日銀は9月の決定会合で政策金利を1.25%へ引き上げ、利上げペースを3か月ごとへ加速させた。今後は10月の展望レポートで物価の2%定着が課題となる新局面が焦点となる。
日銀は9月18日の金融政策決定会合で政策金利を1.25%に引き上げ、マイナス金利の解除から金利正常化へと踏み出した。3年半ぶりの利上げで中立金利レンジの上端に接近したことが示唆された。
日銀は中東情勢の不安定化による原油価格上昇の影響を受けつつ、物価上振れリスクに対して従来のペースよりも速い利上げを検討したとされる。決定会合後の説明で今後の物価動向が注目される局面に入った。
日銀の関係者は、物価上昇率が2%に近づくとの認識を示しつつ、今後は「物価を2%程度でいかに定着させるか」が重要なポイントになると語った。展望レポートの物価見通しが焦点になるとみられる。
この背景には、今年4月以降の利上げ準備と、政策運営の局面変化という文言がすでに示唆されていたことが挙げられる。