今週は9月のCPI発表と大手銀行の第3四半期決算を控え、米国市場は金利動向の行方に神経をとがらせている。
米国株式市場は水曜の9月CPI発表と主要銀行6行の第3四半期決算発表を前に、利上げの是非をめぐる論争が再燃するとの見方が広がっている。市場はFRBが10月のFOMC会合に向けてどう判断するかを探る中で、インフレ指標と決算の組み合わせを注視している。
エコノミストの予想では9月のCPIは前年同月比3.6%の上昇、コア指数は2.5%の上昇が見込まれており、FRBの2%目標に対する現状認識が試される。市場関係者はコアサービスインフレの動向を特に注視しており、金利の道筋が再び変わる可能性を指摘している。
今週はPPIと9月の米小売売上高、金曜日の鉱工業生産指数も発表され、物価圧力と消費の底堅さの全体像が浮き彫りになる見込みだ。銀行決算を控える中、S&P500採用企業の第3四半期利益が30%超の伸びを見込まれているとの分析も伝えられている。
市場は長期金利の上昇を背景に変動を続ける见通しで、10年物米国債利回りは約5.24%で週末を終えた。株式市場はこれを背景に堅調さを維持する一方、銀行決算の結果次第で流れが大きく動く可能性も指摘されている。
銀行決算はJPM、GS、C、WFCが火曜発表、MSとBACが水曜発表と続く予定で、決算の結果次第では安堵の買いが入る可能性があるとの見方がある。市場注目は融資活動と資本市場の状況で、ジョンソン・エンド・ジョンソンやユナイテッドヘルス・グループ、ブラックロックも今週の焦点となる。