10月15日、日経平均は6万5000円の節目を下回り大幅安となり、コアウィーブ社債の急落をきっかけとする信用不安が広がった。今後は個別株の業績を見極めつつ、ディフェンシブ株へ資金を移す動きが想定される。
10月15日の東京市場で日経平均は大きく水準を切り下げ、半導体関連株の下げも大きくなった。急落の要因として前日の米CPIと米新興クラウド企業に加え、コアウィーブ(CRWV)の社債価格急落が挙げられている。コアウィーブはAI半導体を搭載したデータセンターをネオクラウド企業へ貸し出す先駆けであり、14日に社債の満期を巡る報道が伝わったことが信用不安を促した。これにより米国株のハイテク株売りが波及し、日本市場にも影響が及んだ。
今後はコアウィーブをきっかけとした信用不安が収まるかどうかが焦点となる。日米金利上昇の中で株式相場の戻りを試していたが、社債急落がショックとなり相場の不確実性が高まっている。2026年前半に個人投資家に人気だったキオクシアホールディングスの株価も下落し、信用買い残の膨張が損切りを促す要因になっている。