印刷需要減少と電子媒体・軟包材への需要シフト
FY2016に初出。34回の記載のうち14回が「再掲」。直近の記載は2026-08-10。
平和紙業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。13社中6社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに10社。
- 2026-08-10再掲決算
「印刷・情報用紙における構造的な需要縮減が継続するなか、物価上昇等による需要停滞の影響もあり、紙・板紙の国内出荷量は前年同四半期を下回るなど、厳しい事業環境が続きました。」
印刷・情報用紙の構造的需要縮減と国内出荷量の前年同期割れを継続して示している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「日本製紙連合会の試算によると、2025年の紙・板紙の内需は、印刷・情報用紙の不振が続き、物価の高騰により消費が停滞し、梱包資材の出荷も振るわなかったことから、紙は前年比4.3%減少し、板紙も前年比1.0%の減少に転じ、縮小しました。2026年についても、引き続き印刷物のデジタル化で印刷・情報用紙が縮減する見通しとなっているほか、コスト削減に伴う需要縮減の影響に加え、物価高騰による消費の減少により、梱包用板紙需要も減少が予測されます。」
2025年の紙・板紙内需について紙4.3%減、板紙1.0%減という縮小実績を示し、2026年も印刷・情報用紙及び梱包用板紙の需要減少を予測している。実績と見通しの双方で需要減少の影響が継続している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「日本製紙連合会の試算によると、2024年の紙・板紙の内需は、印刷・情報用紙の不振が続き、物価の高騰により消費が停滞し、梱包資材の出荷も振るわなかったことから、紙は前年比4.1%減少し、板紙も前年比1.0%の減少に転じ、縮小しました。2025年についても、引き続き印刷物のデジタル化で印刷・情報用紙が縮減する見通しとなっているほか、コスト削減に伴う需要縮減の影響に加え、物価高騰による消費の減少や梱包用板紙需要の停滞が続くものと予測されます。」
2024年の紙・板紙内需が紙4.1%減、板紙1.0%減となった実績を示し、2025年も印刷・情報用紙、梱包用板紙等の需要縮減が続くと予測している。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「紙パルプ業界におきましては、印刷・情報用紙の構造的な需要減少や原燃料高騰に伴う価格改定による需要の冷え込みは依然として続いており、紙・板紙での国内出荷量(日本製紙連合会発表の速報値による)は、前年同期実績を下回りました。」
印刷・情報用紙の構造的な需要減少と、価格改定による需要冷え込みが継続し、紙・板紙の国内出荷量も前年同期を下回った。リスクの影響は実際の業界出荷動向に現れている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「日本製紙連合会の試算によると、2023年の紙・板紙の内需は、印刷・情報用紙の不振が続き、食品等の値上げが相次ぎ消費が停滞し、梱包資材の出荷も振るわなかったことから、紙は7.7%減少し、板紙も前年のプラスから4.5%の減少に転じ、縮小しました。2024年についても、引き続き印刷物のデジタル化で印刷・情報用紙が縮減する見通しとなっているほか、製紙メーカーの値上げに伴う需要縮減の影響や、梱包用板紙需要の停滞も予測されます。」
2023年の内需について紙7.7%減、板紙4.5%減と具体的な縮小実績を示し、2024年もデジタル化、値上げ、梱包用板紙需要停滞による縮減を見込んでいる。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「紙パルプ業界におきましては、印刷・情報用紙の構造的な需要減少や原燃料高騰に伴う価格改定による需要の冷え込みが続いており、紙・板紙での国内出荷量は、前年同四半期実績を下回りました(「日本製紙連合会」統計資料より)。」
印刷・情報用紙の構造的な需要減少と、原燃料高騰に伴う価格改定による需要冷え込みが継続し、紙・板紙の国内出荷量が前年同期を下回った。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「紙パルプ業界におきましては、観光やインバウンド需要の増加から、衛生用紙に回復の兆しが見られるものの、印刷・情報用紙の構造的な需要減少や原燃料高騰に伴う価格改定による需要の冷え込みが続いており、紙・板紙での国内出荷量は、前年同四半期実績を下回りました。」
衛生用紙には回復の兆しがある一方、印刷・情報用紙の構造的な需要減少と価格改定による需要冷え込みが続き、紙・板紙の国内出荷量は前年同期を下回った。 - FY2023悪化有価証券報告書
「2023年には、景気の回復基調やインバウンド需要の回復、さらには脱プラスチック・脱炭素を目的とした紙需要の増加等が期待できるものの、新聞・雑誌等をはじめとする情報・広告分野においては、デジタル化加速等の構造要因から、下押し圧力はさらに継続・加速すると予測されます。」
景気回復や紙化需要への期待を示す一方、情報・広告分野ではデジタル化による需要下押しがさらに継続・加速すると予測している。紙・板紙合計の国内出荷量も前年実績を下回った。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「印刷・情報用紙の需要減少の加速」
