米FRB議長の講演発言を受け、ドル円が160円の節目を再び突破。日銀の植田総裁の対応と円安是正の見通しについて経済専門家の見解が述べられた。
ドル円相場は29日未明に160円を突破し、これまでの最大規模の協調介入後も円安が進んだ。背景には米FRBのウォーシュ議長の発言による9月利上げ観測の強化がある。
ウォーシュ議長はインフレ高止まりが続けば「やるべき仕事がある」と断固たる決意を示し、日米金利差の拡大が円売りを促したとされる。
日銀の植田総裁は「インフレ退治」が遅れているとの見方が市場に広がる一方、日米の量的金融政策の違いが今後も円安材料となるとの声が経済評論家から出ている。
9月会合での利上げサプライズがない限り、円安是正には低い見通しとの見方が専門家の間で示されている。