新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動・民間工事への影響
FY2020に初出。15回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021-Q3。直近の記載はFY2025。
佐田建設がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年遅い。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに56社。
- FY2025削除有価証券報告書
「経済活動の正常化や雇用・所得環境の改善が進み、また旺盛なインバウンド需要の高まりなどにより、景気は緩やかな回復基調で推移しました。」
本年度の経営環境・リスク記載では、新型コロナウイルス感染症による経済活動への直接的な影響は明示されず、経済活動の正常化が記載されている。 - FY2024-Q3後退有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、アフターコロナ期への移行が進む中で、社会・経済活動は緩やかな回復基調で推移しました。」
新型コロナウイルス感染症による経済活動への影響について、アフターコロナ期への移行と社会・経済活動の回復基調を記載しており、従来の感染再拡大・急速な悪化という表現からは弱まっている。ただし、地政学的リスクや円安・資源価格高騰による不透明感は継続している。 - FY2024-Q1後退有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症への引き下げに伴い、社会経済活動も緩やかに持ち直しが見られました。」
感染症の5類移行と社会経済活動の持ち直しを記載し、感染症による経済活動への影響に関する表現は前期より弱まっている。一方、先行き不透明感は継続している。 - FY2023後退有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症による規制が徐々に緩和され、社会経済活動も緩やかに持ち直しが見られました。」
感染症による経済活動への影響について、規制緩和と社会経済活動の持ち直しを記載しており、前期までの急速な悪化・再拡大という表現からは弱まっている。ただし、先行き不透明感は他の外部要因とともに継続している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の終息への道筋がまだ見えず、ウクライナ情勢の長期化といった地政学的リスクも重なり、資源価格の上昇、急激な円安の進行、長期金利の上昇など先行きの不透明感が増しております。」
新型コロナウイルス感染症の終息見通しが立たないとし、地政学的リスク、資源価格上昇、急激な円安、長期金利上昇も重なって先行きの不透明感が増したとしている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症は、8月をピークに第7波は落ち着き始めたと見られるものの、秋以降の第8波のリスクに加え、インフルエンザとの同時流行の可能性も懸念され、ウクライナ情勢の悪化といった地政学的リスクも重なり、資源価格の上昇、急激な円安の進行など先行きの不透明感が増しております。」
第7波の沈静化が見られる一方、第8波のリスク、インフルエンザとの同時流行、地政学的リスク、資源価格上昇、急激な円安を新たにまたは継続的な懸念として挙げ、先行きの不透明感が増したとしている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の第7波の到来や、ウクライナ情勢の悪化といった地政学的リスクも重なり、資源価格の上昇、急激な円安の進行など先行きの不透明感が増しております。」
新型コロナウイルス感染症の第7波、ウクライナ情勢の悪化、資源価格上昇、急激な円安を挙げ、感染症・経済活動への外部リスクの不透明感が増したとしている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大は、ワクチン接種の進展や治療薬の開発に伴い徐々に終息に向かっていくものと想定しておりますが、新変異種(オミクロン株)による感染急拡大により、先行きの不透明感が続いております。」
ワクチン接種・治療薬開発による収束を想定する一方、オミクロン株の感染急拡大により感染症リスクに伴う不透明感が継続している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大は、ワクチン接種の進展や治療薬の開発に伴い徐々に終息に向かっていくものと想定しておりますが、新変異種(オミクロン株)による感染急拡大により、先行きの不透明感が続いております。」
ワクチン接種や治療薬開発による収束を想定する一方、オミクロン株の感染急拡大により不透明感が続くと記載している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルスワクチン接種の進展に伴い新型コロナウイルス感染症の感染拡大は徐々に終息に向かっていくものと想定しておりますが、変異株による感染再拡大が懸念され、先行きの不透明感が増しております。」
ワクチン接種の進展による収束を想定する一方、変異株による感染再拡大と先行きの不透明感の増加を記載している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的感染拡大が、国内外の経済活動に大きく影響を及ぼし、先行きの不透明感が増しております。」
新型コロナウイルス感染症の世界的拡大が国内外の経済活動に影響し、先行きの不透明感が増したと記載している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の第三波とみられる再拡大が、国内外の経済活動に大きく影響を及ぼし、先行きの不透明感が増しております。」
新型コロナウイルス感染症の第三波とみられる再拡大が国内外の経済活動に大きく影響し、先行きの不透明感が増したと記載している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「なお、新型コロナウイルス感染症による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。」
新型コロナウイルス感染症による事業への影響について、引き続き状況を注視する方針を記載している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、内需、外需とも急速に悪化し、5月25日に緊急事態宣言の全面解除を受け、徐々に新型コロナウイルス感染拡大前の生活を取り戻す動きが期待されておりますが、感染の再拡大や景気の不透明感などの懸念もいまだ大きく残っており、先行きの不透明な状況が続いております。」
新型コロナウイルス感染症拡大による内需・外需の急速な悪化を記載し、前年度に示した経済活動への影響リスクが実際の経済環境に現れたことを示している。 - FY2020初出有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大が当社の想定を超える規模で発生し、事業運営が困難になった場合、当社グループの財政状態や経営成績等に大きな影響を与える可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症の拡大を、事業運営、財政状態、経営成績に影響し得る独立したリスクとして初めて明示している。