ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資収益・評価変動・連結影響
FY2017に初出。25回の記載のうち6回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q2。直近の記載は2026-08-06。
ソフトバンクグループがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに2社。
- 2026-08-06その他決算
「SVF2の投資損失は5億米ドル(801億円):直近取引における評価額上昇などを反映した一部の未公開投資先の公正価値が増加した一方、PayPayやSymboticなどの公開投資先の株価が下落。」
SVF2では未公開投資先の評価上昇と公開投資先の株価下落が併存し、投資評価変動の影響が継続した。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「投資利益3兆9,267億円(前年同期の投資利益:2兆6,510億円)」
投資評価変動リスクについて、投資損益合計が前年同期の2兆6,510億円から3兆9,267億円の利益へ増加した。SVF事業でも3兆4,155億円の投資利益を計上したが、評価変動への依存は継続している。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「投資利益2兆6,510億円(前年同期の投資損失:9,636億円) -SVF事業からの投資利益5,998億円」
前年同期の投資損失から投資利益へ転じ、SVF事業も5,998億円の投資利益となった。ただし、SVF2では累計損失が継続している。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期は公開投資先(注2)の株価上昇や好調な業績のByteDanceの公正価値増加などにより5,313億円の投資利益を計上も、当第3四半期累計期間では主に業績が低迷している未公開投資先(注2)の公正価値が減少した影響で520億円の投資損失に」
SVF投資の評価変動リスクについて、第3四半期単独では公開投資先の株価上昇などにより5,313億円の投資利益を計上し、累計投資損失も520億円まで縮小した。一方、未公開投資先の評価下落リスクは残っている。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「活動開始来累計損益はSVF1で148億米ドルのプラス、SVF2で207億米ドルのマイナス」
SVF2の累計投資損失が拡大し、当上期にもSVF事業から5,833億円の投資損失が計上された。投資評価変動の連結業績への影響が継続している。 - FY2024-Q1四半期損失縮小もSVF2の累計損失は拡大有価証券報告書
「投資損失6,990億円(前年同期の投資損失:2兆8,344億円) -SVF事業からの投資損失130億円」
SVF事業の当第1四半期の投資損失は130億円となり前年同期から大きく縮小した一方、SVF2では活動開始来累計損失186億米ドルが示され、投資収益・評価変動リスクが残っている。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「SVF事業からの投資損失5兆68億円」
世界的な株価下落や未公開投資先の業績・評価下落を背景に、SVF事業の9カ月累計投資損失は5兆68億円となり、投資評価変動の影響がさらに拡大した。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「SVF事業からの投資損失4兆3,535億円」
世界的な株価下落や未公開投資先の評価低下を背景に、SVF事業の上期投資損失が4兆3,535億円となり、投資評価変動リスクが大きく実績化した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「SVF事業からの投資損失2兆9,191億円(うち、外部投資家に帰属する投資損失は6,314億円)」
世界的な株価下落、金利上昇、未公開投資先の評価低下などにより、SVF事業から2兆9,191億円の投資損失が発生した。SVF1、SVF2、LatAmファンドのいずれも投資損失を計上した。 - FY2022-Q3上場投資先の評価損拡大と未上場投資先の評価益が併存有価証券報告書
「上場投資先で合計1兆9,676億円の未実現評価損(純額)を計上(主なものはCoupangに係る損失1兆1,234億円およびDiDiに係る損失6,302億円)」
SVFの投資評価変動リスクについて、CoupangやDiDiなど上場投資先の大幅な評価損が実績化した。一方、未上場投資先では1兆1,543億円の未実現評価益を計上し、投資先ごとの影響差も示された。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「SVF1およびSVF2等からの投資損失8,792億円 ・SVF1:上場投資先の一部エグジットなどにより実現益(純額)7,572億円を計上。未上場投資先で合計7,848億円の未実現評価益(純額)を計上した一方、上場投資先で合計1兆4,217億円の未実現評価損失(純額)を計上(主なものはCoupangに係る損失1兆2,122億円)」
SVF1・SVF2等からの投資損益は上期に8,792億円の損失となり、CoupangやDiDiなど上場投資先の公正価値下落による評価損が大きく発生した。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「SVF1およびSVF2からの投資利益(純額)2兆7,673億円」
SVF投資の評価変動リスクについて、上場投資先の株価上昇や未上場投資先の公正価値上昇などにより、前年同期の損失から大幅な投資利益へ転じた。ただし、評価変動へのエクスポージャーは残っている。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「SVF1およびSVF2からの投資利益(純額)1兆4,116億円。」
