有利子負債の圧縮と自己資本の充実による経営安定化
FY2016に初出。32回の記載のうち16回が「前進」で、最初の「前進」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026。
世紀東急工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年早い。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに42社。
- FY2026前進有価証券報告書
「2026年3月末現在における現金及び現金同等物の期末残高は14,437百万円(前連結会計年度末は7,751百万円)、有利子負債残高は6,605百万円(前連結会計年度末は6,706百万円)、自己資本は44,215百万円(前連結会計年度末は41,692百万円)、自己資本比率は52.3%(前連結会計年度末は50.5%)、DEレシオは0.15倍(前連結会計年度末は0.16倍)となっております。」
現金及び現金同等物、自己資本、自己資本比率が増加し、有利子負債とDEレシオは低下した。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し3,530百万円減少の37,333百万円となりました。仕入債務が減少したことなどにより流動負債は3,543百万円の減少となり、また、固定負債は13百万円の増加となりました。」
貸借対照表上、短期借入金は5,106百万円から5,202百万円へ増加し、長期借入金は1,600百万円から1,550百万円へ減少した。借入金合計は46百万円増加しており、有利子負債の圧縮という観点では小幅に悪化している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「短期借入金 106 203 長期借入金 6,700 6,650」
短期借入金の増加97百万円が長期借入金の返済50百万円を上回り、借入金合計は前連結会計年度末の6,806百万円から6,853百万円へ47百万円増加した。有利子負債の圧縮という観点では小幅に悪化している。 - FY2024対処有価証券報告書
「また、配当金の支払や長期借入金の返済による支出などにより、財務活動によるキャッシュ・フローは2,823百万円の資金減少(前年同期は2,022百万円の資金減少)となっております。2024年3月末現在における現金及び現金同等物の期末残高は13,440百万円(前連結会計年度末は8,173百万円)、有利子負債残高は6,806百万円(前連結会計年度末は6,906百万円)となっております。」
長期借入金の返済を行い、有利子負債残高は前年度末から100百万円減少した。一方、現金及び現金同等物は5,267百万円増加した。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「短期借入金 106 203 長期借入金 6,800 6,725」
短期借入金と長期借入金の合計は、2023年3月末の6,906百万円から2023年12月末の6,928百万円へ22百万円増加した。長期借入金は減少したが、短期借入金の増加が上回っており、有利子負債の圧縮という観点では小幅に悪化している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「短期借入金 106 203 長期借入金 6,800 6,750」
短期借入金と長期借入金の合計は、2023年3月末の6,906百万円から2023年9月末の6,953百万円へ47百万円増加した。短期借入金の増加が長期借入金の返済を上回っている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「短期借入金 106 203 長期借入金 6,800 6,775」
短期借入金と長期借入金の合計は、2023年3月末の6,906百万円から2023年6月末の6,978百万円へ72百万円増加した。有利子負債の圧縮・財務安定化の観点では、借入残高が小幅に増加している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「短期借入金 107 203 長期借入金 6,900 6,825」
貸借対照表上、短期借入金と長期借入金の合計は前連結会計年度末の7,007百万円から7,028百万円へ21百万円増加し、有利子負債残高は前年度末比で増加している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「短期借入金の純増減額(△は減少)95 長期借入金の返済による支出△50」
短期借入金の純増加95百万円が長期借入金の返済50百万円を上回り、有利子負債残高は前年度末の7,007百万円から7,053百万円へ増加した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「なお、2022年3月末現在における現金及び現金同等物の期末残高は128億14百万円(前連結会計年度末は140億35百万円)、有利子負債残高は70億7百万円(前連結会計年度末は50億7百万円)となっております。」
有利子負債残高が前年度末の50億07百万円から70億07百万円へ増加した。自己資本比率は51.7%としている。 - FY2021-Q3長期借入金増加有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し18億55百万円増加の398億78百万円となりました。仕入債務や未成工事受入金が減少したことなどにより流動負債は25億円の減少となりましたが、長期借入金が増加したことなどにより固定負債は43億55百万円の増加となりました。」
