仮想通貨プラットフォームの完成遅延
FY2018-Q1に初出。6回の記載のうち3回が「対処」で、最初の「対処」はFY2018-Q3。直近の記載はFY2019。
CAICA DIGITALがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。45社中19社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに33社。
- FY2019顕在化有価証券報告書
「当社の連結子会社であるCCCTにおいて、仮想通貨交換所システムの開発費の一部をソフトウェア仮勘定として資産計上しておりましたが、当初想定していた収益が見込めなくなったため、帳簿価額を回収可能価額まで減額しております。」
仮想通貨交換所システムについて、外部向け販売実績がある一方、当初想定収益の未達によりソフトウェア仮勘定487百万円の減損が発生し、投資回収リスクが実現した。 - FY2019-Q3対処有価証券報告書
「仮想通貨関連のシステム開発については、仮想通貨交換所「Zaif」や「フィスコ仮想通貨取引所」の保守、改修に加え、第2四半期に受注した外部向けの仮想通貨交換所システムのインフラ構築等、着実に実績を積み上げております。」
完成遅延により売上反映できなかった段階から、外部向けシステムの受注・インフラ構築まで進み、システム提供に向けた進捗が記載された。 - FY2019-Q2外販受注・売上計上段階へ進展有価証券報告書
「仮想通貨交換所システムの外部向け販売案件を受注いたしました。当第2四半期においては、要件定義及び開発費用の一部の売上計上に留まりますが、第3四半期以降に売上計上される見込みです。」
完成遅延により売上高に反映できなかった仮想通貨関連システムについて、外部販売案件の受注と一部売上計上まで進展した一方、主要な売上計上は第3四半期以降の見込みとされている。 - FY2018対処有価証券報告書
「CCCTにおきましては、セキュリティを強化した新仮想通貨交換所システムをフィスコ仮想通貨取引所に提供いたしました。この度の提供を皮切りに、当該仮想通貨交換所システムの外販営業を開始しております。」
完成遅延により売上高へ反映できなかった仮想通貨関連システムについて、セキュリティ強化版の提供と外販営業開始まで進み、遅延への対処が進展した。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「CCCTにおきましては、引き続きフィスコ仮想通貨取引所のシステムの機能強化やインフラ設計を手掛け、セキュリティを強化した新仮想通貨交換所システムとして、フィスコ仮想通貨取引所へ提供いたしました。」
想定より完成がずれ込み売上高に反映できなかった仮想通貨関連システムについて、セキュリティを強化した新システムの提供まで進み、遅延リスクへの対処が進展した。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間は、ブロックチェーンを高度に活用した非中央集権決済システム等仮想通貨取引所のシステム等の完成が想定よりずれ込んだ事により売上高に反映できませんでした。」
仮想通貨プラットフォーム関連システムの完成が想定より遅れ、当第1四半期の売上高に反映できない事象が実際に発生した。