日銀が6月の金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げ、水準は1.0%となった。次の利上げは12月をメインに想定しつつ、10月をリスクシナリオとして野村證券が示した。
日銀は6月の決定会合で政策金利を「1.0%程度」から0.25%引き上げ、誘導水準を1.0%程度へ引き上げた。決定は7対1の賛成多数で、浅田統一郎委員が反対した。総裁の植田和男氏は欠席だった。
声明文のリスク評価には変化が見られ、経済の下振れリスクは一頃より低下、物価リスクは2%基調の上振れを警戒する表現を維持した。実質金利が「きわめて低い水準」にあるとの文言は外れ、金融環境が緩和的であることが強調された。
野村證券は今回の決定を受け、メインシナリオを2026年12月と2027年6月の利上げとしつつ、2026年10月・2027年3~4月・2027年9~10月を新たなリスクシナリオとして想定する。