日銀は10月30日の金融政策決定会合で政策金利を据え置く公算が大きいとされ、2カ月連続の利上げは回避される見通し。一方、12月に再び利上げに動く可能性は残っており、金利市場は12月までの行動確率を高めている。
日銀は10月30日の金融政策決定会合で政策金利を据え置く方向に傾いていると伝えられており、2カ月連続の利上げは避けられる見通しだ。ただし、12月までに再利上げに動く可能性は残っている。
為替市場では発表直後にドル/円が一時158円台に上昇し、円安基調が続く展開となった。オーバーナイト・インデックス・スワップのデータでは、今月の利上げ確率が約10%、12月までに行動する確率が約88%と高まっている。
植田総裁は基礎的インフレ率が2%目標に近づいていると述べつつ、物価がこの水準で安定することが重要だと指摘した。日銀は高油価の影響や食品消費税の時限的引き下げを評価する方針を示した。
今後の焦点は、日銀が10月会合での政策決定をどう位置づけるかと、12月の利上げを含む政策転換のタイミングになる。市場の視線は10月据え置きから12月の動向へ移っている。