有利子負債の圧縮を進めてきた流れに対し、当第3四半期末は長期借入金の増加により固定負債が前連結会計年度末比43億55百万円増加した。 - FY2021-Q2前進有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し42億11百万円減少の338億11百万円となりました。流動負債は、仕入債務が減少したことなどにより38億21百万円の減少となり、また、長期借入金や退職給付に係る負債の減少などにより、固定負債は3億90百万円の減少となりました。当第2四半期連結累計期間におきましては、期末配当金の支払に加え、借入金の一部返済を実施したことなどにより、財務活動によるキャッシュ・フローは21億6百万円の資金減少(前年同期は23億12百万円の資金減少)となりました。」
借入金の一部返済を実施し、固定負債は3億90百万円、負債合計は42億11百万円減少した。有利子負債の圧縮が進んでいる。 - FY2021-Q1前進有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し20億78百万円減少の359億44百万円となりました。流動負債は仕入債務が減少したことなどにより18億15百万円の減少となり、また、固定負債につきましては借入金の一部返済等により2億63百万円の減少となりました。」
借入金の一部返済等により固定負債が263百万円減少し、負債合計も前連結会計年度末から20億78百万円減少した。有利子負債の圧縮が続いている。 - FY2020前進有価証券報告書
「自己資本の状況につきましては、剰余金の配当10億90百万円の支払などの減少要因はありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益65億44百万円を計上したことにより、当連結会計年度末における期末残高は366億32百万円(前連結会計年度末は315億43百万円)となり、また、有利子負債残高につきましては7億72百万円(前連結会計年度末は24億4百万円)となっております。」
自己資本は315億43百万円から366億32百万円へ増加し、有利子負債は24億04百万円から7億72百万円へ減少した。 - FY2020-Q3前進有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し24億58百万円増加の418億21百万円となりました。流動負債は、未成工事受入金が増加したことなどにより31億63百万円の増加となりましたが、長期借入金や退職給付に係る負債の減少などにより固定負債は7億4百万円の減少となりました。」
長期借入金等の減少により固定負債が前連結会計年度末から7億4百万円減少し、有利子負債の圧縮が続いている。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におきましては、期末配当金の支払に加え、借入金の一部返済を実施したことにより、財務活動によるキャッシュ・フローは23億12百万円の資金減少(前年同期は8億5百万円の資金減少)となりました。」
借入金の一部返済を実施し、長期借入金は前連結会計年度末の665百万円から450百万円へ減少した。有利子負債の圧縮が続いている。 - FY2020-Q1前進有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し31億40百万円減少の362億21百万円となりました。流動負債は仕入債務や独占禁止法関連損失引当金が減少したことなどにより27億97百万円の減少となり、固定負債につきましては借入金の一部返済等により3億43百万円の減少となりました。」
借入金の一部返済等により固定負債が343百万円減少し、負債合計も前連結会計年度末から31億40百万円減少した。 - FY2019前進有価証券報告書
「自己資本の状況につきましては、剰余金の配当4億3百万円の支払などの減少要因はありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益34億80百万円を計上したことや退職給付に係る調整累計額の変動などにより、当連結会計年度末における期末残高は315億43百万円(前連結会計年度末は280億98百万円)となり、また、有利子負債残高につきましては24億4百万円(前連結会計年度末は40億8百万円)となっております。」
自己資本は280億98百万円から315億43百万円へ増加し、有利子負債残高は40億08百万円から24億04百万円へ減少した。 - FY2019-Q3前進有価証券報告書
「当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し64億13百万円減少の376億80百万円となりました。流動負債は、仕入債務が減少したことなどにより44億79百万円の減少となり、また、長期借入金や退職給付に係る負債の減少などにより、固定負債は19億33百万円の減少となりました。」
長期借入金は前連結会計年度末の30億円から13億96百万円へ減少し、負債・借入金の圧縮が進んだ。 - FY2019-Q2前進有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におきましては、期末配当金の支払に加え、借入金の一部返済を実施したことにより、財務活動によるキャッシュ・フローは8億5百万円の資金減少(前年同期は10億88百万円の資金減少)となりました。」