従来から続くデジタルシフト等による印刷・情報用紙の需要減少について、今回は減少が加速していると説明している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「紙パルプ業界におきましては、包装パッケージ用途の需要は堅調に推移しているものの、デジタルシフトによる構造的な印刷・情報用紙の需要減少や、原燃料のコスト上昇に伴う製紙メーカー各社の価格改定の影響もあり、紙・板紙合計での国内出荷量は、前年同四半期実績を下回りました。」
包装用途の需要は堅調だったものの、デジタルシフトによる印刷・情報用紙需要の構造的減少に加え、原燃料コスト上昇と価格改定の影響が加わり、紙・板紙合計の国内出荷量が前年同期を下回った。 - FY2022一部回復も構造的下押し継続有価証券報告書
「日本製紙連合会の試算によると、2021年の紙・板紙の内需は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて大きく縮小した2020年から1.6%増と小幅に回復したものの、今後、大きく回復する兆しまでは見られません。2022年には、コロナ禍からの反動増や脱プラスチックによる紙化の動きへの期待はあるものの、デジタル化等の構造要因による下押し圧力は継続すると予測されます。」
2021年の紙・板紙内需は1.6%増と小幅に回復した一方、2022年もデジタル化等による構造的な需要下押しが継続すると見込んでいる。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「こうした需要構造の変化により印刷情報用紙の需要縮減は加速していますが」
紙・板紙全体の出荷は前年同期を上回る一方、デジタル化等による印刷情報用紙の構造的な需要縮減は加速していると説明している。 - FY2022-Q1需要回復の兆し有価証券報告書
「情報伝達媒体のデジタルシフトによる印刷・情報用紙の需要減少も継続しています。ただし、段階的な経済活動の再開に伴いコロナ禍以前の水準までには至らないものの需要回復の兆しが見られ、紙・板紙合計での国内出荷量は前年同四半期実績を上回っております。」
デジタルシフトによる印刷・情報用紙需要の減少は継続する一方、経済活動再開に伴う需要回復の兆しと紙・板紙合計の出荷増加を記載している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「紙パルプ業界におきましては、デジタルシフトによる印刷・情報用紙の構造的な需要減少傾向に加え、新型コロナウイルス感染症の影響による各種需要の大幅な減退が続いており、紙・板紙合計での国内出荷量は前年同四半期実績を大きく下回りました。」
構造的な印刷・情報用紙需要減少に感染症による各種需要の大幅減退が重なり、紙・板紙合計の国内出荷量が前年同期を大きく下回った。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「紙パルプ業界におきましては、市場の構造的要因による印刷・情報用紙の需要減少傾向に加え、新型コロナウイルス感染症の影響による各種需要の大幅な減退により、紙・板紙合計での国内出荷量は前年同四半期実績を下回りました。」
従来の印刷・情報用紙の構造的需要減少に加えて感染症による各種需要の大幅減退が重なり、紙・板紙合計の国内出荷量が前年同期を下回った。 - FY2020悪化有価証券報告書
「日本製紙連合会の試算する紙・板紙の内需予測によると、2020年も紙・板紙合計で前年から2%程度の縮小が見込まれておりますが、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響、さらにはそれに伴うテレワークの普及等により、紙全体の需要動向が急速に、あるいは著しく縮小した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に対して悪影響を及ぼす可能性があります。」
従来のデジタル化・紙媒体からの需要シフトに加え、新型コロナウイルス感染症とテレワーク普及による急速・著しい需要縮小の可能性を追加し、2020年の内需2%程度縮小見通しも示している。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「紙パルプ業界におきましては、5月の大型連休や台風等の自然災害、天候不順による需要減に加え、供給不足による品薄等も影響し、紙及び板紙の荷動きは低調でした。一部に消費税増税前の駆け込み需要も散見されましたが、紙・板紙合計での国内出荷量は前年同四半期実績を下回る結果となりました。」
デジタル化等による構造的な需要減少に加え、大型連休、台風等の自然災害、天候不順、供給不足、消費税増税による需要減退が実際の荷動き・国内出荷量の前年同期割れとして現れている。 - FY2020-Q2需要減要因の追加有価証券報告書
「印刷物のデジタルシフト等の構造的な需要減少、5月の大型連休や天候不順による需要減に加え、供給不足による品薄等も影響し、紙及び板紙の荷動きはパッケージ向け需要の一部を除きともに低調で、紙・板紙合計での国内出荷量が前年同四半期実績を下回る結果となりました。」
デジタルシフトによる構造的な需要減に加え、大型連休、天候不順、供給不足による品薄をマイナス要因として追加し、紙・板紙合計の国内出荷量が前年同期を下回ったと説明している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「しかしながら、市場の構造的要因の影響や連休の増加による営業稼働日減少の影響もあり、全体では前年同四半期実績を下回りました。」
