日銀が今月の利上げを巡る市場関心が高まる中、ビッグステップ実施の可能性が取り沙汰され、円キャリートレードの清算リスクが再浮上している。
日本銀行は今月18日に金融政策決定会合を開き、年内に政策金利を再度引き上げる見通しが市場で広がっている。現状の金利水準は年1.00%で、今回0.50ポイントの引き上げ(ビッグステップ)の可能性も報じられている。
3日午後にはKOSPIを含むアジア主要株式市場が一時的に急落し、その後反発した。市場関係者は円高進行に伴う円キャリートレードの清算懸念が投資家心理を揺さぶったと分析した。
円キャリートレードは低金利の円を借り、ドルなど高金利資産へ投資する資金循環を指す。現在の純売りポジションは2兆円を超えると見積もられ、海外資産市場全体へ影響する可能性があるとの指摘がある。
世界の円キャリートレード資金は1兆ドル超と推計され、過去には2024年7月の利上げ後に清算ショックが生じた事例がある。専門家は現在の金利動向がグローバル資金の流れに与える影響を見守る必要性を示している。