新株予約権行使による株式価値の希薄化
FY2016に初出。10回の記載のうち4回が「対処」で、最初の「対処」はFY2017-Q2。直近の記載はFY2023-Q2。
CAICA DIGITALがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。54社中28社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに2社。
- FY2023-Q2削除有価証券報告書
「なお、2023年6月14日現在、第三者割当による行使価額修正条項付株式会社CAICA DIGITAL第3回新株予約権の全ての行使が完了しており」
第3回新株予約権の全ての行使が2023年6月14日現在で完了し、未行使分に伴う追加的な希薄化可能性が消滅した。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「当該発行による潜在株式数 潜在株式数:15,000,000株(本新株予約権1個当たり100株)」
第3回新株予約権の発行により最大1,500万株の潜在株式が生じ、当四半期中にも16,000個の行使により160万株が発行された。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「行使価額修正条項付株式会社CAICA第2回新株予約権(停止要請条項付)の残存する全部(4,010個)を2021年12月22日付で取得及び消却しております。」
残存していた第2回新株予約権4,010個が取得・消却され、未行使分による追加的な希薄化可能性が解消された。 - FY2021対処有価証券報告書
「なお、2021年12月22日付で残存する本新株予約権の全てを取得及び消却しております。」
2021年5月発行の第2回新株予約権は当年度末までに90,580個が行使され、残存942,000株分も2021年12月22日に全て取得・消却されたため、未行使分による追加的な希薄化可能性は解消された。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「当該四半期会計期間に権利行使された当該行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の数(個) 61,160」
第2回新株予約権10万個のうち、当第3四半期会計期間に61,160個が行使され、6,116,000株が交付された。未行使分が残る一方、潜在株式の行使は進展している。 - FY2021-Q2新たな新株予約権発行で希薄化リスク再発有価証券報告書
「当該発行による潜在株式数 潜在株式数:10,000,000株(本新株予約権1個当たり100株)」
過去の新株予約権が全行使され消滅していた希薄化リスクについて、第三者割当による第2回新株予約権の発行により、最大1,000万株の潜在株式が新たに生じた。 - FY2017-Q3削除有価証券報告書
「当社が発行した第5回新株予約権114,284個(1個につき、1,000株)が行使期間内に全て行使されたことにより、前事業年度の有価証券報告書に記載した「⑧株式の希薄化に関するリスク」は消滅しております。」
第5回新株予約権が行使期間内に全て行使され、従来記載されていた株式希薄化リスクが明示的に消滅した。 - FY2017-Q2対処有価証券報告書
「平成29年4月30日現在において、発行した新株予約権114,284個(1個につき、1,000株)のうち48,571個が既に行使されており、株式の希薄化に関するリスクは軽減しております。」
発行済み新株予約権の一部行使が進み、株式希薄化リスクは軽減したと会社が記載している。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新株予約権の行使による新株式の発行を行った結果、資本金及び資本剰余金がそれぞれ124,831千円増加しました。」
新株予約権の行使が実際に発生し、当四半期に7,000,000株が発行された。従来は可能性として記載されていた株式価値の希薄化要因が具体化している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社は株式会社ネクスグループ(JASDAQ:6634)、SEQUEDGE INVESTMENT INTERNATIONAL LIMITEDおよび株式会社SRAを割当先として、新株予約権を発行しております。これらの新株予約権が行使された場合、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。」
発行済み新株予約権の行使による1株当たり株式価値の希薄化可能性を新たなリスクとして明示している。