国内人手不足による収益圧迫
FY2019-Q2に初出。8回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2020-Q1。直近の記載はFY2026。
亀田製菓がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。59社中36社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに36社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「人材確保・育成(◎)・雇用情勢の変化や国内の少子高齢化による労働人口の減少・事業活動に必要となる優秀な人材の確保難や育成計画の遅れ」
人材確保・育成を特に重要なリスクとして整理し、外部人材・多様な国籍の人材活用、イノベーター・エキスパート育成、グローバル人材育成などを対応策としている。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「一方で、夏場の需要増に対して一時的な人手不足等の影響により主力製品の供給が滞ったことや、原材料価格の高騰による製品の規格変更及び価格改定を実施した影響もあって、国内米菓事業の売上高は前年同四半期を下回りました。」
一時的な人手不足が主力製品の供給停滞として実際に発生したと記載している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「営業利益については、国内米菓事業において、生産人員の確保難に伴う人件費の上昇や物流費の高騰がある一方で、原材料価格は安定的に推移しております。」
生産人員の確保難が人件費上昇として現れ、国内米菓事業の収益環境を圧迫している。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「営業利益については、国内米菓事業において、生産人員の確保難に伴う人件費の上昇や物流費の高騰がある一方で、原材料価格は安定的に推移しております。」
生産人員の確保難が人件費の上昇として現れ、国内米菓事業の収益環境を圧迫している。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「こうした中、わが国の食品業界は、底堅い需要に支えられているものの、消費者の節約志向に加え、企業においては、国内における人材確保難、あらゆるコストの高騰が恒常化しており、厳しい収益環境が続きました。」
国内の人材確保難が恒常化し、人件費上昇を含む厳しい収益環境の要因として引き続き実際に発生している。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「食品業界は、底堅い需要に支えられているものの、消費者の節約志向に加え、国内における人材確保難や、あらゆるコストの高騰が恒常化してきており、厳しい収益環境が続きました。利益については、国内米菓事業において、人件費や物流費が上昇する一方で、」
国内の人材確保難が続き、人件費の上昇として事業収益への影響が実際に記載されている。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「食品業界においては、引き続き、底堅い需要に支えられているものの、国内における人手不足の深刻化や物流費の高騰など、収益の押し下げ要因が顕在化し、厳しい経営環境が続いております。」
国内人手不足の深刻化が続き、収益を押し下げる要因が顕在化していると説明している。 - FY2019-Q2初出有価証券報告書
「食品業界においては、底堅い需要に支えられているものの、国内における人手不足の深刻化や、原材料、燃料価格の上昇が収益の押し下げ要因となり、本格的な回復には未だ時間を要する見通しにあります。」
国内における人手不足の深刻化を、食品業界の収益を押し下げる要因として初めて明示している。