今週の日経平均は5週ぶりの急落となり、AI投資を巡る信用不安が急浮上した。米CPI上振れとSOXの大幅安も重しとなり、半導体・AI関連株に売りが広がった。
今週の東京市場で日経平均は前週末比3706円安の6万5324円と、5週ぶりの下落となった。リスク回避の動きが強まり、木曜には6万4000円を割り込む場面を示した。
米国でAI投資を巡る信用不安が急浮上したことを背景に、AI・半導体関連株に売りが波及し、日米市場で半導体株の総崩れとなる局面があった。特にSOX指数は4%を超える下げとなり、国内市場にも連動した。
翌日以降は反発の動きも見られたが、半導体関連株の押し下げ圧力は残り、韓国株・台湾株の動向にも影響が及んだ。海外市場の動揺を受けつつ、日本株は買い戻しの動きで反発したが、材料出尽くしとの見方も根強かった。
来週はAI関連投資への警戒感の程度と決算発表シーズンの動向が焦点となる。非AI系の好業績銘柄への思惑や、重要指標の発表時期にも注視が必要とされた。