SVF投資の評価変動リスクについて、SVF1の未実現評価益804,781百万円、SVF2の未実現評価益537,220百万円などにより、前期の損失から大幅な投資利益へ転じた。ただし、評価変動へのエクスポージャーは残っている。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「ソフトバンク・ビジョン・ファンド等SBIAの運営するファンドからの投資損益は直前四半期から1.4兆円改善し296,577百万円の利益となりました。」
SVF投資の評価変動リスクは、公開株式市場の復調やオンライン事業投資先の公正価値上昇により、直前四半期から大幅に改善した。ただし、投資額752億米ドルに対し公正価値は715億米ドルで、評価変動へのエクスポージャーは残る。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期末において保有する投資の未実現損失(純額)5,379億円:Uber、WeWorkおよびその関係会社3社などの投資先の公正価値が減少」
Uber、WeWorkなどの公正価値下落により、保有投資の未実現損失が純額5,379億円となり、SVF投資の評価変動リスクが大きく実績化した。 - FY2020-Q1前進有価証券報告書
「投資の未実現評価益408,514百万円」
SVF・デルタ・ファンド事業では、OYO、Slack、Doordashなどの公正価値上昇により未実現評価益408,514百万円を計上した。一方、Uberなどでは合計195,326百万円の未実現評価損も計上され、投資評価変動が業績に反映された。 - FY2019前進有価証券報告書
「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業利益は1,256,641百万円となりました(前期は302,981百万円の利益)。」
SVF・デルタ・ファンド事業の通期営業利益が1兆2,566億円へ拡大し、Flipkartの売却益、継続保有投資の未実現評価益、NVIDIAの損失が連結業績に反映された。 - FY2019-Q3利益拡大と評価損発生が併存有価証券報告書
「ソフトバンク・ビジョン・ファンドにおいて、2018年8月にFlipkart Private Limited株式の売却が完了したことに伴い投資の実現益146,682百万円を計上したほか、当第3四半期に当社から移管したUberをはじめ、OYOやWeWorkなどの投資先の公正価値が増加したことにより、未実現評価益693,201百万円を計上したことによるものです。」
SVFではFlipkart売却による実現益と複数投資先の未実現評価益が計上された一方、NVIDIAについては299,539百万円の未実現評価損失も計上され、投資評価変動の影響が利益と損失の双方で現れた。 - FY2019-Q2実現益計上・未実現評価益拡大有価証券報告書
「ソフトバンク・ビジョン・ファンドにおいて、Flipkart Private Limited株式の売却完了に伴い投資の実現益146,682百万円を計上したほか、NVIDIA CorporatoinやOravel Stays Private Limited(OYO)などの投資先の公正価値が増加したことにより、未実現評価益503,769百万円を計上したことによるものです。」
SVFの投資収益がFlipkart売却による実現益とNVIDIA・OYOなどの公正価値上昇による未実現評価益の双方で構成され、評価変動と売却実績が連結業績に反映された。 - FY2019-Q1未実現評価益拡大・売却合意反映有価証券報告書
「このうち、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資の未実現評価損益は244,902百万円の利益でした。」
SVFの未実現評価益244,902百万円が四半期営業利益に計上され、FlipkartのWalmartへの売却合意やWeWork等の公正価値上昇が業績に反映された。 - FY2018未実現評価益の通期計上有価証券報告書
「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業利益は、302,981百万円となりました。その主な要因は、投資の未実現評価損益345,975百万円です。」
SVF・デルタ・ファンドの投資評価変動が通期で営業利益302,981百万円、未実現評価益345,975百万円として連結業績に反映された。 - FY2018-Q3未実現評価益の拡大継続有価証券報告書
「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業利益は、236,427百万円となりました。その内訳は、投資の未実現評価益が251,108百万円、投資先からの利息配当収益が3,744百万円、営業費用が18,425百万円です。」
SVFおよびデルタ・ファンドの未実現評価益251,108百万円が連結営業利益に計上され、投資評価の変動が引き続き業績へ反映された。 - FY2018-Q2未実現評価益の拡大と連結計上有価証券報告書
「SVF営業利益は、186,238百万円となりました。その内訳は、投資の未実現損益が194,336百万円、営業費用が8,098百万円です。」
SVFの未実現評価益194,336百万円が上期の連結営業利益に計上され、投資評価の変動が業績に数値として現れた。 - FY2018-Q1未実現評価損益が連結業績に計上有価証券報告書
「当第1四半期末時点でSVFは投資を行っていませんが、当社からSVFへの移管が決定している株式について、前期末から当第1四半期末までの公正価値の変動額を評価損益として計上しています。」
SVFが投資実行前であるにもかかわらず、移管予定株式の公正価値変動が評価損益として計上された。SVF営業利益は105,229百万円で、未実現評価損益を含む損益変動へのエクスポージャーが具体化した。 - FY2017初出有価証券報告書
「SVFがその投資から期待通りのリターンを得られない場合、ソフトバンクグループ㈱の海外子会社は、SVFの運用成績が一定以上なら支払われる成功報酬を十分に得られず、また、ソフトバンクグループ㈱は、リミテッド・パートナーとしてSVFへの出資から期待通りのリターンを得られない可能性があります。」
SVFの出資コミットメント932億米ドル、ソフトバンクグループ分最大280億米ドルを背景に、投資収益不足、公正価値下落、投資先の連結による業績・財政状態への影響を新たなリスクとして記載した。