31日の東京商品取引所でドバイ原油先物中心限月が前週末比で2000円超の上昇となった。米国とイランの攻撃の応酬再開が中東情勢への警戒感を高め、ニューヨーク原油の上昇とともに外為市場で円安・ドル高が進んだことが買いを支えた。
31日、東京商品取引所のドバイ原油先物中心限月は前週末比で2000円超高となり、ニューヨーク原油先物の上昇も背景に全体の上げをけん引した。市場関係者は米国とイランの攻撃の応酬再開を受けて中東情勢への警戒感が強まっていると指摘し、投資家の買いが入ったとの声を伝えた。
取引は日中の立ち会いで中心限月の約定が2027年1月限のみとなり、出来高は2桁台と薄い。市場ではアジア時間の市場参加者不足と、報道の見出し次第で原油価格が振れやすい側面があるとの見方が出ている。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測を背景に、外為市場で円安・ドル高へと振れたことが相場の上昇を後押ししたとの指摘もある。小口の買いが中心となり、相場は限定的な売買で推移したとの見方がある。
全体として、短期的にはアジア時間の取引量の薄さとニュースヘッドライン次第の反応が、原油相場の変動要因として残るとの見方が示された。