26日 Tokyo市場でドル円は157円台を挟んで方向感が出ず、27〜30日のFOMCと日銀会合を前に様子見が強まった。米AI株安と金利動向が円買い圧力となった。
26日の東京外国為替市場でドル円は157円を挟んで方向感を欠く展開となった。仲値公示に向けて157.21円前後まで上昇したが、正午前には156.65円前後へ軟化した。原油高を背景に午後には157円台を回復する場面も見られ、27〜28日のFOMCと29〜30日の日銀会合を控え様子見姿勢が強まった。
今週の焦点は日米の金融政策会合が同時期に迫る中で、次回会合での利上げ時期を巡る当局者の発信にある。声明や記者会見の内容が相場を左右する可能性があるとみられ、AI関連株の動向と米長期金利の推移が円相場の鍵になるとの見方が多い。
米2年債利回りは4.68%前後へ低下したほか、AI・半導体株の下落がドル買いの調整を促し、ドル安・円高の動きを支えた。日経平均は3日続落し、韓国ウォンは対ドルで約2年ぶりの高値圏へ。市場では日銀の展望レポートや植田総裁の会見が注目点として挙がっている。
投機筋の円買いポジションは着実に積み上がっており、CFTCの公表時点で net買いが6万9878枚となった。日銀の12月利上げ観測は依然として材料視されつつも、物価の強さが直ちに円高につながる構図にはなっていない。