乳原料・資材の価格高騰による製造コスト上昇
FY2016に初出。26回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020。直近の記載はFY2026-H1。
B−R サーティワン アイスクリームがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より5年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。167社中121社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに39社。
- FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「売上原価は96億63百万円(前年同期比125.6%)となりました。原料費の高騰並びに円安の影響に伴う売上原価の増加がありましたが」
原料費高騰・円安による売上原価増加が実際に発生している。サプライヤーとの協働、調達コスト抑制、製造管理最適化、生産スピード向上により影響の一部を抑制したと説明している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「原材料・副材料は、約60%が国内調達で、約40%が海外から輸入しております。ミルクは北海道産を使用しており、国内の酪農業において生産量は安定しております。また、約40%の原材料は海外から輸入しているため、為替変動の影響を受けます。」
輸入原材料の比率が従来の約30%から約40%として記載され、為替変動の影響を受ける原材料の範囲が拡大している。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「原料費の高騰並びに円安の影響に伴う売上原価の増加がありましたが、サプライヤーと協働して品質を保ちつつ原料調達コストを抑制したことと、工場での製造管理の最適化や生産スピード向上による製造原価低減を進めたことにより、売上の伸長に比べて売上原価の抑制が図られており、売上総利益は81億24百万円(前年同期比111.9%)となりました。」
原料費高騰・円安による原価上昇は発生しているが、調達・製造面の対策により売上の伸長に比べて原価を抑制し、売上総利益は前年同期比111.9%となった。 - FY2024悪化有価証券報告書
「一方で、急激な為替相場の変動が農畜産物や人件費、及び天然資源の高騰と重なり」
農畜産物・天然資源の高騰が為替変動と重なり、原材料・製造コスト上昇の外部環境リスクを継続して記載している。 - FY2024-H1悪化有価証券報告書
「資源エネルギー価格の変動と異常気象が農畜産物へ与える影響は深刻であり」
原材料価格・調達リスクについて、資源エネルギー価格の変動と異常気象が農畜産物へ与える影響を深刻な要因として記載している。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「原料費の高騰並びに円安の影響に伴う売上原価の増加がありましたが、サプライヤーと協働して品質を保ちつつ原料調達コストを抑制したことと、工場での製造管理の最適化や生産スピード向上による製造原価低減を進めたことにより、売上の伸長に比べて売上原価の抑制が図られております。しかしながら昨今の原材料の高騰により昨年対比では原価率が2.3%上昇したため」
原料費高騰による売上原価増加が実際に発生し、原価率は前年対比2.3%上昇した。一方、調達・製造面の対策により影響の一部を抑制している。 - FY2023対処有価証券報告書
「原料費の高騰並びに円安の影響に伴う売上原価の増加がありましたが、サプライヤーと協働して品質を保ちつつ原料調達コストを抑制したことと、工場での製造管理の最適化や生産スピード向上による製造原価低減を進めたことにより、前期と比較して4億円ほどのコスト増に留めることが出来ました。」
原料費高騰によるコスト上昇は発生したが、サプライヤーとの協働と製造原価低減によりコスト増を約4億円に抑えたと説明している。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「原料費の高騰並びに円安の影響に伴う売上原価の増加がありましたが、サプライヤーと協働して品質を保ちつつ原料調達コストを抑制したことと、工場での製造管理の最適化や生産スピード向上による製造原価低減を進めたことにより、前年同期間と比較して3億円ほどのコスト増に留めることが出来ました。」
原料費高騰によるコスト上昇は発生したが、サプライヤーとの協働と製造原価低減により、コスト増を約3億円に抑えたと説明している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「売上の大幅な伸びと原料費の高騰並びに円安の影響に伴う売上原価の増加がありましたが、サプライヤーと協同して品質を保ちつつ原料調達コストを抑制したことと、工場での製造管理の最適化や生産スピード向上による製造原価低減を進めたことにより、前年同期間と比較して2億円ほどのコスト増に留めることができました。」
原料費高騰によるコスト上昇は発生したが、サプライヤーとの協同と製造原価低減により、コスト増を約2億円に抑えたと説明している。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「増収及び製造原価の抑制を行った結果、原価の高騰及び円安の影響を一部吸収し、前年同期間と比較して1億18百万円のコスト増に留めました。」
原価高騰によるコスト上昇リスクは残るものの、増収と製造原価の抑制により影響を一部吸収したと説明している。 - FY2022再定義有価証券報告書
「ミルクは北海道産を使用しており、国内の酪農業においては生産量は安定しております。また、約30%の原材料は海外から輸入しているため、為替変動の影響を受けます。」
原材料リスクについて、国内ミルクの生産量は安定しているとの説明を示す一方、海外からの輸入原材料約30%については為替変動の影響を受けると整理している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「併せて、ウクライナ情勢等に起因する原材料の高騰や、為替変動によるコスト上昇傾向により、先行きに不透明感を残している状況です。」
前期に生産量安定・価格安定と記載していた原材料リスクについて、ウクライナ情勢等による原材料高騰と為替変動によるコスト上昇傾向を懸念要因として記載している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
乳原料・資材価格の高騰を含む前事業年度記載のリスクについて、重要な変更がないと記載している。 - FY2021対処有価証券報告書
「最近では法人化・大規模経営化が進み、生産量は安定し、価格も落ち着いています。」
前期に記載した酪農家減少による国内ミルク確保難・価格上昇について、生産量が安定し価格も落ち着いているとの説明へ変化している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
乳原料・資材価格の高騰を含む前事業年度記載のリスクについて、重要な変更がないと記載している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「国内の酪農業においては、酪農家の廃業が止まらず酪農家戸数は著しく減少しております。今後、国内酪農業が発展していく展望は薄く、年々量の確保は厳しくなり、価格も上昇傾向にあります。」
酪農家の減少により国内ミルクの確保が厳しくなり、価格も上昇傾向にあるとして、原材料調達リスクを具体化している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
乳原料・資材価格の高騰を含む製造コスト上昇リスクについて、重要な変更がないと記載している。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
乳原料・資材価格の高騰を含む前事業年度記載の製造コスト上昇リスクについて、重要な変更がないと記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「製造コストに影響を及ぼすものとして、乳原料や資材の価格高騰。」
乳原料・資材価格の高騰を製造コスト上昇要因として再掲している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
乳原料・資材価格の高騰を含む前事業年度記載のリスクについて、重要な変更がないと明記している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「製造コストに影響を及ぼすものとして、乳原料や資材の価格高騰。」
乳原料・資材価格の高騰を製造コスト上昇要因として再掲している。 - FY2016初出有価証券報告書
「製造コストに影響を及ぼすものとして、乳原料や資材の価格高騰。」
乳原料や資材の価格高騰を、製造コストに影響する課題・リスクとして明示している。