借入金の一部返済を実施し、長期借入金は前連結会計年度末の30億円から25億円へ減少した。有利子負債の圧縮が続いている。 - FY2019-Q1前進有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し39億76百万円減少の401億17百万円となりました。流動負債は仕入債務が減少したことなどにより33億60百万円の減少となり、固定負債につきましては借入金の一部返済等により6億16百万円の減少となりました。」
借入金の一部返済等により固定負債が616百万円減少した。長期借入金も30億円から25億円へ減少しており、有利子負債圧縮が進んでいる。 - FY2018前進有価証券報告書
「なお、長期借入金の返済などにより財務活動によるキャッシュ・フローは、16億84百万円の資金減少(前連結会計年度は設備投資資金の調達を行ったことなどにより18億15百万円の資金増加)となっております。なお、自己資本の状況につきましては、剰余金の配当6億86百万円の支払などの減少要因はありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益22億74百万円を計上したことや退職給付に係る調整累計額の変動などにより、当連結会計年度末における期末残高は280億98百万円(前連結会計年度末は260億72百万円)となり、また、有利子負債残高につきましては40億8百万円(前連結会計年度末は50億8百万円)となっております。」
長期借入金の返済により、有利子負債残高は前期末の50億08百万円から40億08百万円へ減少し、自己資本は260億72百万円から280億98百万円へ増加した。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「流動負債は、未成工事受入金が増加したことや独占禁止法関連損失引当金を計上したことなどにより45億17百万円の増加となりましたが、長期借入金や退職給付に係る負債の減少などにより、固定負債は18億11百万円の減少となりました。」
長期借入金は前連結会計年度末の40億円から30億円へ減少し、有利子負債の圧縮が進んだ。 - FY2018-Q2前進有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におきましては、期末配当金の支払に加え、借入金の一部返済を実施したことにより、財務活動によるキャッシュ・フローは10億88百万円の資金減少(前年同期は10億88百万円の資金減少)となりました。」
借入金の一部返済を実施し、長期借入金は前連結会計年度末の40億円から35億円へ減少した。 - FY2018-Q1前進有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し7億80百万円減少の395億90百万円となりました。流動負債は未成工事受入金が増加したことなどにより43百万円の増加となりましたが、固定負債につきましては借入金の一部返済等により8億24百万円の減少となりました。」
借入金の一部返済により固定負債が8億24百万円減少し、有利子負債圧縮が進んだ。 - FY2017設備投資資金調達による有利子負債増加有価証券報告書
「なお、当社グループでは従前より、安定した経営基盤を構築するため積極的に有利子負債の圧縮を進めてまいりましたが、当連結会計年度におきましては設備投資資金の調達を行ったことなどにより財務活動によるキャッシュ・フローは、18億15百万円の増加(前連結会計年度は16億3百万円の減少)となっております。なお、自己資本の状況につきましては、剰余金の配当6億86百万円の支払や退職給付に係る調整累計額の変動などの減少要因はありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益56億21百万円を計上したことにより、当連結会計年度末における期末残高は260億72百万円(前連結会計年度末は212億31百万円)となり、また、有利子負債残高につきましては50億8百万円(前連結会計年度末は25億8百万円)となっております。」
有利子負債の圧縮を進めてきた一方、設備投資資金を調達した結果、有利子負債残高は25億08百万円から50億08百万円へ増加した。 - FY2017-Q3長期借入金の増加有価証券報告書
「また、長期借入金が増加したことなどにより固定負債は21億12百万円の増加となりました。」
有利子負債の圧縮を掲げていた従来の流れに対し、当第3四半期末には長期借入金が15億円から40億円へ増加している。 - FY2017-Q2前進有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におきましては、期末配当金の支払に加え、借入金の一部返済を実施したことにより、財務活動によるキャッシュ・フローは10億88百万円の資金減少(前年同期は10億7百万円の資金減少)となりました。」
借入金の一部返済を実施し、長期借入金は15億円から10億円に減少した。 - FY2017-Q1前進有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し32億89百万円減少の330億23百万円となりました。流動負債は、仕入債務が減少したことなどにより26億41百万円の減少となり、また、固定負債につきましては借入金の一部返済等により6億47百万円の減少となりました。」
四半期末に借入金の一部返済が進み、長期借入金は15億円から10億円に減少した。 - FY2016初出有価証券報告書
「中長期的には建設投資の縮小による競争激化が避けられない見通しのもと、当社では有利子負債の圧縮、自己資本の充実を図るなど、当社の信頼性確保と経営安定化の早期実現に取り組んでおります。」
財務活動によるキャッシュ・フローの減少を通じた借入返済と、利益蓄積による自己資本充実を経営課題としている。