フライアッシュPC橋による耐久性向上と環境負荷低減
FY2016に初出。7回の記載のうち6回が「前進」で、最初の「前進」はFY2023。直近の記載はFY2026。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに2社。
- FY2026前進有価証券報告書
「当社では、蒸気養生なしに必要な初期強度を得られる「スチームレスプレキャストコンクリート」を開発し、2025年度に東北地方整備局発注のプレキャストPC桁において実用化され,実績が2件目となりました。2025年度までにスチームレスプレキャストコンクリートを用いたプレキャストPC桁のJISを取得した工場が2工場となり、全工場への展開を進めています。」
スチームレスプレキャストコンクリートは2件目の実用化に進み、JIS取得工場も2工場となった。 - FY2025前進有価証券報告書
「当社では、蒸気養生なしに必要な初期強度を得られる「スチームレスプレキャストコンクリート」を開発し,2024年度に岡山県発注のプレキャストPC桁において初採用されました。またコンクリート材料においては製造時に多くのCO2を排出するセメントを、CO2排出量が少ない高炉スラグ微粉末に70%以上置換し」
蒸気養生を不要とする環境負荷低減コンクリートが、2024年度に岡山県発注のプレキャストPC桁で初採用された。さらにセメントを高炉スラグ微粉末に70%以上置換する技術の開発を進めている。 - FY2024前進有価証券報告書
「蒸気養生を不要とすることが可能な常温で高い初期強度を発現するプレキャスト部材用の速硬コンクリートの開発を行い,実用化することができました。」
蒸気養生を不要とする速硬コンクリートについて、前年度の製造試験・実用化検討から実用化できた段階へ進展した。 - FY2023前進有価証券報告書
「従来、プレキャスト部材の製造時にはコンクリートの初期強度発現を促進させるため蒸気による加熱養生を行ってきました。蒸気養生は重油を燃料とするボイラーにより稼働するため多くのCO2が排出されます。このため、常温で高い初期強度を発現するプレキャスト部材用の速硬コンクリートを開発し、蒸気養生を不要とすることが可能となりました。部材製造試験が完了し、実用化の検討を進めています。」
環境負荷低減の取り組みが、フライアッシュ等の混和材利用に加え、蒸気養生を不要とする速硬コンクリートの製造試験完了・実用化検討へ進展した。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社は、フライアッシュを用いたPCT桁橋を、石川県の宮坂歩道橋において施工しており、今後もフライアッシュを用いたPC橋の普及を図り、良質な社会資本整備と地球環境の保全に貢献してまいります」
フライアッシュの利用を、PC構造物の耐久性向上、CO2排出量低減、未利用資源活用につなげる取り組みとしている。