日銀の追加利上げ観測が市場で高まる一方、円はドルに対して1ドル=150円台後半で推移。背景には日銀への疑念が根強いとされる。
日銀が年内に再び利上げに踏み切る確率が高まっているとの見方が強まっており、12月の追加利上げが現実味を帯びている。市場では日銀の政策金利が現状から0.25%ポイント引き上げられ、1.50%程度に達する可能性が指摘されている。
円相場は依然として1ドル=150円台後半で推移しており、利上げ観測が高まるにもかかわらず円高に振れていない。
利上げ観測が強まる大きな理由として、日銀自身が9月の会合で利上げペースを加速させ、以後は「3カ月に1度」というペースが市場で強く意識されるようになったことが挙げられる。これまで市場の認識は「半年に1度」が中心だった。背景には市場の日銀への根強い疑念がある。