仮想通貨の価格変動・市場混乱・システム障害等の運用リスク
FY2017に初出。25回の記載のうち13回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019。直近の記載はFY2026-H1。
CAICA DIGITALがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに0社。
- FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「暗号資産の投資・運用につきましては、当中間連結会計期間において、主としてビットコイン等の活発な市場が存在する暗号資産の評価損を反映したことにより低調に推移いたしました。」
暗号資産の価格変動・市場リスクが、活発な市場が存在する暗号資産の評価損と金融サービス事業の低調な運用実績として実際に現れた。 - 2026-03-17悪化決算
「暗号資産の投資・運用は、当第1四半期連結累計期間においては、主に、ビットコイン等の活発な市場が存在する暗号資産の評価損を反映したことにより低調でありました。」
暗号資産の価格・市場変動リスクが、評価損を反映した投資・運用の低調として現れている。 - FY2024対処有価証券報告書
「今回の計上で、現在保有している、活発な市場が存在しない暗号資産については、当連結会計年度において重要性の乏しいものを除いて備忘価額まで切り下げ済みとなるため、来期以降は暗号資産評価損の計上は見込んでおりません。」
カイカコイン等の評価損327百万円を計上し、重要性の乏しいものを除く保有暗号資産を備忘価額まで切り下げたため、来期以降の評価損計上は見込まれないと記載された。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「経済・市場環境、会計基準等に照らし、処分見込価額を検討した結果、カイカコインの評価額を備忘価額まで切り下げることが妥当であると判断し、暗号資産評価損180百万円を計上いたしました。」
カイカコインの市場・価格変動に関するリスクが、当第2四半期会計期間の評価額を備忘価額まで切り下げる判断と180百万円の評価損計上として現れた。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「金融サービス事業において暗号資産評価損を売上高にマイナス計上した影響があったものの」
暗号資産の価格・市場変動リスクが、子会社保有カイカコインの評価損として当四半期の売上高にマイナス計上された。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「暗号資産の投融資・運用につきましては、暗号資産の価格の推移を見極め、慎重にトレーディングを行ってまいりましたが、当第3四半期連結累計期間においては、保有する暗号資産の評価損を計上しております。」
慎重なトレーディング方針を示す一方、保有暗号資産の評価損が計上され、市場・価格変動リスクが損失として継続して現れている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「暗号資産の投融資・運用につきましては、暗号資産の価格の推移を見極め、慎重にトレーディングを行ってまいりましたが、当第2四半期連結累計期間においては、保有する暗号資産の評価損を計上しております。」
慎重な運用方針を示す一方、保有暗号資産の評価損が実際に計上され、市場・価格変動リスクが損失として継続している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間においては、暗号資産価格の下落に伴う暗号資産売買損益の悪化や、暗号資産の市況悪化の影響を受け、暗号資産評価損を計上いたしました。」
暗号資産価格・市況の悪化が、暗号資産売買損益の悪化と評価損の計上として実際に現れている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「しかしながら、当第3四半期連結会計期間は、各国の金融引き締めが加速したことやウクライナ情勢の長期化によるインフレが影響し、暗号資産はリスクアセットとして大きく売られ、暗号資産の価格は大幅に下落いたしました。こうした市場環境の中、カイカエクスチェンジが運営する暗号資産交換所Zaifにおいて、暗号資産評価損を計上したことに加え、暗号資産価格の下落に伴う取引高の減少により売上高は低調に推移いたしました。」
暗号資産価格の大幅下落が実際に発生し、Zaifで暗号資産評価損の計上と取引高・売上高の低調化として現れている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「これら新サービスが好調なスタートを切ったことにより、第1四半期連結会計期間との比較では、売上高は増加したものの、従来からのサービスにおいては、取引顧客の出来高や新規顧客獲得のペースが鈍化傾向にあり、当第2四半期連結累計期間においては予想値を下回るペースで推移いたしました。」
Zaifでは新サービスが好調に開始した一方、従来サービスの取引顧客の出来高と新規顧客獲得ペースが鈍化し、予想値を下回る状況が記載された。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら、当第1四半期連結累計期間においては、新規顧客獲得のペースが鈍化し、取引顧客の出来高が少なかったこともあり低調に推移いたしました。」
暗号資産相場・取引量に関するリスクが、Zaifにおける新規顧客獲得ペースの鈍化と取引出来高の低迷として具体化している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「暗号資産市場は2021年4月まではビットコインが毎月最高値を更新するなど活況を呈しておりましたが、5月より相場環境が大きく変わり、5月から7月にかけて下落相場が続きました。「Zaif」における取引量は、8、9月は回復基調となりましたが5月から7月の取引量の減少を補いきれず、売上高は想定を下回って推移いたしました。」
暗号資産価格の下落と市場取引量の減少がZaifの売上高未達として実際に現れた。8月・9月には取引量が回復基調となったが、低下分を補うには至っていない。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「電子ウォレットに対して不正アクセスが行われた場合には、権限のない第三者によりこれらの電子ウォレットに保管される暗号資産が消失させられるとともに、当社グループはこれらの暗号資産を取り戻せない可能性があります。当社グループが保有する暗号資産の消失及び当社グループの顧客の暗号資産の消失により、顧客に対する多額の弁済が生じる可能性があります。」
