日銀は10月利上げを見送る公算が大きいとの見方が広がる一方、米国の利上げ圧力が強まり先行きは不透明だ。
日銀は今月29~30日の日程の金融政策決定会合を前に、10月の利上げを見送りる公算が大きいとみられている。一方、米国からの利上げ圧力が強まっていることが市場観測に影響を与えている。ブルームバーグは日銀が今月の会合で利上げを見送る公算が大きいと伝え、12月の可能性は排除されていないと報じた。
日銀の小幅派閥の審議委員が「利上げに過度に慎重になることはない」と発言したことが、米国でのインフレ懸念を背景に10月利上げ論を再燃させた。米国側の動向次第で日米金利差の動向が再び市場の焦点となっている。
日経平均は15日、前日比約3318円安の6万4425円95銭と大きく下げ、連続利上げの局面が市場に与える影響が懸念された。米国の金融政策動向次第で株式市場の反応は左右される見通しだ。
FRBの今月末の会合は中間選挙の1週間前に控えるため、利上げ実行の可否は慎重に見極められる見通しで、日銀が年内に利上げに動くかどうかも米国の動向次第と見られている。