした上流比率を高めるための施策に取り組みました。具体的には、当社の営業スタッフと元請け企業との信頼関係をより深め着実に実績を積み上げるとともに、上流工程を担える技術者や大規模案件を担えるプロジェクトマネージャーの育成及び確保を図りました。」
大手企業・金融機関向けシステム開発の収益性改善に向け、上流比率を高める方針を示し、元請け企業との関係強化、上流工程人材・大規模案件のプロジェクトマネージャーの育成・確保を手段として挙げている。