ゴールドマン・サックスが湾岸の平均産油量が戦闘開始前水準を下回る場合、北海ブレント原油が1バレル120ドルを超える可能性を指摘。米国・ ECB・日銀の利上げ観測が市場の焦点となっている。
原油相場とインフレ要因をめぐる見方が再燃し、湾岸地域の平均産油量が戦闘開始前水準を下回る状況が続く場合、北海ブレント原油が1バレル120ドルを超える可能性があるとの指摘が出ている。これに伴い各国は政策金利の引き上げを検討する見通しが広がっている。
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントは4日のリポートで、米国が9月15~16日と12月8~9日のFOMCでそれぞれ25ベーシスポイントの利上げを行うと予想した。
ドイツ銀行は4日、ECBが9月10日の利上げに加え、12月16~17日の理事会で追加利上げを実施する見通しとした。日銀は原油高止まりを背景に利上げの可能性が意識され、戦後最長の景気拡大局面の継続が見込まれている。
8月の国内企業物価指数(速報値、2020年平均=100)は136.1と前年同月比7.6%上昇。7月の景気動向指数の速報値は上昇し、今後の動向次第で日銀の対応が焦点となる。