Zaifの連結後、顧客預託暗号資産を含む電子ウォレットの不正アクセス・消失リスクについて、回収不能や多額の顧客弁済の可能性まで具体化して記載している。また、暗号資産相場下落によりZaif Exchangeの取引量・売上高が想定を下回った。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「株式会社Zaifでは、同社が管理する電子ウォレットにおいて顧客の所有する暗号資産の預託を受けております。また、当社グループでは、国内外の暗号資産交換所を介して電子取引システムを利用する方法による暗号資産に対する投資を行っております。電子ウォレットに対して不正アクセスが行われた場合には、権限のない第三者によりこれらの電子ウォレットに保管される暗号資産が消失させられる可能性があります。」
Zaifの連結子会社化により、顧客預託資産とグループ保有資産を含む電子ウォレットへの不正アクセス・暗号資産消失リスクが、より具体的な事業リスクとして記載された。 - FY2020対処有価証券報告書
「当該暗号資産のすべてを2020年2月に売却したことから、暗号資産の譲渡損として追加で1百万円を売上高から減額いたしました。」
活発な市場が存在しない暗号資産をすべて2020年2月に売却し、保有に伴う市場・評価リスクへの対処が進んだ。期末保有額は0千円となっている。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「当該暗号資産のすべてを2020年2月に売却したことから、暗号資産の譲渡損として追加で1百万円を売上高から減額いたしました。」
活発な市場が存在しない暗号資産について評価損26百万円に加え譲渡損1百万円が発生したが、2020年2月に全て売却し、保有に伴う市場・評価リスクへの対処が進んだ。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「また、従前から保有しておりました活発な市場が存在しない仮想通貨の評価損として26百万円を売上高から減額しております。」
活発な市場が存在しない仮想通貨の評価損は引き続き発生しているが、前期通期の141百万円から当四半期の26百万円へ金額が縮小している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「また、従前から保有しておりました活発な市場が存在しない仮想通貨の評価損として141百万円を売上高から減額しております。」
仮想通貨の市場・価格変動リスクが、活発な市場が存在しない仮想通貨の評価損141百万円として引き続き損失化しており、前回記載の122百万円から金額が増加した。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「また、従前から保有しておりました活発な市場が存在しない仮想通貨の評価損として122百万円を売上高から減額しております。」
活発な市場が存在しない仮想通貨の評価損122百万円が実際に計上され、市場・価格変動に関するリスクが損失として現れた。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間は前年同期と比べ、少額での運用に留めているため、CCCTにおける運用損は4百万円となりましたが、従前から保有しておりました活発な市場が存在しない仮想通貨の評価損として122百万円を売上高に計上しております。」
仮想通貨の運用損4百万円に加え、活発な市場が存在しない仮想通貨の評価損122百万円が実際に計上され、市場・価格変動関連のリスクが損失として現れた。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「当社におきましては、平成30年9月に起きた仮想通貨交換所「Zaif」における仮想通貨盗難を受け、技術支援として「Zaif」システムの改善を請け負っております。」
従来可能性として記載されていた仮想通貨交換所への不正アクセス・盗難リスクに関連し、Zaifで仮想通貨盗難が実際に発生した。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「仮想通貨に関するシステム構築のノウハウ獲得のために、当社及びCCCTにて実施している仮想通貨の運用は、当第3四半期連結累計期間においては、747百万円と大幅な運用黒字となっておりますが、第1四半期においては、当社における仮想通貨の運用損益は売上高計上ではなく、営業外収益及び特別利益での計上となったことまた、平成30年1月に起こった、みなし仮想通貨交換業者における仮想通貨不正流出事件を機にビットコイン等の価格が急落した影響により仮想通貨運用が赤字となったことから当該赤字額を売上高に計上いたしました。(当第3四半期連結会計期間における仮想通貨運用損益は、78百万円の黒字を計上しております。)」
不正流出事件を契機とする価格急落により第1四半期に運用赤字が発生したリスクは実現したが、第3四半期累計では747百万円の大幅な運用黒字、第3四半期会計期間でも78百万円の黒字となり、運用損益は改善している。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「仮想通貨に関するシステム構築のノウハウ獲得のために実施している仮想通貨の運用は、トータルとして成果をあげているものの、平成30年1月に起こった、みなし仮想通貨交換業者における仮想通貨不正流出事件を機にビットコイン等の価格が急落した影響により、仮想通貨運用赤字を計上いたしました。」
仮想通貨不正流出事件を契機とする価格急落の影響が実際に運用赤字として発生した。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「また、仮想通貨に関するシステム構築に必要なノウハウの獲得のために実施している仮想通貨の運用は、当社グループで利益が出ることを目指して運用を行った結果、CCCTにおける仮想通貨の運用損益が赤字となった為、売上高に当該赤字額を計上しております。」
仮想通貨の価格変動等に関する従来のリスクに関連して、CCCTの仮想通貨運用損益が実際に赤字となり、売上高にも当該赤字額が計上された。 - FY2017初出有価証券報告書
「仮想通貨運用のリスクとしては、仮想通貨の価格変動や、仮想通貨市場の混乱等で仮想通貨市場において取引ができなくなる、または通常より不利な取引を余儀なくされることによる損失リスクや、仮想通貨のデリバティブ取引システムの障害、仮想通貨取引所のシステムの障害および破たん、サーバーへの不正アクセスによる盗難等があります。」
仮想通貨の投融資・運用開始に伴い、価格変動、市場混乱、取引システム障害、取引所の破たん、不正アクセスによる盗難等が新たなリスクとして記載されている。