市場の構造的要因による需要へのマイナス影響を引き続き示し、今回は大型連休の増加による営業稼働日減少も売上減少要因として加えている。 - FY2019市場要因の追加有価証券報告書
「しかしながら、2019年の紙・板紙の国内需要については、少子高齢化に加え、紙媒体のデジタル化や包装の簡易化等、市場でのマイナス要因が依然として見込まれる状況にあり、品種ごとに増減のばらつきはあっても、紙・板紙の合計では微減が見込まれています。」
従来の少子化・デジタル化に加えて包装の簡易化を市場のマイナス要因として挙げ、2019年の紙・板紙合計需要が微減する見通しを示している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「紙パルプ業界全般におきましては、段ボール原紙、パッケージ用等の板紙国内出荷量が、食品、通販等の好調な需要に支えられ前年同四半期実績を上回る一方、印刷用紙の構造的な需要減の影響を受け、洋紙全体の国内出荷量は低調で、紙・板紙合計での国内出荷量でも前年同四半期実績をわずかながら下回りました。」
板紙の出荷増加に対し、印刷用紙の構造的需要減により洋紙全体と紙・板紙合計が前年同期を下回る構図を継続している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「印刷情報用紙全体では需要構造の変化による減少が大きく、洋紙全体及び紙・板紙合計の国内出荷量でも前年同四半期実績を下回りました。」
需要構造の変化による印刷情報用紙の需要減少と、洋紙全体・紙及び板紙合計の国内出荷量の前年同期割れを引き続き記載している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「一方、印刷用紙においては一部金融関連、株主総会関連の需要が堅調だったものの、印刷情報用紙全体では需要の減少が大きく、洋紙全体及び紙・板紙合計の国内出荷量でも前年同四半期実績を下回りました。」
印刷情報用紙全体の需要減少が大きいと説明し、洋紙全体および紙・板紙合計の国内出荷量も前年同期を下回った。 - FY2018悪化有価証券報告書
「2018年の紙・板紙国内需要については人口の減少傾向、少子化、紙媒体の電子化シフト等、市場でのマイナス要因が依然見込まれる状況にあり、品目にもよりますが、紙・板紙合計で微減が見込まれています。」
従来の電子媒体への需要シフトに加え、人口減少・少子化を市場のマイナス要因として挙げ、紙・板紙合計の国内需要が微減する見通しを示している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
印刷需要減少や電子媒体への需要シフトを含む既存の事業等のリスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
印刷需要減少や電子媒体への需要シフトを含む既存の事業等のリスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「紙パルプ業界においては、印刷物制作コストの節減志向に加えて、ICT化による用紙需要縮小のマイナス影響が今後も進んでいくものと思われます。」
印刷物制作コストの節減志向とICT化による用紙需要縮小のマイナス影響が、今後も継続・進行すると見込んでいる。 - FY2017再掲有価証券報告書
「紙パルプ業界におきましては、印刷物制作コストの節減や、ICT化による紙の需要構造の変化による売上へのマイナス影響が、今後も継続していくものと見込まれます」
印刷物制作コストの節減とICT化による紙需要構造の変化が、今後も売上にマイナス影響を及ぼすと見込んでいる。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「紙パルプ業界におきましては、印刷物制作コストの節減や、ICT化による需要構造の変化によるマイナス影響が、今後も継続していくものと見込まれます。」
印刷物制作コストの節減とICT化による需要構造変化のマイナス影響が、引き続き継続すると見込んでいる。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「紙パルプ業界におきましては、印刷物制作コストの節減や、ICT化による需要構造の変化によるマイナス影響が今後も進んでいくものと思われます。」
印刷物制作コストの節減とICT化による需要構造変化のマイナス影響が、引き続き進行すると見通している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「企業の印刷物制作コストの縮小化傾向による販売量の減少化や、ICT化による需要構造の変化が今後も一層進んでいくものと思われます。紙器用白板紙においては、容器サイズの小型化や軽量化、軟包材への切り替えが続くと見られ、また印刷用紙においても、制作物の部数減少化やサイズの縮小化、用紙の薄物化に加えて、電子媒体への需要シフトがさらに進行するものと予想されます。」
印刷物の減少、軟包材への切替え、電子媒体への需要シフトを引き続き見通している。 - FY2016初出有価証券報告書
「企業の制作コストの縮小傾向による販売量の減少化や、ICT化による需要構造の変化が今後も進んでいくものと思われます。紙器用白板紙においては、容器サイズの小型化や軽量化、軟包材への切り替えが続くと見られ、印刷用紙においても、制作物の部数減少化やサイズの縮小化、用紙の薄物化に加えて、電子媒体への需要シフトがさらに進行するものと予想されます。」
販売量減少や電子媒体・軟包材へのシフトが既に観察され、今後も進行すると説明している。