シー・シー・コンサルティングの業績悪化によるのれん減損
FY2017に初出。14回の記載のうち10回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017。直近の記載はFY2025。
ジェイエイシーリクルートメントがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。32社中17社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに25社。
- FY2025顕在化有価証券報告書
「当社は、連結子会社であるJAC Personnel Eastern Seaboard Recruitment Ltdの保有する固定資産、株式会社バンテージポイントの保有する固定資産及び「のれん」について、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
2025年度もバンテージポイント等の固定資産・のれんについて収益未達による減損が発生し、減損損失112百万円を計上した。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「当社は、連結子会社であるJAC Recruitment Pte. Ltd. 等の保有する固定資産及び関連する「のれん」、株式会社バンテージポイントの「のれん」について、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
2024年度に固定資産・のれんの減損損失766百万円を計上し、内訳としてバンテージポイントのれん257百万円、海外事業のれん244百万円等を開示している。 - FY2024-H1顕在化有価証券報告書
「当社は、連結子会社であるJAC Personnel Recruitment Ltd等の保有する固定資産について、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
タイの事業用資産について、当初想定収益が見込めなくなったため76百万円の減損損失を計上した。 - FY2023対処有価証券報告書
「当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)該当事項はありません。」
2023年度はのれんを含む減損損失の計上がなく、のれん残高も814百万円から721百万円へ減少した。リスク自体は引き続き開示されている。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「当社は、連結子会社である上海杰爱士人力资源有限公司等の保有する固定資産について、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
上海の固定資産28百万円、香港の固定資産1百万円、合計29百万円の減損損失を計上した。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「当社は、連結子会社である上海杰爱士人力资源有限公司の保有する固定資産について、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
上海杰爱士人力资源有限公司の固定資産について、収益未達を理由に26百万円の減損損失を計上した。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「また、連結子会社であるJAC Personnel Recruitment Ltd等の保有する固定資産及び関連する「のれん」について、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
2021年度も国内求人広告事業で8百万円、海外事業で23百万円の減損損失を計上し、のれんについて18百万円の減損が発生している。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間に、国内求人広告事業の報告セグメントで8百万円、海外事業の報告セグメントで4百万円の減損損失を計上しております。…当第3四半期連結累計期間に、海外事業の報告セグメントで18百万円の減損損失を計上しております。」
国内求人広告事業で8百万円、海外事業で固定資産4百万円およびのれん18百万円の減損損失を計上し、収益未達による減損が新たに発生している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「当社は、連結子会社である株式会社シー・シー・コンサルティングの保有する固定資産について、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
国内求人広告事業を営むシー・シー・コンサルティングについて、ソフトウエア等8百万円の減損損失を計上した。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「当社は、連結子会社であるJAC Recruitment International Ltd等の保有する固定資産及び関連する「のれん」について、新型コロナウイルス感染拡大等による影響を受け、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
海外事業に係る固定資産249百万円およびのれん1,331百万円、合計1,580百万円の減損損失を計上した。JRAに係るのれん減損リスクが実際に発生している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「2020年1月31日付で株式会社バンテージポイントの株式を取得し新たに連結子会社化したことに伴い、国内人材紹介事業セグメントにおいてのれんが740百万円増加しております。」
バンテージポイントの子会社化により、のれんが740百万円増加し、減損リスクの対象となるのれんが拡大している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループは、2013年12月に株式会社シー・シー・コンサルティング、2018年3月にJRAを連結子会社としたことに伴い、のれんを計上しております。」
シー・シー・コンサルティングおよびJRAに係るのれんについて、収益性低下時の減損リスクが継続して開示されている。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当社グループは、2013年12月に株式会社シー・シー・コンサルティング、2018年3月にJRAを連結子会社としたことに伴い、のれんを計上しております。当社は株式会社シー・シー・コンサルティング及びJRAの営業協力により利益と成長を担保する努力をしておりますが、景況の悪化や業績が想定どおり進捗しない等の理由により収益性が低下した場合には、のれんの減損損失計上により、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
従来のシー・シー・コンサルティングに加え、2018年3月に取得したJRAにも多額ののれんが発生したため、のれん減損リスクの対象範囲が拡大している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「連結子会社である株式会社シー・シー・コンサルティングにおいて、取得時当初に想定していた収益が見込めなくなったことにより、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。のれん 87百万円」
取得時に想定した収益が見込めなくなり、シー・シー・コンサルティングののれん87百万円の減損損失を実際に計上した。