みずほ証券の浜本吉郎社長は企業と投資家をつなぐ戦略を推進しており、スペースXのIPOを機に日本の投資家と世界の案件を結ぶ役割を強化すると述べた。
日本の株式市場には海外投資家の期待が高まっており、適度なインフレ環境の中で資産形成が広まっているとの認識がみずほ証券の浜本吉郎社長の見解として示される。政府の新NISAのスタートや個人・機関投資家の日本株への関心が強まっているとの指摘がある。
スペースXのIPOでは日本の資金調達額が約3500億円となり、日本でみずほ証券が約8割を販売した。みずほ証券は主幹事団入りし、米国企業の資金調達を日本市場へつなぐ役割を強調した。
みずほ証券は楽天証券と提携しマス層の接点を活用する一方、富裕層・ミドル層へのサービス強化を進めている。オーナー経営者への資産運用提案を一体的に提供する体制づくりや、営業担当者の質の均一化を進める方針だ。
今後は買収したグリーンヒルやアベンダスとの連携を深め、海外資金のインバウンド・アウトバウンド双方を強化。2030年度には両社の資産規模を212.2兆円程度まで拡大する試算を掲げ、日本市場と海外投資家の橋渡し役としての役割を重視する。