9月の東京都区部CPIが市場予想を上回り日銀の早期利上げ観測が高まったことで、東京市場のドルは157円台半ばへ下落した。午後5時時点の水準と背景を要点で伝える。
2日午後の東京外国為替市場でドル円は157円台半ばへ下落した。終盤は米雇用統計の発表を控えた持ち高調整の売りが強まったとみられる。午後5時現在は157円58銭から59銭、前日比80銭のドル安・円高となった。
午前8時半に発表された9月の東京都区部CPIの総合指数が前年同月比で2.7%上昇して市場予想の2.4%を上回り、日銀の早期利上げ観測が意識されたことから、ドルは一時157円70銭台まで下落した。
仲値公示にかけて国内輸入企業のドル調達と円売りが優勢となり、157円80銭台へ押し戻された後、正午にかけてやや買いが強まり158円台を回復。午後は再び安値圏の157円70~90銭台でのもみ合いとなった。
欧州勢の参入が進む時間帯には下げが加速し、157円50銭台まで値を下げる場面もあった。新材料の不足と米雇用統計発表を前にした持ち高調整の売りが中心だったとの声が多かった。ユーロは対円・対ドルで大幅安となった。