気候変動・異常気象による事業中断と規制対応リスク
FY2020に初出。9回の記載のうち2回が「前進」で、最初の「前進」はFY2025。直近の記載はFY2026。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに15社。
- FY2026前進有価証券報告書
「当連結会計年度において、公的機関が公表する将来シナリオの最新パラメータに基づき、気候関連のシナリオ分析及び事業への影響評価を実施いたしました。」
気候関連リスクについて、1.5℃・4℃シナリオを用いた影響評価とレジリエンス評価を実施し、低炭素素材、T-Base、DX、省エネ提案等の対応策を具体化した。 - 2026-05-12悪化決算
「旺盛な需要に伴う資機材の供給制約や価格高騰、労務費の上昇、工程遅延の懸念等、事業運営に影響を及ぼす要因も想定されます。」
資機材の供給制約・価格高騰、労務費上昇に加え、工程遅延の懸念を今後の事業運営上の要因として記載している。 - FY2025前進有価証券報告書
「こうした分析の下で、主なリスクへの対応として、まず調達コストの増加など移行リスクへの対応として、素材メーカー等との連携による低炭素素材の研究を進めます。 また、建設現場の環境苛烈化といった物理的リスクの顕在化で、建設業入職者が一層減少し、施工能力が不足することが想定されますが、このリスクに対しては、T-BaseⓇ(※)等による作業オフサイト化の拡大、DXを活用した生産性向上などの職場環境の整備を進めてまいります。」
気候関連リスクへの対応として、低炭素素材の研究、素材メーカーとの連携、T-Baseによる作業オフサイト化、DXによる生産性向上を具体化している。また、2050年ネットゼロ目標のSBT認定と移行計画の策定も記載している。 - FY2024気候関連リスク対応策の具体化有価証券報告書
「こうした分析の下で、主なリスクへの対応として、まず調達コストの増加など移行リスクへの対応として、素材メーカー等との連携強化や低炭素素材の研究を進めます。また、建設現場の環境苛烈化といった物理的リスクの顕在化で、建設業入職者が一層減少し、施工能力が不足することが想定されますが、このリスクに対しては、T-BaseⓇ等による作業オフサイト化の拡大、DXを活用した生産性向上などの職場環境の整備を進めてまいります。」
気候変動リスクへの対応について、低炭素素材の研究、素材メーカーとの連携、T-Baseによる作業オフサイト化、DXによる生産性向上を具体的な対応策として記載している。 - FY2023シナリオ分析・対応策の具体化有価証券報告書
「1.5℃と4℃シナリオを設定し分析しております。1.5℃シナリオでは、資機材等の調達コストの増加等の移行リスクが高まることが想定される一方で、4℃シナリオにおいては、自然災害による施工現場の工程遅延等、物理的リスクは相当大きくなると想定されます。」
気候変動リスクについて1.5℃・4℃シナリオの分析を記載し、調達コスト、自然災害、工程遅延等の影響をシナリオ別に具体化している。 - FY2022移行・物理リスクへの具体化有価証券報告書
「(1)移行リスク 当社グループが脱炭素社会への移行や顧客や社会の気候変動への対応ニーズに対応できないことにより、投資家や顧客からの評価低下とそれに伴う企業価値の低下と受注機会を喪失する可能性があります。 (2)物理リスク 異常気象による資機材の高騰に伴うコストの増加の負担や大規模災害の発生に伴うサプライチェーンへの影響および施工のうち当社受注分の工期延長・利益減少によって」
気候変動リスクを移行リスクと物理リスクに分け、受注機会・企業価値、資機材コスト、サプライチェーン、工期・利益への影響を具体化した。ESG推進委員会、供給体制、シナリオ分析による対応も示している。 - FY2021移行リスク・物理リスクと対応体制の明示有価証券報告書
「気候変動は国・地域を超えて世界規模で影響を及ぼす問題であり、当社グループにとって重要な課題であると認識しておりますが、対応の遅れや不足によって以下のリスクが顕在化する可能性があります。」
気候変動リスクを移行リスクと物理リスクに分け、ESG推進委員会、サプライヤーとの供給体制、シナリオ分析による対応を明示している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。」
気候変動・異常気象による事業中断と規制対応リスクについて、発生または重要な変更はないとしている。 - FY2020初出有価証券報告書
「気候変動は世界規模で影響を与える問題であり、気温の上昇や異常気象、これらに伴う自然災害などによって資機材の調達不全やコスト増、施工工事の停止等の事業活動の中断が生じる可能性があります。」
気候変動による資機材調達不全、コスト増、工事停止と、温暖化対策規制強化に伴う対応費用を新たなリスクとして明示している。